サウナにハマる人が急増!今、サウナが男女を問わずブームです。サウナで頭の中をスッキリさせて新しいインスピレーションを得たり、会社でサウナ部を作ってコミュニケーションの場にしたりと、ビジネスパーソンの積極的なサウナ活動=サ活が目立っています。多くの人を夢中にするサウナに、一体どんな魅力があるのか調べてみました。
若者の間で熱狂的サウナファンが増加中
ここ数年、サウナがブームになってきました。おしゃれなサウナ施設が登場し、各地でイベントが開催されるなど、気づけばみなさんの周りにも「サウナー(サウナをこよなく愛する人)」が増えていませんか?
もともと日本人はお風呂好き。スーパー銭湯にもサウナが併設されていることが多く、利用者は若者から年配の方まで年代を問いません。ただ、サウナには長らく中高年の楽園といったイメージがありました。また、銭湯やスパ施設などを楽しむ“ついでに”サウナを楽しむという人はいても、“サウナ”だけを楽しむ、という人は少数派だったのではないでしょうか。
サウナに注目が集まり、サウナ浴をとことん追求しだす若者が増えたきっかけといえば、「マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~」の存在が大きいでしょう。2019年にはテレビドラマ化もされ、一気にサウナブームに火が付きました。
とはいえ、まだサウナに対して「ただの熱い部屋」「お風呂で十分」「おじさんくさい」と敬遠している人がいるのも事実。そんな人たちにこそ、サウナの魅力に気づいて欲しい!
サウナの効果、正しいサウナの入り方
まずは公益社団法人日本サウナ・スパ協会の協力のもと、サウナの正しい入り方や楽しみ方をご紹介します!
サウナに入ることで次のような効果が期待されます。
- 肉体的疲労回復
- 健康増進(肩こりや筋肉痛の解消、血圧改善、自律神経の働きを促進)
- 美容効果 など
こうした効果を得るのには適した入浴方法があります。
熱めのサウナ(80~90℃)に8~12分間入り、水風呂か水シャワーをして休息を取り、またサウナへ。これを3回繰り返すのが効果的なサウナ浴です。
サウナ室だけに閉じこもっていてはダメ。「サウナ→水風呂」を1回だけでも不十分。
サウナでじっと汗をかいて水風呂でリセット、そしてまたサウナへ……と往復することで体の不調改善が期待できるのです。
加えて、どんどん気持ちよさも増していくといいます。この気持ちよさをサウナーたちは「ととのう」と呼びます。体の不調も気分の落ち込みやむしゃくしゃも吹っ飛び、まさに心身が整うサウナ。一度「ととのう」感覚を掴めれば、あなたはもはや立派なサウナー!といえるでしょう。
ビジネスシーンに使える「サウナ」
最近では休息スペースが充実しているサウナや、コワーキングスペース併設のサウナなども登場しています。仕事前にサクッとサウナで「ととのえ」れば、新しいアイデアや企画が生まれやすくなる……なんてこともあるかもしれませんね。
またサウナの本場・フィンランドではサウナ外交という言葉もあり、ビジネスシーンでサウナを活用するのはよくある話。スーツを脱いで裸になると、普段はできない本音トークができるかもしれないのだとか。仕事仲間同士でサウナに行けば、チームワークの強化にもつながりそうですね。