着床前診断と出生前診断の違い

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

上記を踏まえ、改めて着床前診断と出生前診断の違いについておさらいをしていきましょう◎

着床前診断と出生前診断は受診時期が違う!

『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

着床前診断と出生前診断の大きな違いは検査実施のタイミング。着床前診断は妊娠前に行うのに対し、出生前診断はお子さまを妊娠した後に行います。

但し、これらの検査はともに医師から検査をうけるよう強制されることはまずありません。検査を希望する場合は、自ら医師に相談することをおすすめします◎

着床前診断と出生前診断は対象者が違う◎

『DRESSY』より引用
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◆着床前診断の対象者

直近二回の体外受精・胚移植で妊娠できなかった 胎嚢確認後に二回以上、流産をしている 夫婦いずれかが染色体の構造異常を有している

◆出生前診断の対象者

夫婦いずれかに染色体異常がある 高齢妊娠 過去に染色体異常のある胎児を妊娠・分娩している * 胎児に重い疾患がある可能性がある このように着床前診断と出生前診断では、検査を受ける対象が異なります。いずれにせよ、誰でも手軽に受けられる検査ではないことを理解しておきましょう◎ ## 遺伝カウンセリングの活用も◎
『DRESSY』より引用
(画像=pixabay.,『DRESSY』より引用)

ご自身が着床前診断や出生前診断の対象となった際に、悩むべきことのひとつに「本当に検査を受けるべきなのか」といったことが挙げられるかと思います。

悩んだ際は、自分や家族だけで決めようとするのではなく、しかるべき第三者に一度相談するのもおすすめ。今は幸いにも「遺伝カウンセリング」という病院でのカウンセリングもありますので、こちらを活用するのも良いでしょう◎

遺伝カウンセリングとは?

『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

遺伝カウンセリングとは、遺伝と病気の関係、遺伝病の説明など、必要な情報を丁寧に説明していただくことで、自分またご家族で遺伝について充分に理解し、気持ちや考えを整理する場でもあります。そして今後どのような生活をしていくのか?着床前診断や出生前診断を受けるのか?などを本人の意思で決めていけるようにサポートしてくれる場でもあります。

自分あるいはパートナーはもちろん、将来産まれてくる子どもに遺伝病があるかも!?と思った時に冷静で居られる人はそう多くはないと思っています。どちらかと言うと人生を悲観してしまう人の方が多いでしょう。だからこそ、こういった遺伝カウンセリングなどを活用し、一旦思考を整理することも大切だと思います。

着床前診断と出生前診断

『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

本日は着床前診断と出生前診断の違いについてご紹介しました。これら検査は検査を受ける時期や対象者、検査内容がそれぞれ異なることを知っていただけたかと思います。

またこれら検査は医師から直接検査を強制されるようなことはまずありません。対象者に該当するし、心配だから受けてみたい!という方は、まずは主治医に相談してみましょう◎

提供・DRESSY



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