【おりものが黄色くなる原因⑥】膣内の異物
おりものが黄色くなる原因には、膣の中に異物が入っていることもあります。
タンポンやコンドームを膣の中に放置しておくと、雑菌が繁殖して炎症を起こしてしまい、おりものが黄色くなってしまうこともあります。
さらに、かゆみも伴うようになると、免疫力が低下していることを表します。
自分では、黄色いおりものやかゆみの原因がわからない場合には、とりあえず受診してみましょう。
内診した時に、タンポンやコンドームが見つかることもよくあると言われています。
黄色のおりものは妊娠に影響があるの?!
ここまで見てきたように、黄色いおりものが出るということは、何らかの細菌などに感染していたり、何らかの原因によって、本来はそれほど繁殖しないはずの雑菌が大量に繁殖してしまい、炎症を起こすことでおりものの色が黄色くなってしまうことがわかりましたよね。
さて、女性の中には、そろそろ妊娠を考えたいと思っている人もいることでしょうが、黄色いおりものが出ている時というのは、妊娠に何か影響があるのでしょうか。
黄色いおりものが出るということは、膣内や子宮の中に何らかの異常があるということです。
万が一、黄色いおりものが出るような病気があるのに、妊娠が成立するということがあっても、性感染症の中には、早産や流産の危険性が高まる病気もあります。
また、病気の種類によっては、不妊気味になり、なかなか妊娠出来ない場合もあります。
黄色いおりものが大量に出たり、においやかゆみなど、何か異常を感じることがあったら、特に妊娠したいと考えているのであれば、早期に受診をして、その原因をしっかりと治療するようにしましょう。
また、性感染症の場合は、パートナーの間でピンポン感染をしてしまうことがよくあります。
特に妊娠したいと考えているのであれば、お互いに協力して、完治する様に努力することが大切です。
黄色いおりものが出たらすぐに病院へ!
市販薬でも局部のかゆみの治療薬などが販売されていますよね。
しかし、黄色いおりものが出た時には、その原因となるほとんどの病気というのは、自然治癒をしたり、市販薬で治せるようなものではありません。
病院で、その原因に合った治療薬を処方してもらい、それをしっかりと治りきるまで服薬することが、黄色いおりものを治療するための唯一の方法となります。
黄色いおりものが出た時には、まずは病院で治療を開始することが大切です。
おりもの色の異常は黄色以外にも!
ここまで、おりものが黄色だったときの原因についてみてきましたが、おりものの色の異常というのは、黄色以外にもあります。
いったいどんな色のおりものが出た時に、どんな異常が考えられるのか、ここからみていきましょう!