仕事で度々トラブルに見舞われる人は、ミスを起こしやすい原因について、自分で深掘りしてみましょう。今回は、トラブルが起こりやすい3つの傾向から、ミスを繰り返さない改善方法まで紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。

トラブルが起こるのには理由がある! あなたがミスを起こしやすい原因は一体なに?

仕事で度々トラブルに見舞われる人は、自分にミスが起こる原因があるのかもしれません。
今回は、ミスが起こりやすいケース3つと、その対処法までをご紹介。自分はどういった対応が苦手なのか、似たようなミスを繰り返さないようにするためにはどう対処していくべきなのか、しっかりと把握していきましょう。

コミュニケーション不足で起こるトラブル

トラブルが起きるのには理由がある?! 仕事でミスが起こりやすい傾向と改善
(画像=『Cinq』より引用)

ミスが起こりやすい原因は、コミュニケーション不足にあることが最も多いです。
「伝えたつもりが伝えていなかった」という理由が問題であったとしても、言った・言わない問題に発展する場合もあれば、伝えたけれど相手に正しく伝わっていなかったという認識違いが起こるパターンがあります。

ここでの対処法は3つ。
ミスが起こってしまった原因に合わせて改善法を取り入れてみましょう。大切なのは、報告・連絡・相談の「ほうれんそう」です。

対処法1:議事録・メールに残す

まず言った・言わない問題に発展してしまった場合です。自分は相手に伝えたつもりだったけれど、相手には伝わっていなかった。

やりとりの履歴が確認できるメールやチャットであれば、どちらに原因があったのか明確ですが、口頭でのやりとりの場合はどちらに原因があるかはわかりません。こういったケースが多発する場合は、メールや議事録として、話した内容を文章にまとめておく。(メールの場合は)CCで自分以外の誰かを追加しておくことです。

対処法2:人それぞれ感じ方・考え方はちがうということを知っておく

「前に伝えた(教えた)から大丈夫だろう」や「この人ならわかってくれるだろう」というような「〜〜だろう」も危険です。相手は自分と同じではありません。

自己判断で人に任せるのではなく、仕事の要所要所でしっかりとチェックをしていき共有することです。

対処法3:互いの仕事を見える化する

ミスが起こった原因は、お互いの仕事範囲を理解していなかったから、ということが多いです。言い忘れや認識違いはいつ起こるかわからないもの。お互いの仕事内容はその日のタスクをしっかりと共有、見える化しておくことです。不明瞭なことがあれば、すぐに相談ができるようにしっかりと環境を整えていきましょう。

他人のミスにひきづられてしまって引き起こすトラブル

急な仕事を上司から頼まれて、他の仕事が手に回らなくなってしまった……というように他人の仕事の割り込みによって自分のスケジュール管理に失敗してしまうこともあります。

そんな人は仕事の優先度を見極める力をつけることです。
自分のすでに持っている仕事量と、引き受けられる仕事量をうまく可視化しましょう。時には断る力をつけておくことも大切です。

対処法1:仕事のスケジュール・締め切りをしっかりと把握しておく

まずは自分の仕事のスケジュールをしっかりと把握しておくことです。仕事量が多く、引き受けられない場合は「◯◯の準備があるため、対応できません」とハッキリと伝えましょう。締め切りがしっかりと決まっているのであれば「◯日以降であれば、対応できます」と伝えること。

スケジュールがしっかり把握できていれば、仕事の優先順位をつけてそれに取り掛かることができます。

対処法2:飛び込みの場合は、仕事の優先度を上司に確認する

上司が自分に仕事を任せてきたということは緊急度が高い仕事の可能性もあります。その場合は、然りと仕事の優先度について確認をしましょう。

「ここまでは急ぎで」言われたところまで取り掛かる、などと仕事をしっかりと把握することができます。また上司から言われたことを鵜呑みにするのではなく「ここまでは取り掛かります」と自分で判断をすることも大切です。