2月24日に、ウッチャンナンチャンがMCを務めるバラエティ特番『ウンナン極限ネタバトル!ザ・イロモネア〜笑わせたら100万円〜』(TBS系)が放送された。約8年ぶりに『イロモネア』が復活し、多くの人気芸人が極限状態のお笑いバトルに挑戦することになった。

(画像:『イロモネア』TVer配信ページより)
(画像:『イロモネア』TVer配信ページより)
◆芸人の実力が試される番組、TV関係者が注目

この番組は、簡単に説明するとお題に「一発ギャグ」「ショートコント」「モノマネ」「モノボケ」「サイレント」を設定。60秒の持ち時間で、ランダムに選ばれた観客を笑わせるとステージ突破となる。

お題を見てもわかる通り、オールジャンルの笑いを挑戦者は求められる。全てにおいてハイレベルなスキルが必要で、芸人としての実力が試される番組だ。

また、テレビ関係者の注目度も高く、『イロモネア』がキッカケで売れるなんてケースもある。そこで、すべての芸人の挑戦を見た元テレビ局スタッフが、輝いていた芸人と、評価を落とした芸人を独断と偏見でピックアップし、今後の活躍まで勝手に予測したい。

◆錦鯉のツッコミ芸人に注目

まず、評価を上げた芸人を独断と偏見で紹介する。一番輝いていたのは、サプライズで登場したバナナマンだが、迫る勢いだったのが、M-1王者である錦鯉だ。

錦鯉はチャレンジを達成して賞金をゲットしたが、注目すべきはツッコミ・渡辺隆。

渡辺は大ボケを繰り返す長谷川雅紀の影に隠れがちだが、錦鯉の頭脳として高いスキルを持っている。今回も、普通のサラリーマンにしか見えないビジュアルを活かし笑いを連発。また、長谷川の泳がせ方もうまく緊張感あるステージで落ち着いた動きを見せた。