【妊娠初期症状16】便秘・下痢【妊娠兆候いつから】

妊娠初期に見られる妊娠兆候や症状には、下痢や便秘もあります。痔に苦しむ人もいます。また、下痢や便秘に伴う下腹部痛を感じる人もいます。

妊娠すると、子宮の収縮を抑えるために、内臓の筋肉の働きが弱くなります。

また、全身の血液量が増えたり、子宮の中で羊水や胎盤が作られ始めることで、腸の中の水分が足りなくなってしまいます。

そのために、胃腸の蠕動運動が弱くなってしまい、食べたものが胃腸の中に滞留しやすくなります。

それで便秘になりやすかったり、腸内環境が悪化する事で、下痢と便秘を繰り返すようになったりします。

また、妊娠すると、骨盤のなかの血流が悪くなる上に、便秘が重なり痔になってしまう人もいます。

下痢や便秘、痔といった症状の対策には、食物繊維や乳酸菌、水分たくさんとって、腸内環境良くして排便をスムーズにできるように体調を整えるとともに、毎朝決まった時間にトイレに座って、排便のリズムをつくることが大切です。

【妊娠初期症状17】基礎体温の上昇【妊娠兆候いつから】

妊娠初期に見られる妊娠兆候や症状には、基礎体温の上昇が続くというのがみられます。

通常、基礎体温というのは排卵期に高くなり、生理が始まると下がっていきます。

しかし、妊娠すると基礎体温が上昇する原因となる黄体ホルモンが妊娠5ヶ月に入る頃まで高い濃度で分泌されています。

そのために、いつもなら生理が始まる頃になっても、妊娠が続いていると基礎体温が下がらなくなります。

基礎体温を毎朝測っている人は、3週間以上高温期が続くようなら、妊娠の可能性を考えてみた方が良いでしょう。

【妊娠初期症状18】動悸・息切れ【妊娠兆候いつから】

妊娠初期に見られる妊娠兆候や症状には、動悸や息切れも見られます。

駅の階段を上るとか、会社までの道のりをいつもと同じ早足で歩くといった、いつもと同じ位の運動量のなずなのに、なぜか動悸や息切れがしてしまうというときには、循環器系や呼吸器系の疾患の他に、妊娠の可能性も考えられます。

妊娠すると動悸や息切れが起こる原因としては、鉄欠乏性貧血が考えられます。

妊娠すると、全身の血液の量が増えるのですが、血液のすべての成分が同じ割合で増えるわけではありません。

血しょうは増やしやすいのですが、酸素を運ぶ赤血球がなかなか増えずに、血液が閉まった状態になってしまいます。

そのために血液中の酸素の量が不足してしまい、動悸や息切れの原因となります。

妊娠の可能性があったり、これから妊娠したいと考えている人は、鉄分をたくさん摂取して貧血を防ぎましょう。

【妊娠初期症状19】生理が来ない【妊娠兆候いつから】

妊娠初期に見られる妊娠兆候や症状には、生理が予定通りに来ないというのもあります。

月経というのは、妊娠しなかったときに妊娠の準備のために排卵した卵子を排出するために起こります。

だから当然、妊娠が成立したときには生理はやってきません。

ただ、多少の遅れは、単なる生理不順の可能性もあります。

生理の予定日から、 1週間たっても生理がこないときには、妊娠検査薬を使うことができます。

妊娠検査薬で検査をしてみましょう。