嚴島神社や原爆ドーム、出雲大社などをはじめとする中国地方の観光スポットの中で、トリップノートの6万8千人の旅行好きトラベラー会員(2021年1月現在)が実際に行っている順に、中国地方の人気観光地ランキングをご紹介します!

1位:嚴島神社/広島

(写真=PIXTA)

1996年12月に世界遺産に登録されました。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。

2位:原爆ドーム/広島

(写真=tripnote.jp)

核兵器による惨状をそのままの形で伝える世界で唯一の建造物であることや、核兵器廃絶と恒久平和の大切さを訴える、他に例をみない平和記念碑であることより、1996年12月に世界遺産に登録されました。「二度と同じような悲劇が起こらないように」との戒めや願いをこめ「負の世界遺産」と呼ばれています。

3位:広島平和記念資料館/広島

(写真=PIXTA)

平和記念公園内にある、広島に投下された原爆に関する資料を展示する資料館。廃墟と化した市街の模型や写真、8時15分を指して止まった時計、黒ずんで残る人影の石、白壁に残る油を含んだ黒い雨の後など、生々しい歴史の証拠が展示されています。原爆の仕組みや熱線、爆風、放射線による被害状況も解説されており、核兵器の脅威と平和の尊さを学べます。

4位:平和記念公園/広島

(写真=PIXTA)

元安川と本川に挟まれたとても広い三角地帯にあり、世界の恒久平和を願ってつくられた公園です。園内には原爆ドームをはじめとする施設や、魂のために建てられた原爆死没者慰霊碑などのモニュメントと、世界平和を願うスポットが点在し、公園内を回るだけなら30分~1時間、広島平和記念資料館の見学を含めると3時間程かかります。

5位:出雲大社/島根

(写真=tripnote.jp)

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る古社で、男女の縁をはじめ、幸せや運を結びつけるなど、あらゆる「ご縁」にご利益があると言われています。本殿をお参りしたあと反時計回りに進んで各ご社殿を周るというのが正式な参拝順序。お参りの作法は「二礼、四拍手、一礼」となっています。

6位:鳥取砂丘/鳥取

(写真=PIXTA)

鳥取を旅行するならやっぱり外せないスポット。南北2.4km、東西16kmに広がる砂丘の向こうには雄大な日本海が広がります。日本にいながら異国気分を味わえ、らくだに乗る体験のほかパラグライダー、ヨガ、サンドボードなどのアクティビティも人気です。早朝や夕方には、波打つ砂の模様「風紋」に出会えることも。

7位:倉敷美観地区/岡山

(写真=tripnote.jp)

倉敷は江戸時代に代官所が置かれ天領地として栄えた商業の町。その時代の面影を今にのこすのが「倉敷美観地区」です。塗屋造りの町家や白壁土蔵造りの建物が並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような散策が楽しめます。現在は観光地化されており、レストランやカフェ、美術館、お土産屋さん、宿泊施設などが並び、またデニム発祥の地にちなんだ「デニムストリート」も見どころ。

8位:表参道商店街/広島

(写真=PIXTA)

宮島桟橋から間もなくの神社入口から嚴島神社まで続く、およそ300mの商店街。”清盛通り”とも呼ばれ地元の人や観光客に親しまれており、道の両側にはお土産屋さんや飲食店が軒を連ねています。食べ歩きグルメとして人気を誇る”揚げもみじ”や、宮島の新名物”ぺったらぽったら”など美味しい名物が揃います。

9位:原爆死没者慰霊碑/広島

(写真=PIXTA)

平和都市として再建することを念願し、建立された慰霊碑。石室には亡くなった原爆被爆者の名前を記帳した名簿が納められており、犠牲者の霊を雨露から守りたいという思いから、屋根の部分は埴輪の家形にデザインされています。石室の正面には「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」という言葉が刻まれ、この碑の前で祈る人が後を絶ちません。

10位:原爆の子の像/広島

(写真=PIXTA)

2歳の時に被爆し、10年後に白血病を発病して亡くなった佐々木禎子さんと、原爆で犠牲となった全ての子どもたちに捧げるために建てられた碑。年間を通じて、世界中の人々からたくさんの折り鶴が捧げられていることから、「千羽鶴の塔」とも呼ばれています。頂上には折り鶴をもつ少女、そして側面左右の二体は少年と少女で、明るい希望を象徴しています。