ラオス料理の作り方④「ビンムー、ビンガイ(焼豚、焼き鳥)」
焼豚・焼き鳥は、家庭料理というよりは、屋台や市場などで、焼きたてを買うのが一般的です。お店によってタレの味や焼き具合、お肉の大きさなどが微妙に違い、人気のお店では、朝から行列ができることもあります。
ラオス料理の焼豚・焼鳥の特徴は、甘みが強いこと。そして、ナンプラーやオイスターソースで魚介の旨味をプラスすることによって、コクが増していることです。
材料(二人分)
調味料:
- ナンプラー大匙1
- オイスターソース大匙1
- 砂糖大匙1
- 塩少々
- 黒胡椒少々
- 酒大匙1
- 醤油大匙1
具材:
- 豚バラブロック300 g(または、鶏もも肉300 g)
- ニンニク1片
- 生姜1片
- 唐辛子1つ
作り方
- 豚肉(鶏肉)は、フォークで数カ所穴をあける。
- ニンニクと生姜はすり潰して、唐辛子は細めの輪切りに切る。
- 豚肉(鶏肉)を保存袋に入れて、2と全ての調味料を入れてよく混ぜ、2~3時間置く。
- 豚肉(鶏肉)を120度に温めたオーブンで15分焼き、ひっくり返して更に10分焼く。保存袋に残った漬けだれは、とっておく。
- 豚肉(鶏肉)をオーブンから取り出して、フライパンで強火で表面を焼く。漬けだれを入れて焼くと、きつね色に焼き上がり、美味しそうに仕上がる。
ラオス料理の作り方⑤「ラーブ(ひき肉の香草炒め)」
ラープは、挽肉に香菜を混ぜて炒めた料理です。ラオス料理の代表的なもので、宴会やパーティーに欠かせないご馳走です。「ラープ」という言葉は、幸福という意味を持つため、祭事や結婚式などおめでたいセレモニーには、必ず供されるラオス料理です。
日本のカレーのように、鶏、豚、牛どの肉を使っても良いし、魚を使う場合もあります。日本では合挽肉という便利なミンチが購入できるので、ここでは2種類の肉の旨味が楽しめる、合挽肉を使ったレシピをご紹介します。
材料(二人分)
調味料:
- サラダ油を10g
- ナンプラー大匙1
- レモン汁大匙1
- みりん小匙1
- 砂糖小匙1
- 塩少々
- 胡椒少々
具材:
- 合挽肉300g
- 万能ねぎ5本
- パクチー40g
- 唐辛子1つ
作り方
- フライパンにサラダ油を10g 入れて、塩コショウをした合挽肉をフライパンに投入。みりんと砂糖を入れて、キツネ色になるまでよく炒める。
- 1をボウルに移し、小口切りにした万能ねぎと、薄くスライスした唐辛子を入れて、よく混ぜる。
- 2にナンプラー、レモン汁、塩、砂糖を入れて味をととのえる。
- お皿に盛ってから、パクチーをたっぷりとトッピングして出来上がり。
ラオス料理の作り方⑥「オブ(鶏肉と野菜の香菜蒸し)」
オブは、鶏肉と野菜をレモングラスなどの香菜と一緒に煮込んだ料理です。作り方や味わいは、日本の煮物に似ています。美味しくて、簡単で、野菜もたくさんとれるので、煮物の変わり種として、おかずに加えても良いかもしれません。
材料(二人分)
調味料:
- ナンプラー大匙1
- レモングラス20g
- コブミカンの葉(なければ月桂樹の葉)2枚
- しょうが1片
- 砂糖小匙1
- 塩少々
- 胡椒少々
- 固形コンソメ1粒
具材:
- 鶏肉100g
- キャベツ100 g
- 人参100g
- じゃがいも100g
- トマト1つ
- しいたけ3~4つ
作り方
- 鶏肉、キャベツ、人参は一口大に、しいたけは薄切りに、トマトはくし切り、生姜は薄切り、レモングラスは3cmくらいの長さにカットする。
- フライパンにサラダ油を10g 入れて、塩コショウをした鶏肉を、キツネ色になるまでよく炒める。
- 水を50cc加え、キャベツ、じゃがいも、人参、しいたけ、トマトを1のフライパンに全て投入する。沸騰したら、コンソメ、レモングラス、コブミカンの葉、生姜を入れてフライパンに蓋をし、弱火で10分煮込む。
- 3にナンプラー、砂糖、塩コショウを入れて味を整える。
- お皿に盛りつけて、出来上がり。
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