最近よく見かける「MCTオイル」。美容や健康面から注目を集める、今話題のオイルです。その理由は女性に嬉しい効果が沢山あるから。この記事ではMCTオイルの効果や選び方、使い方をまとめました。MCTオイルでダイエット成功や美肌を目指しましょう!
MCTオイルについての基礎知識
体に良い、スポーツする人におすすめ、便秘にきく...最近メディアでもときどき取り上げられるようになってきたMCTオイル。
成城石井やカルディといったスーパーでも普通に見かけるようになってきました。
MCTオイルには女性に嬉しい効果が沢山あると言われており、その人気は健康意識・美容意識が高い人を中心にどんどん高まっています。
そんなMCTオイルですが、そもそもMCTオイルとは一体なんなのでしょうか。
なぜ体に良い、美容に良いと言われているのでしょうか。
その効果や効果的な使い方の前に、少しMCTオイルについて基礎知識をおさえておきましょう。
そもそもMCTオイルって何?
MCTとは、「Medium Chain Triglyceride」の頭文字をとったもので、日本語では「中鎖脂肪酸」と訳されます。
中鎖脂肪酸が沢山含まれたオイルとしてはココナッツやパームが有名ですが、MCTオイルはそれらのオイルからMCT(中鎖脂肪酸)だけを精製して作られたものをいいます。
MCT100%のオイルが「MCTオイル」呼ばれるということですね。
MCTオイルとココナッツオイルは別物
MCTオイルはココナッツが原料ではありますが、ココナッツオイルとは全くの別物です。
成分や構造も違いますし、味も全然違います。
ココナッツオイルが独特の風味があるのに対し、MCTオイルは無味無臭であることがほとんどです。
MCTオイルの効果の理由
MCTオイルの効果の理由、それはMCTオイル独特の構造と働きにあります。
■ 分子量が小さく分解されやすい
MCTオイルに含まれる脂肪酸は、一般的な植物油に比べると分子量が半分程度と小さく分解されやすいです。
また小腸から門脈と呼ばれる体の部位を経由して直接肝臓に入るのでエネルギーとして消化されやすく、体脂肪として蓄積されづらいと言われています。
■ ケトン体を生成する
もう一つの働きとして、MCTオイルはケトン体を生成します。
ケトン体はブドウ糖に変わる第2のエネルギー源と言われ、体脂肪を基に作られます。
体にさまざまな効果をもたらすので、美容分野だけではなく健康や医療といった分野でも注目を集める物質です。
MCTオイルは通常のオイルとは構造そのものが違うこと、またケトン体を生成することから、他のオイルにはないさまざまな効果が期待できるということですね。