ラオス料理の作り方⑦「ムーカイパロー(豚の角煮と煮玉子)」
ラオス料理の「ムーカイパロー(豚の角煮と煮玉子)」は、日本の「豚の角煮」と、味も見た目もウリ二つです。想像するに、もともと中国の浙江省が発祥と言われている「トンポーロー」が、日本に伝わったものが「豚の角煮」で、タイ経由でラオスに伝わったものが「ムーカイパロー」なのでしょう。
日本の豚の角煮との違いは、より、甘みが強いこと。生姜やにんにくなどの薬味が入ることによって、風味が増していることでしょうか。
材料(二人分)
調味料:
- シーズニングソース大匙1
- 砂糖大匙2
- だしの素小匙1
- 塩小匙1
- 胡椒少々
- 酒大匙1
具材:
- 豚バラブロック300g
- たまご4個
- にんにく2片
- 生姜2片
作り方
- 卵を茹でて皮をむく。
- 豚肉は厚さ2cmほどに切って、塩コショウ、生姜、酒、醤油に30分以上つけておく
- フライパンに砂糖を入れて、飴色の液体になるまで炒める。
- 3に豚肉を入れ、両面を焼き色が付くまで焼く。
- 4に水を100ccほど入れて、だしの素、シーズニングソース、塩を入れる。にんにく、生姜、卵も加えて1時間ほど弱火で煮る。
- 塩、砂糖などで味を整えて、お皿に盛って出来上がり。
ラオス料理の作り方⑧「カオクア(ラオス風チャーハン)」
ラオス風のチャーハンも、日本と同様に、中国を起源としたもので、タイ経由で伝わっていると思われます。甘じょっぱい味付けで、唐辛子の効いたチェオ(タレ)を少しずつふりかけながら食べるのが、一般的なようです。
日本と同じで、鶏、豚、牛肉、チャーシュー、シーフードなどお店や家庭によって、様々な具材が使われます。ここでは、最もオーソドックスな、鶏肉を使ったチャーハンの作り方をご紹介します。
材料(二人分)
調味料:
- シーズニングソース1
- サラダ油10 g
- 砂糖小匙1
- コンソメ小匙1
- 塩少々
- 胡椒少々
具材:
- 鶏胸肉100g
- 硬めに炊いたご飯を茶碗2杯
- たまご2個
- 万能ネギ2本
- にんにく1片
- 生姜1片
チェオ(ライムのタレ)
- ナンプラー大匙1
- 砂糖少々
- 塩少々
- レモン汁小匙1
- ニンニク1片
- 生姜1片
- パクチー10g
- 唐辛子1つ
※チェオ(たれ)は、上述の「ラオス料理の作り方「チェオ・ソム(ライムのディップ)」を参照。
作り方:
- 鶏胸肉は一口大、万能ねぎは小口切り、生姜とニンニクはみじん切り、唐辛子は薄い輪切り、パクチーは大きめのざく切りにカットしておく。
- 鶏むね肉は塩コショウで下味をつける。
- フライパンにサラダ油を入れて、生姜、ニンニク、唐辛子を炒め、そこに鶏肉を投入、きつね色になるまで炒める。
- 3にご飯を入れて、万能ネギをちらし、コンソメ、シーズニングソース、砂糖で味付けし、塩コショウで味を整える。
- 半熟目玉焼きを作る
- チャーハンをお皿に盛って、その上に半熟目玉焼きをのせる。チェオは小皿に盛り付けて、好みで、チャーハンに少しずつかけて食べる。
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