だからこそ攻めた企画にも挑戦でき、高い人気を維持できているのだろう。
◆出演芸人が炎上を収めたことも。今後も過激な企画に期待!
ちなみに、最近では2024年1月に放送した「テレビのロケが一度も来たことのない店、東京23区内にも探せばそこそこある説」で、店主への芸人の失礼な態度や演出の問題で炎上を起こしたことがあった。
この時は、この企画の出演者だったトム・ブラウンのみちおが、ロケで訪問した店に後日訪れたことをXで報告し視聴者の怒りを収めている。
芸人が番組のフォローをSNSでするのは珍しいが、スタッフと芸人がタッグを組み、いい番組を作ろうという熱い思いを感じられるのは『水曜日のダウンタウン』の魅力となる。今後も、攻めの姿勢は崩さないままで、炎上を起こさない微妙な塩梅でおもしろい企画を作ってくそうだ。
これまで過激なものから知的好奇心を満たすものまで、さまざまな企画を放送してきた『水曜日のダウンタウン』。番組が終了することは無いようなので、今後も笑って感動できる企画を作ってわれわれを楽しませてほしい。
<文/ゆるま小林>
【ゆるま 小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆