神秘的な碧い渓流や、紅葉の名所として知られる「抱返り渓谷」。田沢湖や角館からも程近く、秋田観光の穴場スポットです。今回は抱返り渓谷に行くならおさえておきたい見どころはもちろん、周辺の観光スポットまでたっぷりとご紹介します。ここまで来たなら、じっくり見ていってけれ♪

抱返り渓谷とは

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(画像=mumin 抱返り渓谷 案内板、トリップノートより引用)

田沢湖や角館をながれる玉川中流にある、全長約10kmの渓谷。東北の「耶馬渓」とも称され、独特の碧い渓流や、大小の滝、手掘りのトンネルなど見どころが沢山あり、紅葉シーズンには多くの観光客で賑わいます。2016年11月現在、「回顧の滝」から奥の道は崩落等により通行止めとなっているため、ここでは回顧の滝までの約1.5km、片道30分程の道のりをご紹介します。

◆紅葉情報
見ごろ:例年10月中旬〜11月上旬
イベント:紅葉時期に合わせて抱返り紅葉祭が開催されます(2020年は未定です)。

いざ!渓流散策へ

抱返り渓谷の石碑

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(画像=mumin 抱返り渓谷、トリップノートより引用)

抱返り渓谷へ着いたら、まずは抱返り渓谷入り口付近にある「石碑」を訪れてみましょう。この写真ではまだ紅葉が始まっておらず、天気も優れませんが、抱返り渓谷を一望するのにオススメの場所です。また石碑から川へ下っていくと、巫女が神霊に助けられたという逸話が残る「巫女石」も見ることができますよ。

抱返神社

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(画像=mumin 抱返神社、トリップノートより引用)

抱返り渓谷を一望したら、いよいよ遊歩道へ進んでいきましょう。抱返り渓谷の遊歩道は、「抱返神社」への参道が入り口となっています。抱返神社の由来は、康平5年(1062年)「源義家」が戦のため川筋を進もうとし、川の流れが静かであることを祈って持仏を懐に入れお守りとして持っていき、無事に還ってきたことから「懐き還る」「懐還神社」と言い伝えられています。

しかし抱返り渓谷の由来は、かつて渓谷を歩く人々がすれ違うとき、互いに抱き合うように返さなければ通れないほどの険しい山道であったことから、その名が付いた説が一般的です。諸説ある歴史に思いを馳せながら、散策してみてくださいね。

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(画像=mumin 抱返神社、トリップノートより引用)