最近、投資を始めた方のなかには、米国株に興味をお持ちの方もいるでしょう。投資初心者に人気の積立ニーサでも、アメリカ株への投資信託商品が数多く販売されています。一方で、「アメリカ株は本当に儲かるのか」「どの銘柄を選べばよいのか」など、気になる点も多いのも事実です。
そこで今回は、つみたてNISAでアメリカ株を買うポイントについて解説します。米国株関連の投資信託を選ぶ際の注意点やおすすめのアメリカ株関連の投資信託銘柄を紹介するので興味のある方はぜひ参考にしてください。
- 積立ニーサで個別のアメリカ株を買うことはできない
- つみたてニーサで買えるのは米国株を対象とした投資信託
- アメリカ株関連の投資信託はS&P500連動型、NYダウ連動型、全米株式が中心
- 米国株関連の銘柄は比較的トータルリターンが高い傾向にある
- アメリカ株関連の投資信託は比較的リスク分散しにくいことがデメリット
積立NISAで個別の米国株を買うには?
前提として、つみたてNISAでは、「個別の米国株」を購入することはできません。購入できるのは、金融庁の基準を満たした投資信託、またはETF(上場投資信託)のみで、個別の銘柄株は対象外です。
個別のアメリカ株に投資したい人は、「一般ニーサ」を選びましょう。一般ニーサの投資対象となるのは、証券取引所に上場している株式や投資信託、REIT(不動産投資信託)などです。個別の銘柄株にも投資できます。
つみたてニーサの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
引用:金融庁
積立NISAで米国株を対象とした投資信託は買える!
しかし、つみたてニーサで扱っている投資信託のなかには米国株を対象としたものがあります。間接的ではありますが、投資対象がアメリカ株の投資信託を買えば、積立NISAユーザーもアメリカ株に投資することが可能です。しかも、投資信託は、たくさんの銘柄を組み合わせているため、個別株に比べてリスクを抑えられます。
つみたてニーサで米国株に投資する投資信託を購入すれば、リスクを抑えつつ、お金を増やすことが期待できるでしょう。
投資信託(ファンド)とは、投資家からお金を集めて、それを専門家が株式や債券などで運用する金融商品です
引用:金融庁「教えて虫とり先生」
2022年12月時点
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | |
会社名 | ||||||||||
取扱銘柄数 | 185本 | 183本 | 178本 | 157本 | 178本 | 158本 | 22本 | 7本 | 3本 | 1本 |
最低投資金額 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | 1,000円 | 100円 | 1,000円 | 1,000円 | 100円 |
積立コース | 毎月 毎週 毎日 |
毎月 毎日 |
毎月 | 毎月 毎日 |
毎月 毎日 |
毎月 | 毎月/毎週/毎日/隔月/3ヵ月ごと/4ヵ月ごと/6ヵ月ごと | 毎月 | 毎月 | 毎月 |
ポイント還元 | Tポイント dポイント Pontaポイント JALマイル Vポイント |
楽天ポイント | Pontaポイント | マネックスポイント | 松井証券ポイント | dポイント | ー | ー | ー | ー |
クレジット カード決済 ポイント還元率 |
三井住友カード 0.5%(※1) |
楽天カード 1%または0.2% (※2) |
au PAYカード 1% |
マネックスカード 1.1% |
ー | ー | ー | ー | ー | ー |
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積立NISAで米国株関連の投資信託を買うときの指標とポイント
実際につみたてNISAで米国株関連の投資信託を購入する場合、どのように銘柄を選べばよいのでしょうか。つみたてニーサで購入可能なアメリカ株関連の投資信託には、大きく分けて3つの種類があります。
- S&P500連動型
- NYダウ連動型
- 全米株式
これらはすべて、異なる株価指数をもとに運用されています。
「日経平均株価」「TOPIX」なども株価指標のひとつですが、では、アメリカ株関連の「S&P500連動型」「NYダウ連動型」「全米株式」とはどんなタイプの投資信託なのでしょうか。
株価指数とは、取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを表すものです。株価指数はある時点の株価を基準に増減で表します。これによって時系列で見た場合に、連続性を保ちながら、対象とする取引所などの株価の動きを長期的に評価することができます。日本の代表的な株価指数としては、日経225(日経平均株価)やTOPIX(東証株価指数)などがあります。
引用:SMBC日興証券「初めてでもわかりやすい用語集」
S&P500連動型の投資信託とは?
S&P500連動型とは「S&P500」という株価指数に連動する運用成果を目指す投資信託のことです。
参照元:三菱UFJ銀行「S&P500ってなに?インデックス投資のメリット・デメリットと購入時の注意点」
S&P500に含まれる銘柄だけで、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、米国市場の動向を把握するうえで重要な指標となります。
引用:三菱UFJ銀行「S&P500ってなに?インデックス投資のメリット・デメリットと購入時の注意点」
S&P500連動型の投資信託商品にはさまざまな種類がありますが、どれも同じような値動きをします。「信託報酬などの投資コスト」や「純資産総額の推移」をもとに商品を検討するとよいでしょう。
S&P500連動型の投資信託のメリットとデメリット
S&P500連動型の投資信託は、米国を代表する500社の株式の値動きの平均値を基準としています。そのため「初心者でも値動きを理解しやすい」のがメリットです。また、銘柄数が500と多いので、どれか1社の株価が大幅に下落しても、個別株に投資している場合に比べてリスクを分散しやすいでしょう。
一方のデメリットは、米国株式市場の平均以上のリターンは期待できないことです。「多少リスクがあっても、短期間で儲けたい」という志向の方には向いていません。
NYダウ連動型の投資信託とは?
参照元:マネックス証券「マネクリ」
「工業株」という名称は、株価指数を算出し始めた当初は工業株が中心だったことのなごりだと言われています。現在では、金融業、サービス業など、さまざまな業界から銘柄が採用されています。特に、工業分野の企業限定ではないことを覚えておきましょう。
NYダウの特徴は、適宜企業の入れ替えが行われることです。企業の成長性や知名度を基準に、米国を代表する30銘柄が選出されます。
参照元:マネックス証券「マネクリ」
NYダウは、S&P500と同じくS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出し、公表しており、NYダウを構成する30銘柄は、すべてS&P500の銘柄に含まれます。そのため、S&P500連動型の投資信託とNYダウ連動型の投資信託は、似たような値動きをするのが特徴です。
NYダウ連動型の投資信託のメリットとデメリット
NYダウ連動型の投資信託の特徴は、良くも悪くも1つの銘柄の影響を受けやすいことです。前述のとおり、NYダウの対象銘柄は全30種類と、S&P500に比べて限定されています。1つの銘柄の株価が高騰すれば、リターンが大きくなる一方、株価が急落すれば、損失も大きくなってしまいます。
全米株式型の投資信託とは
全米株式とは名前のとおり米国株式のほぼすべての銘柄で構成される投資信託商品のことです。企業の規模や、時価総額を問わず、約4,000の銘柄で構成されています。
参照:CRSP
全米株式の投資信託のメリットとデメリット
全米株式のメリットは、S&P500連動型やNYダウ連動型と比べてリスクを分散させられることです。 全体に対する1つの銘柄のウェイトが小さくなるぶん、リスクが低くなります。
デメリットは、大型株の株価が上がってもリターンを得にくいことです。これは、銘柄の数が多くなる分、大型株の割合が低くなるためです。
積立NISAにおすすめの米国株S&P500に連動する銘柄7選
ここからは前述の3つの種類についてそれぞれ投資信託商品を紹介します。S&P500連動型の投資信託は以下7銘柄です。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド (愛称:SBI・V・S&P500)
- iFree S&P500インデックス
- つみたて米国株式(S&P500)
- NZAM・ベータ S&P500
- Smart-i S&P500インデックス
- 米国株式インデックス・ファンド
下記より、各銘柄の特徴やリターンの目安、取り扱い会社などをまとめました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴は、運用コストが低いことです。信託報酬率は0.0968%以内に設定されており、長期的な積立投資をするうえで大きなメリットです。また、取り扱い販売会社の数もたくさんあります。株式投資の対象となる組入上位銘柄は、アップルやMicrosoft、AmazonなどのGAFAMを中心に、名だたる大手企業が並びます。
銘柄 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
---|---|
運営会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:-4.7% 1年:11.29% 3年:19.89% |
信託報酬 | 0.0968%以下 |
純資産額 | 1兆3,654億7,000万円 |
種類 | S&P500連動型 |
基準価額 | 1万9,236円 |
取扱している 主な金融機関 |
岩井コスモ証券/SMBC日興証券/SBI証券/ auカブコム証券/岡三証券/CONNECT/ GMOクリック証券/フィデリティ証券/ ほくほくTT証券/松井証券/マネックス証券/ 丸三証券/水戸証券/LINE証券/ 楽天証券/三菱UFJ銀行/あおぞら銀行/ 新生銀行/三菱UFJ信託銀行/三十三銀行/ 千葉銀行/東京スター銀行/PayPay銀行 |
株式・債券比率 | 先進国株式100% |
アクティブor インデックス |
インデックス |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド (愛称:SBI・V・S&P500)
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、SBI証券のインデックスファンド「SBI・V」シリーズのひとつです。2021年には、SBI証券の年間販売金額ランキング第1位に輝きました。
長期資産形成のサポートを目的としており、コストも低いのが特徴です。信託報酬率0.0938%と、業界平均を大幅に下回っています。運用会社であるバンガード社は、世界ではじめて個人向けインデックスファンドを設立したことでも有名。歴史と実績のある運用会社のファンドで安定した資産運用を行いたい方におすすめです。
銘柄 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド (愛称:SBI・V・S&P500) |
---|---|
運営会社 | SBIアセットマネジメント株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:-4.77% 1年:11.14% 3年:- |
信託報酬 | 0.0938%程度 |
純資産額 | 6,283億7,600万円 |
種類 | S&P500連動型 |
基準価額 | 1万7,624円 |
取扱している 主な金融機関 |
SMBC日興証券/SBI証券/auカブコム証券/ 岡三証券/マネックス証券/新生銀行/佐賀銀行 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本)99.3%/短期金融資産0.7% |
アクティブor インデックス |
インデックス |
iFree S&P500インデックス
iFree S&P500インデックスは、S&P500に連動するインデックス型投資信託です。iFree(アイフリー)とは、大和アセットマネジメントによるファンドシリーズの名称で、バラエティー豊富なラインアップが特徴です。
また、取扱っている販売会社が多いことも魅力で、メガバンク、ネット証券会社、地方銀行など、さまざまな金融機関で取り扱っています。信託報酬も比較的低いため、コストを抑えつつ積立投資をしたい人におすすめです。
銘柄 | iFree S&P500インデックス |
---|---|
運営会社 | 大和アセットマネジメント株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:-4.79% 1年:11.12% 3年:19.75% |
信託報酬 | 0.2475% |
純資産額 | 652億3,900万円 |
種類 | S&P500連動型 |
基準価額 | 2万1,444円 |
取扱している 主な金融機関 |
アイザワ証券/岩井コスモ証券/SMBC日興証券/ SBI証券/auカブコム証券/岡三証券/ 岡三にいがた証券/OKB証券/九州FG証券/ きらぼしライフデザイン証券/GMOクリック証券/静岡東海証券/ 証券ジャパン/第四北越証券/大和証券/ 東海東京証券/東洋証券/ 西村証券/西日本シティTT証券/ほくほくTT証券/ 北洋証券/松井証券/マネックス証券/ 丸三証券/むさし証券/楽天証券/ ワイエム証券/三菱UFJ銀行/新生銀行/ 三菱UFJ信託銀行/大垣共立銀行/鹿児島銀行/ 北九州銀行/きらぼし銀行/静岡銀行/ 清水銀行/千葉興業銀行/鳥取銀行/ 西日本シティ銀行/肥後銀行/百五銀行/ 宮崎銀行/武蔵野銀行/山口銀行/ 愛媛銀行/香川銀行/高知銀行/ 静岡中央銀行/仙台銀行/大光銀行/ 中京銀行/徳島大正銀行/トマト銀行/ 富山第一銀行/長崎銀行/長野銀行/ 名古屋銀行/北洋銀行/もみじ銀行/ イオン銀行/いちい信金/愛媛信金/ 埼玉県信金/大地みらい信金/ 玉島信金/多摩信金/栃木信金/ 富山信金/のと共栄信金/飯能信金/ 福岡ひびき信金/横浜信金/全信組連 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本)97.71%/外国REIT2.29% |
アクティブor インデックス |
インデックス |
つみたて米国株式(S&P500)
こちらは、三菱UFJ国際投信の「つみたてんとうシリーズ」のひとつです。つみたてんとうシリーズは、長期・積立・分散投資の応援を目的として、2017年に設定されました。9つのファンドで構成されており、利用者数は年々増大しており、シリーズ合計の純資産残高は2021年1月時点で1,000億円を突破しています。
つみたて米国株式(S&P500)は、2020年3月に設定されたばかりの新しい投資信託ですが、2021年7月21日時点で、純資産額が前年比543.73%と成長めざましいファンドです。
銘柄 | つみたて米国株式(S&P500) |
---|---|
運営会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:-4.76% 1年:11.15% 3年:- |
信託報酬 | 0.22%以内 |
純資産額 | 37億8,700万円 |
種類 | S&P500連動型 |
基準価額 | 1万6,749円 |
取扱している 主な金融機関 |
SMBC日興証券/SBI証券/auカブコム証券/ PWM日本証券/松井証券/楽天証券/ 青森銀行/紀陽銀行/京都銀行/ 七十七銀行/十六銀行/南都銀行/ 広島銀行/北海道銀行/宮崎銀行/PayPay銀行 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本)100.0% |
アクティブor インデックス |
インデックス型 |
NZAM・ベータ S&P500
NZAM・ベータ S&P500は、ネット専用の投資信託です。設立は2020年2月と新しく、純資産総額は少ないのですが、信託報酬が低いのが魅力です。
運用しているのは農林中金全共連アセットマネジメントですが、特にJAバンクのユーザーでなくてもネット証券会社で購入できます。
銘柄 | NZAM・ベータ S&P500 |
---|---|
運営会社 | 農林中金全共連 アセットマネジメント株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:-4.75% 1年:11.01% 3年:- |
信託報酬 | 0.264% |
純資産額 | 1億6,300万円 |
種類 | S&P500連動型 |
基準価額 | 1万5,153円 |
取扱している 主な金融機関 |
SMBC日興証券/SBI証券/auカブコム証券/ 松井証券/楽天証券 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本)99.0%/ 短期金融資産1.0% |
アクティブor インデックス |
インデックス型 |
Smart-i S&P500インデックス
Smart-i S&P500インデックスは、2020年9月につみたてNISA対象銘柄に追加された、比較的新しい投資信託商品です。取扱っている販売会社はまだまだ少ないものの、今後増加が期待されます。
銘柄 | Smart-i S&P500インデックス |
---|---|
運営会社 | りそなアセットマネジメント株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:-4.87% 1年:10.80% 3年:- |
信託報酬 | 0.242%以内 |
純資産額 | 52億2,300万円 |
種類 | S&P500連動型 |
基準価額 | 1万6,347円 |
取扱している 主な金融機関 |
SMBC日興証券/SBI証券/松井証券/ 楽天証券/りそな銀行/埼玉りそな銀行/関西みらい銀行 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本)100.0% |
アクティブor インデックス |
インデックス型 |
米国株式インデックス・ファンド
このインデックス・ファンドは、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(通称SSGA)が運用するインデックスファンド。
同社は、インデックス運用・ETF・ESG投資の先駆者的存在であり、世界第3位の運用資産額を誇る資産運用会社です。ほかのS&P500連動型の投資信託に比べ、信託報酬がやや高めです。
銘柄 | 米国株式インデックス・ファンド |
---|---|
運営会社 | 三井住友信託銀行株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:-4.92% 1年:10.82% 3年:19.49% |
信託報酬 | 0.495% |
純資産額 | 364億800万円 |
種類 | S&P500連動型 |
基準価額 | 2万432円 |
取扱している 主な金融機関 |
SMBC日興証券/SBI証券/auカブコム証券/ PWM日本証券/松井証券/マネックス証券/ 楽天証券/新生銀行/三井住友信託銀行/中国銀行 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本) 100.0% |
アクティブor インデックス |
インデックス型 |
2022年12月時点
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | |
会社名 | ||||||||||
取扱銘柄数 | 185本 | 183本 | 178本 | 157本 | 178本 | 158本 | 22本 | 7本 | 3本 | 1本 |
最低投資金額 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | 1,000円 | 100円 | 1,000円 | 1,000円 | 100円 |
積立コース | 毎月 毎週 毎日 |
毎月 毎日 |
毎月 | 毎月 毎日 |
毎月 毎日 |
毎月 | 毎月/毎週/毎日/隔月/3ヵ月ごと/4ヵ月ごと/6ヵ月ごと | 毎月 | 毎月 | 毎月 |
ポイント還元 | Tポイント dポイント Pontaポイント JALマイル Vポイント |
楽天ポイント | Pontaポイント | マネックスポイント | 松井証券ポイント | dポイント | ー | ー | ー | ー |
クレジット カード決済 ポイント還元率 |
三井住友カード 0.5%(※1) |
楽天カード 1%または0.2% (※2) |
au PAYカード 1% |
マネックスカード 1.1% |
ー | ー | ー | ー | ー | ー |
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積立NISAにおすすめの米国株NYダウに連動する銘柄2選
続いて、つみたてNISA対象商品のNYダウ連動型の銘柄を紹介します。銘柄は以下2つです。
- eMAXIS NYダウインデックス
- iFree NYダウ・インデックス
eMAXIS NYダウインデックス
eMAXIS NYダウインデックスは、前述のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同じく、三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドです。eMAXISは、幅広い品揃えで低コストが特徴の人気のファンドシリーズです。
同商品は、2013年に設定され、大手証券会社のほか、地方銀行など数多くの金融機関で取り扱っています。
銘柄 | eMAXIS NYダウインデックス |
---|---|
運営会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:1.63 % 1年:12.98% 3年:15.36% |
信託報酬 | 0.66%以内 |
純資産額 | 362 億5,200万円 |
種類 | NYダウ連動型 |
基準価額 | 3万2,632円 |
取扱している 主な金融機関 |
FFG証券/GMOクリック証券/PWM日本証券/ SBI証券/SMBC日興証券/あおぞら銀行/ ちばぎん証券/ひろぎん証券/auカブコム証券/ ソニー銀行/フィデリティ証券/マネックス証券/ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券/三菱UFJ信託銀行/ 三菱UFJ銀行/三重銀行/中国労働金庫/ 中国銀行/中銀証券/佐賀銀行/ 労働金庫連合会/北海道労働金庫/十六銀行/ 千葉銀行/名古屋銀行/山形銀行/ 岡三証券/岩井コスモ証券/新潟県労働金庫/ 東洋証券/松井証券/楽天証券/ 横浜銀行/水戸証券/浜銀TT証券/ 熊本銀行/百十四銀行/福岡銀行/ 福島銀行/立花証券/第四北越証券/ 親和銀行/証券ジャパン/野村證券/ 佐賀銀行/三十三銀行/十八親和銀行/ 千葉銀行/paypay銀行 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本)100.0% |
アクティブor インデックス |
インデックス型 |
iFree NYダウ・インデックス
iFree NYダウ・インデックスは、大和アセットマネジメントが運用するインデックスファンドです。「NYダウ・インデックス・マザーファンド」を通じ、米国株式に投資しています。
設定されたのは2016年で、購入時手数料は無料、保有期間中の信託報酬は低水準と、運用費用が抑えられるのが魅力です。
銘柄 | iFree NYダウ・インデックス |
---|---|
運営会社 | 大和アセットマネジメント株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:1.83% 1年:13.45% 3年:15.86% |
信託報酬 | 0.2475%以内 |
純資産額 | 387億1,600円 |
種類 | NYダウ連動型 |
基準価額 | 2万5,821円 |
取扱している 主な金融機関 |
SMBC日興証券/SBI証券/auカブコム証券/ 岡三証券/京銀証券/CONNECT/ GMOクリック証券/北洋証券/松井証券/ マネックス証券/むさし証券/楽天証券/ 三菱UFJ銀行/新生銀行/三菱UFJ信託銀行/ 静岡銀行/スルガ銀行/鳥取銀行/ 愛媛銀行/高知銀行/徳島大正銀行/ 北洋銀行/イオン銀行 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本)100.0% |
アクティブor インデックス |
インデックス型 |
積立NISAでおすすめの全米株式に連動する銘柄
最後に、全米株式に連動する2つの銘柄についても紹介しましょう。
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・全米株式)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド (愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
S&P500連動型よりさらに広範囲の銘柄を対象とする全米株式ファンドには、どのような特色があるのでしょうか。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・全米株式)
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)への連動を目指す銘柄です。日本での運用は、SBIアセットマネジメントが行っており、取扱っている販売会社はSBI証券のみです。
銘柄 | SBI・V・全米株式インデックス・ファンド (愛称:SBI・V・全米株式) |
---|---|
運営会社 | SBIアセットマネジメント株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:-6.28% 1年:6.61% 3年:- |
信託報酬 | 0.0938%程度 |
純資産額 | 918億8,100万円 |
種類 | 全米株式型 |
基準価額 | 1万1,225円 |
取扱している 主な金融機関 |
SBI証券 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本)100.0% |
アクティブor インデックス |
インデックス |
楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、SBI・V・全米株式インデックス・ファンド同様、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)への連動を目指したインデックスファンドです。
同ファンドは、楽天証券のファンドセレクション2021選定銘柄のひとつです。企業の大小問わず、米国株式市場の約4,000銘柄に分散投資が可能なことから、積立ニーサでアメリカ株に投資をしてみたい方へのはじめの1本としておすすめします。
銘柄 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド (愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) |
---|---|
運営会社 | 楽天投信投資顧問株式会社 |
トータルリターン | 6ヵ月:-6.40% 1年:6.59% 3年:18.82% |
信託報酬 | 0.162%程度 |
純資産額 | 6,359億8,000万円 |
種類 | 全米株式型 |
基準価額 | 1万9,808円 |
取扱している 主な金融機関 |
GMOクリック証券/PayPay銀行/SBI証券/ SMBC日興証券/auカブコム証券/あかつき証券/ エイチ・エス証券 /ソニー銀行/フィデリティ証券/ マネックス証券/三井住友信託銀行/岡三証券/ 岩井コスモ証券/松井証券/栃木銀行/ 楽天証券/立花証券/静岡銀行/ 損保ジャパンDC証券/新生銀行 |
株式・債券比率 | 先進国株式(除く日本)100.0% |
アクティブor インデックス |
インデックス |
積立NISAで投資先を米国株に絞るメリットとデメリット
つみたてNISAの投資先を米国株に絞った場合、リターン率が高いので、アメリカ株だけに絞って投資しておけば、将来安泰なようにも思えますが、注意すべき点もあります。 どのようなメリットやデメリットがあるか解説します。
米国株に絞るメリット
つみたてNISAでアメリカ株関連の投資信託を買うメリットは、ほかの投資先に比べてトータルリターンが高い傾向にあることです。参考として、S&P500連動型の投資信託と全世界株式の投資信託とで、トータルリターンを比べてみましょう。
銘柄 | 種類 | 1年 | 3年 | 設定来 |
---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) |
S&P500連動型 | 11.29% | 19.89% | 83.01% |
iFree S&P500 インデックス | S&P500連動型 | 11.12% | 19.75% | 104.03% |
eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
全世界株連動型 | 5.07% | 15.57% | 62.41% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) |
全世界株連動型 | 3.87% | 15.19% | 58.18% |
S&P500連動型の投資信託のほうが、全世界株連動型の投資信託に比べ、トータルリターンが高いことがわかります。より大きなリターンを求めるなら、アメリカ株に限定した投資信託を選ぶとよいでしょう。ただし、リスクがあることも忘れてはいけません。
米国株に絞るデメリット
積立ニーサで投資先をアメリカ株に絞るデメリットは、全世界株を投資対象とする投資信託商品と比べてリスク分散しにくいことです。
今回紹介したようなアメリカ株メインの投資信託の場合、もし米国の株式市場全体が暴落した際は、3種類いずれも影響を被るでしょう。投資にリスクはつきものではありますが、できるだけリスクを分散したければ、より対象の広い全世界株式などへの投資がおすすめです。
積立NISAで米国株に投資するときのおすすめの証券会社
アメリカ株を取り扱っている証券会社の中からおすすめの5社を紹介します。
楽天証券
- 取扱銘柄数がSBI証券と並びトップクラス
- 楽天ポイントが貯まる
楽天証券のつみたてニーサ取扱銘柄数は181本と非常に充実しています(2022年6月16日時点)。より多くの選択肢から選びたい人は楽天証券でつみたてニーサを始めましょう。楽天ポイントを貯めている人にもおすすめです。
取扱銘柄数 | 181本 |
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販売手数料 | 無料 |
最低投資金額 | 100円 |
ポイント還元 | 楽天ポイント |
クレジットカード決済ポイント還元率 | 1.0%(※1) |
積立コース | 毎日、毎月 |
楽天証券の積立NISAに関するいい口コミ
- 取り扱い銘柄が豊富です
-
銘柄のラインアップが豊富で、かなり選びやすいと思います。楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジ設定すると優遇金利を受けられ、とてもお得です。自動入金機能を利用できるので、一度設定すると楽に買い付けできます。
40代・女性
- 豊富な投資信託数が良い
-
投資信託の銘柄が豊富で、つみたてNISAの選択肢が多いのが良いです。楽天カードで積立ニーサをすれば、楽天ポイントを貯められるのも良いです。
40代・男性
楽天証券の積立NISAに関するよくない口コミ
- 楽天ポイントの改悪が残念
-
楽天ポイントの改悪が続くので、すべてもとに戻してほしいです。楽天市場、楽天証券、楽天銀行、楽天カードと、すべてをまとめて連携することでお得になっているから楽天を選んでいるので、改悪はやめてほしいと切に思います。
30代・男性
- いちいちホームページにアクセスするのが面倒
-
今のところ、それほどデメリットに感じていることは正直ありません。ただ、いちいち楽天証券のホームページにアクセスするのが面倒くさいと思ったことは多々あります。ログインしなくてはならないのが手間に感じてしまいます。
30代・女性
楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治、以下「楽天証券」)は、このたび、証券総合口座数が800万口座を達成したことをお知らせします。
(引用元:PR TIMES|楽天証券、証券総合口座数 800万口座達成のお知らせ)
SBI証券
- 受け取りポイントを3つから選べる+Vポイントも受け取れる
- 「毎週積立」を選べるのは5社でSBI証券だけ
SBI証券は受け取れるポイントを「Tポイント」「dポイント」「Pontaポイント」の3つから選べ、さらに三井住友カードから手続きを行うと「Vポイント」も受け取れます。好きなポイントを指定して受け取れるのは、5社のなかでSBI証券だけです。
さらに「毎週積立」もSBI証券でしか選べません。積立タイミングを柔軟に設定したいならSBI証券につみたてニーサを申し込みましょう。
取扱銘柄数 | 183本 |
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販売手数料 | 無料 |
最低投資金額 | 100円 |
ポイント還元 | Tポイント、dポイント、Pontaポイント、Vポイント |
クレジットカード決済ポイント還元率 | 0.5%(※1) |
積立コース | 毎日、毎週、毎月 |
SBI証券の積立NISAに関するいい口コミ
- SBIでまとめて管理できるのが楽です
-
SBI証券で積立ニーサ、FX、iDeCo、個別株とまとめて運用できるのが楽。手数料が安く、銘柄の選択肢も多いので安心感があります。PCの画面で簡単にNISAのページに移動できるのもいいです。クレカ積立サービスもとても便利です。
20代・男性
- 取扱銘柄が豊富
-
SBI証券の積立ニーサは、取扱銘柄が豊富な点が一番のメリットだと思います。私は購入資金の残高不足を防ぐため銀行から自動で振替するようにしているのですが、その振替時の手数料をSBI証券が負担してくれるのもお得です。毎日積み立てができるのも、リスクを減らせる点からおすすめです。
40代・男性
SBI証券の積立NISAに関するよくない口コミ
- 投資額の変更が面倒
-
いつでも投資額を変更できるのはいいのですが、変更手続きはやはり手間がかかります。面倒だな……と思っているうちにどうでもよくなってしまい、やらずに終わってしまいます。もう少し手軽に手続きができたらいいと思います。
40代・男性
- アプリが使いにくい
-
積み立てアプリがWealthNaviに比べて使いにくいです。積立ニーサ専用のアプリが別なら、長期積立用として銀行代わりに使えるのでいいのではと思います。
20代・男性
マネックス証券
- 通常カードでもクレジットカード還元率が1.1%
- 貯まったポイントは「amazonギフト券」などに交換可能
マネックス証券は、クレジットカードの「マネックスカード」で積立ニーサを決済でき、最大1.1%のマネックスポイントを受け取れます。年会費は初年度無料で年1回以上利用すれば次年度も年会費がかかりません(利用がない場合の年会費は550円)。
貯まったマネックスポイントは、以下のポイントサービスと交換できます。
【マネックスポイントと交換できるポイントサービス一覧】
・dポイント(1マネックスポイント=1dポイント)
・Tポイント(50マネックスポイント=50Tポイント)
・Pontaポイント(1マネックスポイント=1Pontaポイント)
・nanacoポイント(50マネックスポイント=50nanacoポイント)
・WAONポイント(100マネックスポイント=100WAONポイント)
・ANAマイル(1,000マネックスポイント=250ANAマイル)
・JALマイル(1,000マネックスポイント=250JALマイル)
取扱銘柄数 | 152本 |
---|---|
販売手数料 | 無料 |
最低投資金額 | 100円 |
ポイント還元 | マネックスポイント |
クレジットカード決済ポイント還元率 | 1.1% |
積立コース | 毎日、毎月 |
マネックス証券の積立NISAに関するいい口コミ
- 初心者向き
-
投資信託の取り扱い本数が多く、自分にニーズにあった商品を選べます。説明も丁寧なのでどんな商品かも理解しやすいです。引落手数料が無料なので入金額に悩むこともありません。また使用しているとマネックスポイントがたまってAmazonギフト券などに交換できるのもメリットです。非常にわかりやすく初心者の方にも向いています。
50代・男性
- 豊富な商品ラインアップ
-
マネックス証券は、積立ニーサの取り扱い商品が150件以上あるので、自分に合った商品がきっと見つかります。ツールでランキングやパフォーマンスも見られるので、投資の知識が少ない人には役立つと思います。年間上限額の40万円を使い切り設定すると、限度枠を無駄にすることなく運用できます。ネット証券なので利用料を安く抑えることができるので、おすすめです。
40代・男性
マネックス証券の積立NISAに関するよくない口コミ
- 積立頻度の選択肢が少ない
-
積立頻度の選択肢がSBI証券に比べて少ない点がデメリットです。
40代・男性
- ニーサの切り替え手続きが難しかった
-
一般NISAと積立ニーサの切り替えがちょっとむずかしいところがデメリットです。WEBで切り替えができませんでした。それ以外は特にデメリットはありません。
30代・男性
auカブコム証券
- auユーザーはクレジットカード還元率が最大5.0%
- 株式手数料が最大5.0%割り引かれる「NISA割」がお得
auカブコム証券のクレジットカード決済ポイント還元率は1.0%ですが、指定のau回線契約者はさらに4.0%、指定のUQ mobile回線契約者は2.0%上乗せされます。これだけのポイント還元は、5社のなかでも他にありません。auユーザーがお得に積立ニーサを始めるならauカブコム証券が有望でしょう。
auカブコム証券には「NISA割」というサービスがあり、同社で積立ニーサ口座を開設すると課税口座における株式手数料が最大5.0%割り引かれます。課税口座を併用したい人にも向いているでしょう。
取扱銘柄数 | 171本 |
---|---|
販売手数料 | 無料 |
最低投資金額 | 100円 |
ポイント還元 | Pontaポイント |
クレジットカード決済ポイント還元率 | 1.0%(※1) |
積立コース | 毎月 |
auカブコム証券の積立NISAに関するいい口コミ
- auユーザーにおすすめです
-
auユーザーにおすすめです 「積立ニーサを利用しながら株取引もしたい」という人には、手数料が割引される「NISA割」があります。他社にはないサービスなので、大きなメリットだと思います。積立ニーサ用のシミュレーション機能も利用できます。積み立てたい金額、期間を入れれば簡単に計算してくれ、わかりやすく便利でした。
40代・男性
- 手軽にで使いやすい
-
信託報酬の低いインデックスファンドがそろっていたことと、メインバンクとして利用していたスルガ銀行の口座から、手数料がかからずに自動引き落としで積み立てできるのが一番の魅力でした。手続きや操作も簡単で分かりやすかったです。
30代・女性
auカブコム証券の積立NISAに関するよくない口コミ
- ホームページが見づらい
-
ホームページ画面が少し見づらいかなと思います。また他社に比べてauカブコム証券の積立ニーサは、投資信託の本数があまり多くないと聞きました。ただ私自身は本数に関してはそこまで不便を感じていません。
40代・男性
- 取引画面が使いづらい
-
一つ残念なところは、取引画面が気に入らなかった点です。証券会社らしく真面目な感じなのですが、自分にとっては堅苦しい感じで嫌でした。使いやすさは、他の証券会社のほうが優れていると思いました。サイトの構成がややこしくわかりづらいです。電話で問い合わせても長時間待たされただけでなく、冷たい対応だったのも残念。
30代・女性
松井証券
- スマホで完結できる「投信アプリ」が便利
- ネット証券なのに投資相談ができる
松井証券のスマートフォン向けアプリ「投信アプリ」は、投資信託サービスの全機能を搭載しています。積立ニーサも対応しているため、設定のためにブラウザから検索してログインする手間がありません。
充実したサポート体制があることも松井証券の強みです。「投信サポート」は、投資信託全般に関して専門スタッフに相談できるため初心者も安心でしょう。個別の株式に投資したい場合も「株の取引相談窓口」を利用すれば相談しながら投資可能です。
取扱銘柄数 | 173本 |
---|---|
販売手数料 | 無料 |
最低投資金額 | 100円 |
ポイント還元 | 松井証券ポイント |
クレジットカード決済ポイント還元率 | ─ |
積立コース | 毎月 |
松井証券の積立NISAに関するいい口コミ
- 積立ニーサの詳しい解説がある
-
松井証券ですばらしいと思えたのは、投資やについて詳しい解説がされている点です。一般NISAと積立ニーサの違いなども理解できました。
30代・男性
- 電話相談ですぐに対応してもらえた
-
投資の知識は全くなかったのですが、松井証券なら初心者でも手軽だと聞いて始めてみました。登録も案外スムーズにできて、銘柄数も豊富でよかったです。また、わからないことがあったときに電話相談をしたのですが、すぐに対応してもらえました。
20代・女性
- チャットやQ&Aが使いやすい
-
アプリは画面が見やすく操作性も抜群です。やや情報量が少ない気がしますが……。わからないことがあったときは、電話だけでなくチャットやQ&Aで問題が解決できるので、電話嫌いの自分にぴったりのサービスだと思いました。
30代・その他
松井証券の積立NISAに関するよくない口コミ
- 松井証券ポイントに不満
-
松井証券ポイントの使い勝手が悪いのが不便です。
30代・男性
- ETFがないのが残念
-
松井証券のつみたてNISAでは、ETF(上場投資信託)の取り扱いがありません。ETFの取り扱いをしてほしいと思います。
30代・男性
積立NISAとは?誰でもできる?
つみたてNISAは、コツコツと資産を増やしたい人におすすめの制度です。投資で得た利益には、通常では税金がかかります(約20%)。しかし積立ニーサでは非課税になります。
主な特徴は、以下のとおりです。
利用できる人 | 日本に住む20歳以上の人 |
税制優遇 | 投資で得た分配金や譲渡益が非課税 (掛金の所得控除や受取時の優遇はなし) |
非課税投資枠 | 年間40万円×20年 (最大800万円) |
口座開設可能数 | 1人1口座 |
最低投資金額 | 金融機関により異なる 例)楽天証券:100円~ |
非課税期間 | 2018年から2042年まで |
期間中のお金の引き出し | 可能 |
対象投資商品 | 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託 |
つみたてNISAは、日本に住む20歳以上の人であれば誰でも始められます。例えば20歳以上の大学生や専業主婦(主夫)もOKです。自分自身に収入がない場合は、配偶者などから年間40万円の贈与を受け、贈与された金額を自分名義で運用することもできます。
なおもともと積立ニーサの口座を開設できるのは2037年まででしたが、2020年度の税制改正で5年延長され、2042年までになりました。
口座開設 可能期間
令和19年(2037年)まで ⇒ 令和24年(2042年)まで (5年間延長)
出典:金融庁「令和2年度税制改正について」
積立NISAのメリット
- 長期にわたって非課税で投資できる
- 手元資金が少なくても始めやすい
- 初心者でもリスクを抑えた投資をしやすい
- いつでもお金を引き出せる
「投資信託(ファンド)」は、一言でいえば「投資家から集めたお金をまとめて、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。
出典:一般社団法人投資信託協会
積立ニーサの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています
出典:金融庁
積立ニーサは、このような特徴があるため投資初心者でも比較的取り組みやすく、人気があります。
積立NISAのデメリット
デメリットもチェックしましょう。
- 元本割れになる可能性もある
- 損益通算や繰越控除ができない
- 投資先として選べる商品が限定的
- 税制優遇効果はiDeCoほどではない
- 年間40万円までしか投資できない
リスクはゼロではありません。銀行預金などと違って増える可能性もある分、元本割れ(投資した金額より受け取れる金額のほうが少なくなる)もありえます。
また、通常は投資で損失が出た場合、「損益通算」や「繰越控除」という税金の負担を抑える仕組みを利用できます。しかしつみたてNISAでは利用できません。
損益通算(そんえきつうさん)
意味
譲渡益などの利益から、譲渡損などの損失を差し引くことができる制度。
解説
例えば、その年の譲渡益が10万円、譲渡損が4万円だった場合、10万円から4万円を差し引いた6万円が課税の対象になります。
出典:日本証券業協会
繰越控除(くりこしこうじょ)
意味
その年に控除しきれなかった損失を、最長3年間にわたって利益と通算できる制度。
解説
ただし、確定申告をする必要があります。
出典:日本証券業協会
なお積立ニーサは投資先が「金融庁の基準をクリアした投資信託」に限られているため、初心者でも選びやすいというメリットがあります。しかし裏を返せば、株式投資をしたい人やもっと自由に投資信託を選びたい人にとってはデメリットになるでしょう。
投資に関する税制優遇制度には、他にも「一般NISA」や「iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)」があります。また、一般ニーサに比べると1年間に投資できる金額が少ない、iDeCoと比べると税制優遇効果が低いというデメリットがあります。
2022年12月時点
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | |
会社名 | ||||||||||
取扱銘柄数 | 185本 | 183本 | 178本 | 157本 | 178本 | 158本 | 22本 | 7本 | 3本 | 1本 |
最低投資金額 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | 1,000円 | 100円 | 1,000円 | 1,000円 | 100円 |
積立コース | 毎月 毎週 毎日 |
毎月 毎日 |
毎月 | 毎月 毎日 |
毎月 毎日 |
毎月 | 毎月/毎週/毎日/隔月/3ヵ月ごと/4ヵ月ごと/6ヵ月ごと | 毎月 | 毎月 | 毎月 |
ポイント還元 | Tポイント dポイント Pontaポイント JALマイル Vポイント |
楽天ポイント | Pontaポイント | マネックスポイント | 松井証券ポイント | dポイント | ー | ー | ー | ー |
クレジット カード決済 ポイント還元率 |
三井住友カード 0.5%(※1) |
楽天カード 1%または0.2% (※2) |
au PAYカード 1% |
マネックスカード 1.1% |
ー | ー | ー | ー | ー | ー |
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2022年6月時点
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | ||
証券会社 | |||||||||||
手数料 | 10万円 | 99円 | 99円 | 99円 | 0円 | 99円 | 88円 | 137円 | 152円 | 1,100円 | 1,045円 |
50万円 | 275円 | 275円 | 275円 | 0円 | 275円 | 198円 | 440円 | 524円 | 1,897円 | 1,733円 | |
100万円 | 535円 | 535円 | 535円 | 1,100円 | 535円 | 374円 | 880円 | 1,048円 | 3,795円 | 3,465円 | |
最短口座開設日数 | 翌営業日 | 当日 | 翌営業日 | 当日 | 翌営業日 | 3営業日 | 当日 | 5営業日 | 当日 | 3営業日 | |
一般NISA | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
つみたてNISA | 181本 | 183本 | 152本 | 173本 | 171本 | 1本 | 158本 | 7本 | 22本 | 3本 | |
iDeCo | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
投資信託 | 2,652本 | 2,666本 | 1,252本 | 1,612本 | 1,563本 | 10本 | 1,087本 | 990本 | 516本 | 319本 | |
IPO実績 | 74社 | 122社 | 66社 | 56社 | 42社 | 20社 | 81社 | 取扱あり | 50社 | 30社(主幹事) | |
外国株 | 6ヵ国 | 9ヵ国 | 2ヵ国 | 1ヵ国 | 1ヵ国 | × | 2ヵ国 | 4ヵ国 | 19ヵ国 | 17ヵ国 | |
米国株 | 4,577銘柄 | 6,000超銘柄 | 5,000超銘柄 | 497銘柄 | 1,058銘柄 | × | 121銘柄 | 734銘柄 | ○(銘柄数記載なし) | 133銘柄 | |
スマホアプリ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
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2022年6月時点
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | |
証券会社 | ||||||||||
手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 2,860円〜 | 137円~ | 50円~ | 1,100円~ | 1,045円~ |
国内株式 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
海外株式 | 6ヵ国 | 9ヵ国 | 2ヵ国 | × | × | 4ヵ国 | 2ヵ国 | × | 19ヵ国 | 17ヵ国 |
投資信託 | 2,652本 | 2,666本 | 1,252本 | 1,612本 | 1,563本 | 990本 | 1,087本 | 10本 | 516本 | 319本 |
NISAでのIPO対応 | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
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積立NISAで米国株を買うポイントについてのQ&A
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