ラオス料理の作り方⑨「カオヂー(フランスパンのサンドイッチ)」
ラオスのカオヂーは、見た目も味も、ベトナムの「バインミー」にそっくりです。両者とも、フランス植民地時代に、フランスの影響を受けて、出来上がった料理なのでしょう。
フランスの味を、ラオスやベトナムで、現地の素材を取り混ぜて作ったサンドイッチが「カオヂー」であり、「バインミー」です。欧風のサンドイッチに、香菜やチリソースなどオリエンタルな味が加わって、より複雑で、味わい深いサンドイッチに進化したように思われます。
「カオヂー」の味の決めてとなるレバーペーストのパテ、青パパイヤのささがき、肉でんぷ、ラオスハムなどは、日本で揃えるのは困難です。ここではシーチキンやきゅうりなどで代用して作ってみたいと思います。
材料(二人分)
調味料(カオヂー):
- シーズニングソース大匙1
- ケチャップ大匙
- チリソース大匙1
調味料(照り焼きチキン):
- 鶏胸肉50g
- サラダ油小匙1
- 醤油大匙1
- みりん大匙1
- 塩こしょう少々
具材:
- フランスパン(半分~1個)
- ハム50 g
- シーチキン50g
- きゅうり半分
- パクチー30 g
作り方:
- 鶏胸肉を一口大にカットし、塩コショウで下味をつける。油を引いたフライパンで鶏肉を両面焼き、焼色が付いたら醤油、みりん、水溶き片栗粉を投入。照り焼きチキン完成。お皿に取り置く。
- ハム、きゅうり、照り焼きチキンを細切りにする。パクチーはざく切り。
- フランスパンの外側を、フライパンかオーブンで焼いて、カリッとさせる。
- フランスパンの側面に水平に切れ目を入れて、シーチキン、ハム、テリヤキチキン、きゅうり、パクチーをはさみ、シーズニングソース、ケチャップ、チリソースで味付けする。
- お皿に盛って出来上がり。
スパイシーで香菜の風味豊かなラオス料理で暑い夏を乗り切りましょう!
毎年、暑い夏がやってくると、エスニック料理が食べたくなりませんか? 暑い国の料理には、暑い季節でも美味しく食べられるヒントが詰まっています。様々な香菜を使い、スパイスの効いたラオス料理も、食欲が減退する夏にうってつけのお料理です。
多彩で、新奇なお料理は、凝った味付けや高級食材に負けないくらい、ご馳走に感じることがあります。日本の食材や調味料を活用して、いろいろな国のお料理に挑戦し、食卓に並べてみませんか?外国の料理に興味を持つと、様々な国の文化や歴史に触れることができ、楽しいですよね。
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