2021年5月から放送される連続テレビ小説『おかえりモネ』のロケ地となり、盛り上がりを見せる気仙沼。漁師町ならではの料理や素晴らしい景色など、見どころたっぷりな港町のおすすめスポットをご紹介します。
1.気仙沼大島大橋
東北最大の離島である気仙沼大島と本土を繋ぐ気仙沼大島大橋(鶴亀橋)は、2019年4月に開通しました。橋脚間の長さは297メートルとアーチ橋としては東日本最大の大きさです。
それまでは長年フェリーが住民の交通手段として用いられてきましたが、東日本大震災時には大島も気仙沼港も深刻な被害を受けました。住民が長期間孤立状態を余儀なくされたことから必要性が認識され、災害時にも対応できるように、震災後に着工し完成しました。
本土からのアクセスがよくなったことで、以前よりも気軽に行けるようになり多くの人が大島へ訪れるようになりました。この橋を渡って大島へと足を延ばしてみましょう。
2.気仙沼大島ウェルカム・ターミナル/野杜海(のどか)
気仙沼大島ウェルカム・ターミナルと野杜海は、大島を訪れて一番最初に通るポイントです。ウェルカム・ターミナルは、橋ができる前に気仙沼本土との間をつないでいたフェリーターミナルの目の前という、素晴らしい景色が広がる場所に建っています。
大島観光案内所があり、地元の名産品も置いてあるので、着いてすぐ、そして帰りにも寄っておくべき場所です。また野杜海にはカフェやお食事処も並んでおり、こちらで食事をするのもオススメ。
ちなみに2021年朝ドラ『おかえりモネ』では、主人公モネが生まれ育った島のシーンは、この大島で撮影されたようで、オフショットにはこのウェルカム・ターミナルも映っていました。大島でロケ地巡りのスポットの一つとして行ってみるのもいいですね。
3.気仙沼 「海の市」
さてここからは大島を離れ、本土のご紹介をしていきます。「海の市」は魚市場に隣接した観光物産施設で、「シャークミュージアム」や「氷の水族館」と言った観光施設の他、新鮮な魚介類を販売店や、気仙沼で水揚げされた魚を使った飲食店が入っています。他では見かけない地元グルメで夏が旬の「マンボウ」も副菜として提供されていたり、漁師町ならではの体験もできます。
4.迎 ムカエル
気仙沼の顔であった内湾地区に活気戻すため、観光集客拠点となる商業施設としてオープンしました。サメ革専門店や衣料品、レストラン、カフェなどが入っており、海側に設けられたテラスから気仙沼湾が一望できる場所です。
気仙沼湾を周遊するフェリーの発着場の目の前ですので、フェリーの待ち時間にも使えます。また、道路向かいにある商業施設「結(ユワエル)」、「拓(ヒラケル)」もでき、内湾エリアはより活気を戻しています。