旦那さんの仕事によっては、家事の協力を頼めないこともあると思います。ただ、昨今の旦那さんは協力したいと思っている方が多いようです。大きな差が出るのかもしれない、伝え方などを考えてみましょう。

妊娠したら困りごとが増える?!

妊娠すると、体がどんどんと変わっていってできないことが増えてきます。たとえば、妊娠初期だとだいたい5週くらいからつわりが始まってきます。つわりがひどい場合は、ニオイに敏感になったり、食欲がなくなったりなど、生活がしんどくなってしまいます。

妊娠中の困りごとは他にもたくさんあるでしょう。出産へ向けてホルモンバランスが変わっていくので、いろんな変化があります。食べ物の好みが変わる人も多く、揚げ物以外受け付けないとか、生ものが食べられなくなるなど食事の内容もかなり変わってしまいます。

また、妊娠中はむくみやすくなるので塩分を控えなくてはなりませんし、太りすぎにも注意しなければなりません。

旦那さんに協力を頼んでみては?

妊娠してしまうといろんな制約があるので、ついイライラしてしまいがち。気持ちも不安定になって、家事もおろそかになってしまうんですね。そして家事ができない自分に自己嫌悪を感じてしまう妊婦さんがいるのも事実。妊娠中は一人でなんでもやろうと抱え込むのではなく、誰かに頼るのも大切です。

こなしきれない家事があるとき、第一に頼ってみたいのが旦那さんです。帰宅が遅かったり夜勤が多かったりと仕事が大変な旦那さんだと家事を頼むのはちょっと気が引けますよね。しかし、旦那さんの多くは妻にすべてを任せるのではなく、できれば自分もなにか手伝いたいと思っているそうですよ。ただ、家事へのかかわりは旦那さんよりも妻の方が積極的に行ってきたと思うので、突然協力をお願いして100%こなせるかというとそうではないでしょう。

そこで気を付けたいのがお願いの仕方です。まずは、旦那さんに頼みたい家事の内容や、理解してほしい自分の気持ち体の変化を紙に書きだしてみましょう。頼みたい家事がある場合には、どんなふうにこなしてほしいのか、必要な道具、順番なども書きだしてみると良いですね。
また、家事をどんなふうに助けてもらいたいのか、具体的に考えてみることも大切です。ゴミ捨てであれば分別の仕方、収集の曜日なども書きだして伝えやすくしておきます。その上で、旦那さんにとってどの程度の家事であれば負担にならないのか確認します。
旦那さんも仕事で疲れているので、完璧にはこなせないかもしれませんが、家事を手伝ってもらうことで、妊婦さんの体や気持ち的な負担は軽くなるはずです。