効果の高いMCTオイルの選び方
ここまでMCTオイルとは何か、MCTオイルの効果について見てきましたが、どのようなMCTオイルが効果が高いのでしょうか。
効果の高いMCTオイルの選び方をご紹介します。
原料はココナッツ?パームヤシ(アブラヤシ)?
MCTオイルの原料は、ココナッツかパームヤシ(アブラヤシ)です。
一般的にココナッツから抽出されたMCTオイルの方が希少性があり、価格も高いです。
どちらもMCTの成分としては変わりがないのですが、ココナッツ由来の方が酸化しづらく熱に強いという特徴があります。
すぐに使い切る分にはどちらでもあまり変わりがありませんが、原料からこだわりたい人にはココナッツをおすすめします。
成分はC8?C10?C12?
MCTオイルを選ぶとき、この数字はとても重要になります。
このC8・C10・C12という数字はMCTオイルの炭素結合の長さを表し、数字が小さいほど分解吸収が早くすぐにエネルギーになり脂肪としてたまりづらいという特徴があるからです。
ダイエットやエネルギー補給という観点で考えると、C10とC8のみ配合されたMCTオイルを選んだほうが効果的だと言えます。
香りや色が好み?
一口にMCTオイルと言っても、製造元によって違いがあります。
原材料由来のココナッツの風味を強くかんじるものから無味無臭に近いもの、無色のものから黄みがかったものまでさまざまです。
MCTオイルの効果を感じるには、毎日続けていくことが大切です。
毎日取り入れやすい自分好みのMCTオイルを選びましょう。
遮光瓶に入っている?
MCTオイルはもともと劣化しづらいですが、プラスチックではなく遮光瓶に入ったものの方がさらに鮮度や効果をキープできます。
またMCTは一部プラスチックを変形させるおそれがあるため、安全面からみても遮光瓶の方が良いでしょう。
化学添加物は入っている?
MCTオイルを抽出するさいに、化学添加物を使用している商品もあります。
MCTオイルは基本的に毎日摂取するものですから、やはり化学添加物を使用していないナチュラルな製法で作られたものを選ぶようにしたいですね。
原材料の所を確認し、化学添加物の有無を見ておきましょう。
MCTオイルの効果を高める使い方
一般的な植物由来油と構造が違うMCTオイル。
その使い方も一般的な植物由来の油と少し違いがあります。
MCTオイルの効果を高める使い方をみていきましょう。
MCTオイルは朝に摂取する
MCTオイルは脂肪をエネルギーに変えケトン体の生成を促す働きがあります。
ですからエネルギーをあまり使用しない就寝前などではなく、朝から夕方に摂取することが推奨されています。
特に一日の活動がはじまる朝に摂取するのがおすすめです。
ヨーグルトにかけたりコーヒーに入れたりして、自分が取り入れやすい方法で摂取しましょう。
調理には使わない・使えない
MCTオイルはオイルと名前についてはいますが、加熱調理に使うことはできません。
調理に使われる一般的な油よりも発火温度が低く、加熱調理中に発火する恐れがあるからです。
またオリーブオイルなどと違い漬け込み調理にも向きません。
時間がたつと独特なクセのある匂いが出てきます。
MCTオイルは基本的に「すでに出来上がったものにかける」という使い方になります。