また、第三者委員会の竹内(朗)委員長もおっしゃっていましたが、蔓延するセクハラを許容する体質やガバナンスの甘さはフジテレビだけの問題ではありません。どこの放送局も似たような体質であり、業界全体に共通する問題です。フジテレビだけではなく他の放送局にも真摯な改革をしてほしいと思います」
中居正広、2000年の中絶スキャンダルの内容とは?
現在ネット上では、前述の調査報告書に記された中居の行動などが大きな波紋を呼んでいる。
例えば、2023年6月2日にフジテレビアナウンサー(当時)の女性Aを食事に誘った中居は、ほかの誰にも声をかけなかったにもかかわらず、Aに「メンバー見つからずです~」などとメール。さらに、Aに「隠れ家的な、お店」を探すと伝えながらも、実際はお店に電話をかけるなどの行動をとらず、結局、中居所有のマンションに誘ったという。
委員会はこの時に「性暴力」があったと認定しており、この日以降、心身に不調をきたしたAは、都内病院の消化器内科に入院。この事態を知った中居は同7月、フジテレビ社員のB氏に「協力を願いたい」などと要請したほか、入院中のAに現金100万円を含む見舞い品を届けるようB氏に依頼。しかし、病院の判断でAは見舞い品を受け取らなかったという。
報告書には、このほかにもメールの内容など具体的なやり取りが記載されているが、ネット上では「概ね文春砲のとおりで衝撃」「中居くんの裏の顔が怖い」といった声が続出。そして、一部では00年の中絶スキャンダルを思い出した人もいたようだ。
「まだただの細胞だし、手術だって簡単」
当時の雑誌「噂の眞相」(噂の真相)によれば、中居は飲み屋で知り合った女性と2週に1度程のペースで東京・新宿の高級ホテルを利用して肉体関係を続けており、担当マネジャーもその関係を公認していたとか。
しかし、中居はテレビ朝日の下平さやかアナウンサーと交際を始めたことから、その女性との関係を一度清算。下平アナと別れるとまた女性に連絡をとるようになり、女性は妊娠したという。