3.体の仕組みについて概ね理解できている
ヨガのさまざまな叡智の中でも、私は特に哲学と解剖生理学が好きです。
特に解剖生理学の知識があることで、セルフケアは得意中の得意。
家族の中では私が「救急箱」のような存在です。
もちろん医師ではないので診断や治療はできませんが、痛みや苦しみを緩和するお手伝いができたり、セルフケアができたりするのはヨガのおかげです。
2.休む時間を意図的に確保できている
ヨガを学んでもっとも良かったことの一つが「休む練習を定期的にしている」ということです。
私自身ヨガをするまで休むことが苦手で、休むことに罪悪感さえ感じていました。
ところが「ヨガで休む練習をしなさい」と言われ、真剣にリストラティブヨガやインヨガ、シャヴァーサナを学んでいくうちに、休むことがどれほど大事かを理解し、定期的かつ強制的に休むようにしています。
日常ではもちろん睡眠ファーストで日々たっぷり睡眠をとっていますし、デスクワークの最中でも1時間に1回くらいはストレッチやヨガタイムを確保しています。
休むことが上手になったことで、集中力や持久力が逆に高まったこともよかったことです。
1.将来に対する恐れがほとんどない
「腹6部分で老いを忘れる」「運動不足は緩慢な自殺」「執着は苦しみを生む」いずれもヨガから学んだことです。
少食と適度な運動が習慣となりまたお金にも人にも物事にも執着しない、必要最小限で身軽に生きていくことで、将来への不安や恐れはほとんどなくなります。
ここがしっかりしていないと月収が100万越えようと不安になり、「もっともっと」と不安や欲が出てくるのです。
日頃から少食、セルフプラクティス、執着しないを徹底していると消費社会に振り回されず、人と比べず落ち着いて生きられます。
まとめ
ヨガはすぐに結果が出るものではなく、また結果を出すものでもないと思います。
私にとってヨガは「お守り」です。
ヨガの知識と実践があるからこそ、毎日何があっても落ち着いて自分のベターな状態で生きられるのです。
すぐに結果が出ないヨガにもどかしさを感じたり、効果が感じられないからやめよう!と思うこともあるかもしれませんが、必ず後からじわじわとヨガに感謝する日がやってくるはずです。
できるだけ長くヨガを楽しんで欲しいと願っています。
2000年ごろフィットネスクラブでヨガと出会い、その後ヨガスタジオに通うようになる。2009年には200時間のティーチャーズトレーニングを修了。現在の目標は「ヨガを100歳になっても続けていること」。ヨガはお守りのようなもの。心身の状態が良い時も悪い時もバランスを整えて守ってくれる。ヨガの学びとしては2つの全米ヨガアライアンス200時間コースを修了(500h取得中)。著書『寝る前5分の新習慣! 極上の眠りに導く安眠ヨガ』を出版。
提供・yoganess
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