5.BLACK TIDE BREWING
内湾地区の商業施設「拓(ヒラケル)」には、近年日本でもブームのクラフトビールのブリュワリーが誕生しました。「クラフトビールによるコミュニティーづくり」をキーワードに2020年3月から醸造を開始。当初から話題で人気も高く、国内各地のクラフトビールを扱うバーなどで味わえるようになりつつあります。
小ロットの限定生産が多く、発売してすぐに完売になってしまうものもたくさんあります。また、気仙沼ならではのコラボも多く、人気キャラのホヤボーヤや老舗酒造の男山とのコラボも話題です。
ラベルには気仙沼や海をモチーフにしたものも多く、思わずジャケ買いしてしまいます。ブルワリーには併設されているタップルームもあり、海を眺めながらのビールは最高です。
6.男山本店
1912年に港町気仙沼に創業した、酒蔵の男山本店。昭和初期に建てられた男山本店魚町店舗は、国登録有形文化財で長きにわたり気仙沼・内湾エリアのランドマークとして親しまれていましたが、2011年に被災し3階部分を残して倒壊してしまいました。残されたパーツで100年前の建物を再建することは困難を極めましたが、9年4ヶ月を経た2020年7月に同じ場所に見事再建。そんな男山本店・魚町店舗では、試飲販売とギャラリー見学ができます。
魚町店舗から徒歩3分のところには、男山本店酒蔵があります。1932年に建てられ、国登録有形文化財となっている木造平屋の「客座敷」も隣接しており、予約制で酒蔵見学も行っています。英語でのツアーもあり、海外からのお客様にも人気です。
代表商品で漁師町らしい辛口の「気仙沼 男山」や、魚料理に合う、少し柔らかい味の「蒼天伝(そうてんでん)」、春夏秋冬で味を変えている「美禄」の日本酒3本柱を中心に、商品を展開しています。クラフトビールとのコラボなど新しい挑戦も行いつつ、老舗の看板を守り続ける酒蔵です。
7.赤坂公衆園
日本各地にあるあじさい園。6月頃になると季節の風物詩を楽しもうと多くの人が訪れますが、赤坂公衆園は元々は杉山であった場所を個人が整備し、徐々に紫陽花の数を増やしてきたあじさい園です。入場料は無料で、今や多くの見物客が訪れるスポットとなりました。
個人で造成したものとは考えられないくらい広大で、斜面一面を上から下まで青、水色、紫に染め上げています。斜面の頂点あたりから遠くに気仙沼湾を望む景色は一見の価値ありです。
8.気仙沼漁港
世界最大漁場の一つである三陸沖を総業域にしている大きな水揚げ漁港で、日本の遠洋漁業(主にマグロ)の基地の一つでもあります。カツオ、サメ類、サンマ、カジキなどで日本有数の水揚げ量を誇っており、特産品のフカヒレの生産量は日本一です。
そんな気仙沼漁港は漁船が停泊している港のすぐ真横が一般道になっており、カツオやサンマ、遠洋マグロのシーズンになると各地から船がやってきて漁港にズラリと並んでいる光景を見ることができます。その姿は圧巻でカッコいいの一言です。
大漁旗をなびかせて家族に見送られながら遠洋船が出港する様子はテレビで見かけますが、こんなにも間近で見られる光景はなかなか出会えません。漁の時期に合わせて訪ねてみるのもいいですね。
提供:トリップノート
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