基本のミートパイとは違ったパイ
- Chicken(チキン):チキン、または野菜がメインのパイには、グラタンのようなホワイトソースや、ホワイトソースにチーズを加えたチーズソースが使われます。
- Corn Beef(コーンビーフ):オーストラリアのコーンビーフは日本の缶詰とは違い、塩漬けにした牛肉の塊を茹でたポトフのようなもので、ふつうチーズソースで和えてあります。
- Curry /Curried〜(カレー):カレーソースを使ったパイ。タイカレーや、インドカレー、まろやかなオージースタイルカレーなど、店によって使うカレーソースはそれぞれ違います。
オーストラリアならでは!のパイ
- Ned Kelly(ネッド・ケリー):オーストラリアでは知らない人がいない歴史上の人物「ネッド・ケリー」の名前を冠したパイ。店によって具はいろいろですが、パイの中に目玉焼きが入っているのが特徴です。
- Sausage Roll(ソーセージ ロール):パイと同じように人気なのが、このソーセージ ロール。ミートパイにはグレービーソースを使った具が入っていますが、こちらは汁気の少ない具をパイ生地で包んだものです。日本のソーセージとは違い、ハンバーグのような具が入っています。
パイのソース、トッピング
バーベキューソース、トマトソース
パイの具にはソースが使われていますが、ケチャップやバーベキューソースを加えて味変を楽しみましょう。
表面のパイ生地をおもむろにはぎ取り、それにケチャップやバーベキューソースをつけて食べてから、具と底の部分の生地を食べていくのがオージー流。
無料ではなく、使い切りサイズのものを注文するのが普通です(別料金ですが、20円ぐらい)。ケチャップはオーストラリアでは「トマトソース」というので、ケチャップを注文するときは「トマトソース、プリーズ」と言って注文しましょう。
具に使われているグレービーソースを別売りにしている店もあります。
Mushy Peas(マッシーピー)
Mushy Peas(マッシーピー)というのは乾燥したグリーンピースを重曹で戻して茹でたもので、炭酸せんべいのような風味をもったグリーンピースのソースです。
あらかじめパイの具として使い「Steak&Mushy Peas」というようにして売っている店もありますが、トッピングとして別売りにしている店が多いです。
「<自分の注文したいパイの名前>、アンド、ピー、プリーズ」と言って注文しましょう。
南オーストラリアのPie Floater(パイフローター)
南オーストラリアのアデレードなどの都市では、このMushy Peasをスープ状にして、そのスープにパイを浮かべて食べる「Pie Floater(パイフローター)」というのがあります。
他の場所では食べることができないので、南オーストラリアに行くチャンスがあれば、是非試してみてください。
Mushy Peas(マッシーピー)のほか、Mushed Poteto(マッシュポテト)や、Hot Chips(ホット・チップス=フライド・ポテト)を置いている店もあるので、自分の腹具合と相談して注文しましょう。
パイを食べるなら!おすすめのお店
地元民が太鼓判を押すお店を2つご紹介します。どちらもパイ専門店ではなく、パン屋さん+カフェ的なお店なお店なので、パイ以外のメニューも楽しめますよ。
Meldrum's Bakery Cafe (メルドラムス・パイ)/ケアンズ
ケアンズ地元民なら知らない人はいないこの店、日本の旅番組でも取り上げられたこともあります。街のど真ん中にあるので、とっても便利です。
Buck's Bakery(バックスベーカリー)/サンシャインコースト
サンシャインコーストで一番と評判のこのお店は、Landsborough(ランズブロー)という田舎町にあります。
オーストラリア動物園やマレーニーなどの内陸部に行く途中にあるお店なので、そちら方面へ行くときに寄ってもいいですね。
進化を続けるオーストラリアのパイ
パイ生地と具の組み合わせは千差万別!ということで上記でご紹介した以外にも、ラム肉、シーフードなどの具、チリコンカルネ、プルドポークなどのメキシカンな具、ピザ風の具、野菜にフェタチーズを加えたベジタリアン風の具など、紹介しきれないぐらいの種類があります。いろいろ試して自分好みのミートパイを見つけてください。
提供・トリップノート
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