ラーメン激戦区の京都。中でもひときわ有名な、四条烏丸のラーメン屋「和醸良麺・すがり」は、外観からすでに特異。行き方・入店方法・注文方法・ラーメン、もろもろの詳細を紹介します。
京都・四条烏丸はラーメン激戦区
京都最大の繁華街が「四条河原町(しじょうかわらまち)」なのですが、四条河原町の徒歩圏内にあるエリアが「四条烏丸(しじょうからすま)」です。
四条河原町を中心とする繁華街エリアを「マチ」と呼ぶ京都の人もいます。そのマチに、四条烏丸もぎりぎり含まれているケースが多いです。
ちなみに、京都観光の移動では京都市バスを使うことが多いのですが、「四条烏丸」駅は「四条河原町」駅の2駅手前です。地下鉄は「四条駅」。
交通の便が京都最強クラスの四条烏丸には、京都を代表するラーメン屋が複数あります。
アメリカやイスラエルだと2千円以上しそうなクオリティのラーメンが、(当然ながら)千円以下で食べられます。
バラエティ豊かでハイレベルな四条烏丸のラーメン屋のなかでも、「すがり」「たか松」「にぼ次朗」あたりは超有名店です。
四条烏丸のラーメン屋「和醸良麺・すがり」
「和醸良麺・すがり」は、一見ラーメン屋には見えない、独特な外観でも有名です。典型的な京町家のたたずまい。「京町家」「隠れ家」などとよく形容されています。
京都の伝統的な普通の民家なので、 「京都のおばあちゃんちに行く」みたいな独特の体験ができます。入店方法も独特です(後述)。
「和醸良麺・すがり」へのアクセス
四条烏丸の交差点から2~300メートルほどで、徒歩3分程度。四条通から新町通を北上し、一本目の路地を右です。ハラール食のラーメン屋「鶏そば Ayam-YA(あやむや)」の真隣にあります(文末に地図あり)。
「和醸良麺・すがり」の雰囲気
外の様子
到底ラーメン屋に見えない外観ですが、 平日でも開店前から人が並んでいます(毎日11:30オープン)。京町家(というか普通の家)の前に人が並ぶという異様な雰囲気があるので、ある意味目立っています。
いちおう、エントランスに「和醸良麺」「営業中」などの看板や札があります。
中の様子
京町家の独特の間取りをうまく使ったアトラクションのような体験ができます。 奥に細長く伸びる通路があり、これは「鰻の寝床」 と呼ばれる、京町家の有名な構造です。
「和醸良麺・すがり」の内部をセクションにわけると、「通路→中庭→飲食スペース」となります。
通路
通路の奥に券売機が1台あり、そこで食券を購入します。後ろに人が並んでいて若干プレッシャーなので、事前にメニューを調べていくことをおすすめします。
中庭
通路で食券を買った後は、この中庭で待ちます。トイレもここにあります。