30位:砂の美術館/鳥取
毎年テーマを替えて砂像の展示を行う、世界でも珍しい美術館。展示期間は例年4月から翌年1月ごろで、それ以外の期間にはパネル展示などを行なっています。過去には「砂で世界旅行・南米編」や「砂で世界旅行・ドイツ編」、「砂で世界旅行・ロシア編」などの展示を行いました。
30位:猫の細道/広島
天寧寺の三重塔から艮神社(うしとらじんじゃ)へとつづく約200mの細い路地は「猫の細道」と呼ばれ、まるでジブリの世界に迷い込んだような雰囲気。作家・園山春二氏によって描かれた「福石猫」が路地のいたる所にあるほか、猫にちなんだアート作品がたくさんあり、どこもかしこも猫だらけ!もちろん本物の猫もいますよ。
33位:江島大橋/島根
鳥取県境港市渡町と島根県松江市八束町をむすぶ、全長1,446m、最上部は高さ約45mになる橋です。松江市側の坂が勾配6.1%の急勾配で、まるで壁のよう。坂を上ると車も道も消えて見えることから、インスタ映えスポットとして全国的に話題となっています。最上部からはパノラマビューの景色も楽しめます。
33位:足立美術館/島根
5万坪の日本庭園を有する美術館。米国の日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』の庭園ランキングで長年一位を獲得し、また『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』においても三つ星を獲得しています。背景となる山や空といった借景とともに、まるで額縁に入れられた日本画のような風景を鑑賞できる庭園です。
美術館としては横山大観の作品を130点収蔵しており、本館2階の「横山大観特別展示室」では常時20点ほどを展示。そのほか近代日本画、河井寛次郎らの陶芸、童画などを収蔵・展示しています。
33位:岡山城/岡山
豊臣秀吉の指導をうけて宇喜多秀家が築城し、慶長2年(1597年)に完成。昭和20年(1945年)の空襲で天守閣は焼失しましたが、昭和41年(1966年)に再建されました。外壁に黒漆が塗られており、太陽に照らされると烏の濡れ羽色のように見えるため「烏城(うじょう)」とも呼ばれていました。天守閣の6階からは岡山市街を360°一望する景色が楽しめます。
36位:弥山/広島
厳島神社の神域として、古くから人々に信仰されてきた霊峰。手つかずの原生林が残り、1996年には厳島神社とともに世界遺産に登録されました。ハイキングとして徒歩で登ることもできますが、体力に自信がない方や初めて訪れる場合はロープウェイを利用するのがおすすめ。山頂からは瀬戸内海の美しい絶景を楽しめます。
36位:因島大橋/広島
向島と因島を結ぶ、海抜50m、全長1,270mの橋。”しまなみ海道”を構成する橋梁のひとつで、尾道側からは2番目に渡る橋になります。橋は2層構造になっており、上が自動車道、下が徒歩や自転車で通行が可能。絶景を眺めながら爽快なサイクリングが楽しめます。
38位:おりづるタワー/広島
2016年9月に原爆ドームの隣にオープンした展望スポット。13階にある展望台「ひろしまの丘」はスギやヒノキなどでできており、平和記念公園をはじめとした広島市内の街並みや、天気が良ければ宮島の弥山(みせん)を眺められます。そのほか折り鶴の作成や投函ができるスポットや物産館、カフェを併設。
38位:水木しげる記念館/鳥取
『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる水木しげる先生は、漫画家であると同時に冒険家、妖怪研究家でもありました。館内には妖怪に関する展示だけでなく、そんな水木しげる先生の愛用の品や写真を展示し、生い立ちや誕生の秘密などを詳細に知ることができます。ミュージアムショップでは水木しげる先生の作品のグッズや本、漫画などを販売しており、お土産にぴったりです。
38位:萩城下町/山口
萩藩の拠点だった町。1604年に毛利輝元が萩城を築いてから、260年の間にわたり城下町として栄えました。現在でも江戸時代につくられた街路や武家屋敷、町屋が多く残っており、古地図で歩けると言われています。城跡・旧上級武家地・旧町人地の3地区は、2015年7月に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界遺産に登録されました。