【妊娠初期症状7】出血【妊娠兆候いつから】

妊娠初期に見られる妊娠兆候や症状には、ごくわずかな出血が見られる場合もあるといわれています。

妊娠中に出血をするということは、ほとんどの場合は流産や流産の危険性を意味しています。

そのために、妊娠の可能性が高い時に、ほんのすこしでも出血をしたり、おりものの色が変わっていたりすると、流産したのではないかと蒼白になる人も多くいることでしょう。

しかし10人に1人ぐらいの割合で、着床出血というものが起こり、軽い出血を起こす人がいます。

着床出血というのは、受精卵が子宮内膜に着床するときに生やす絨毛が子宮内膜の内側を傷つけることで起こります。

出血とはいっても、量が多いものではなくて、おりものがピンクや茶色に多少色づく程度です。

着床出血が続く間は、10日間2日程度で終わった人もいれば、1週間程度続いたという人もいます。

個人差が大きいものなので、異変を感じることがあったら産婦人科を早めに受診しましょう。

【妊娠初期症状8】腰痛【妊娠兆候いつから】

妊娠初期に見られる妊娠兆候や症状には、腰痛もあります。

妊娠すると、腰痛がひどくなるという妊婦さんは多いのですが、その原因には妊娠による姿勢の変化と、ホルモンバランスによるものとかあります。

妊娠初期には、それほどまで子宮は大きくないので、姿勢の変化による腰痛は起こりませんが、黄体ホルモンの分泌が原因の腰痛は起こりやすくなります。

お腹の赤ちゃんを出産するときには、狭い骨盤を大きな赤ちゃんの頭が通過できるように、お母さんの体の関節や靭帯を黄体ホルモンなどの女性ホルモンが緩めてしまいます。

そのために、腰の負担が大きくなって、腰痛が起こると言われています。

【妊娠初期症状9】頭痛【妊娠兆候いつから】

妊娠初期に見られる妊娠兆候や症状で、頭痛が起こる人もいます。

微熱や下痢、寒気と合わせて起こると、風邪の引きはじめだと感じてしまう人もいるので注意が必要です。

妊娠すると頭痛が起こる原因は、黄体ホルモンに血管を拡張させる作用があるためです。

血管を拡張させることで、子宮内膜を柔軟にして赤ちゃんを守ったり、血液の循環を良くさせることができるので、大切な作用なのですが、血圧が下がるために、頭痛も合わせて起こってしまうことがよくあります。

痛みの出方は、風邪の引き始めのような感じで頭が痛かったり重い感じで出る人もいれば、偏頭痛のように出る人もいます。

また、中にはひどい頭痛で吐き気を伴うような人もいます。

【妊娠初期症状10】唾液・鼻水が出る【妊娠兆候いつから】

妊娠初期に見られる妊娠兆候や症状には、唾液や鼻水の量が増える人もいます。

鼻水も微熱や寒気、下痢や頭痛と重なると、風邪の引き始めと間違えてしまうので注意が必要です。

妊娠すると体の中のホルモンのバランスが変化します。

このことで、自律神経が乱れることが唾液や鼻水が増える原因だと言われています。

また、身体の中の代謝が悪くなるので、そのために余分な水分や老廃物を鼻水にして出しているのだという説もあります。

妊娠性鼻炎と呼ばれることもあります。

妊娠した時に増える鼻水は、風邪を引いた時とは違って、色がついていなくて、透明でさらさらしているのが特徴です。

鼻水が多くて辛い時には、加湿をしたりしましょう。

微熱や寒気、頭痛、下痢といった風邪の初期症状と一緒に起きた時でも、妊娠している可能性が高い時には、風邪薬は飲まずに早めに産婦人科で受診しましょう。