楽しいバーベキューの後のお掃除は、面倒ですよね。特に網のお手入れは大変です。しかしコツを抑えれば、汚れを瞬時に落とすことができるんですよ。今回はバーベキュー網の上手な洗い方についてご紹介します!網の掃除方法に悩んでいる方は、是非参考にしてくださいね。

基本|バーベキュー網の洗い方の手順とは?

洗い方①網についた焦げを落とす

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

バーベキュー網を洗い始める前に、網についている汚れを落としましょう。コンロの上からアルミホイルを被せ、15分ほど放置してください。こうすると、網についている焦げやさびが灰になり、簡単に落とすことができるようになります。ただし、この掃除方法は炭にまだ火がついている時しかできません。

既にコンロの火が消えている場合は、ブラシなどで焦げ・さびなどを擦り落としてください。細かくブラシを動かすのが正しい落とし方ですよ。掃除の際は是非意識してくださいね。

洗い方②セスキ炭酸ソーダを吹きかける

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

ある程度網の汚れが落とせたら、セスキ炭酸ソーダを網に吹きかけましょう。500mlの水に対し、セスキ炭酸ソーダを5g溶かすのがおすすめです。霧吹きなどに入れて良く混ぜ、網全体に吹きかけてください。こうすることで、網に残った細かい汚れを綺麗に落とすことができます。

もし霧吹きなどがない場合は、つけおき洗いをするのもおすすめです。クーラーボックスやバケツなどに水とセスキ炭酸ソーダを入れ、網を入れましょう。セスキ炭酸ソーダが汚れを吸収し、汚れを剥がしてくれるでしょう。水洗いよりもセスキ炭酸ソーダを使う方が、断然綺麗に網を掃除できますよ。

洗い方③10分程度放置する

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

セスキ炭酸ソーダを網にかけた後は、10分ほど網を放置しておきましょう。セスキ炭酸ソーダ水に網を付ける際も同様です。すぐにセスキ炭酸ソーダを洗い流してしまうと、細かい部分の汚れが残ってしまいますよ。網の上に油汚れが浮き、手に網目状の模様が付けば、セスキ炭酸ソーダを洗い流してOKです。

洗い方④ブラシで網を擦る

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

油汚れが網に浮き上がってきたら、最後にブラシで網をこすってください。ブラシがない場合は、丸めたアルミホイルでも代用することができます。網を軽く擦るだけで、残った汚れもしっかりと落とすことができますよ。あとは流水で網を洗って完了です。

バーベキュー網のしつこい焦げ・さびを落とす方法4選!

①網を砂利で擦る

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

しつこいさびや焦げを落としたい!という時は、砂利でバーベキュー網を擦ってみてください。まずバーベキュー場の砂利の上に、汚れた焼き網を置きます。その後、左右・前後に網を揺らしましょう。網にこびりついた焦げやサビと砂利が摩擦を起こし、どんどん汚れが落ちていきますよ。

ただし網を擦る際、力を入れすぎるのはNGです。網が変形して使い物にならなくなる可能性がありますよ。力加減には十分注意して網を手入れしてください。自然にあるもので掃除ができる、環境にも優しいおすすめの手入れ方法です。

②網を炙る

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=Photo by 、BELCYより引用)

しつこいさび・焦げを落とす方法としておすすめなのが、焼き網を炙る方法です。まずアルミホイルなどでバーベキュー網を覆います。その状態でガスバーナーを使い、焼き網を炙っていきましょう。こうすることでサビがカリカリの状態になり、網を叩くだけで簡単に落とせます。

網を炙る際、ガスバーナーを近づけすぎると網が変形する恐れがあります。また全体をバーナーで炙ると網が傷む可能性もあるでしょう。そのためガスバーナーは、しつこいサビや焦げがある場所にのみ使ってくださいね。

③重曹につけおきする

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

しつこいサビ付きには、重曹の使用もおすすめです。重曹が網についた汚れを緩め、落としやすくしてくれますよ。網がすっぽり入る容器にぬるま湯を貼り、重曹を適量入れます。そのまま1時間以上放置しておきましょう。その後歯ブラシなどで網をこすれば、しつこい焦げがみるみる落ちていきます。

重曹は100円ショップでも手に入れやすいですし、扱いも簡単です。普段の掃除にも使いやすいですよね。「家にあるもので網の掃除がしたい!」という方は、是非重曹を使ってみてください。もし重曹水に網を浸すのが面倒な場合は、キッチンペーパーに重曹をまぶし、網を擦るのもおすすめです。

ただし重曹を使った掃除は1時間以上と、かなり時間がかかります。バーベキュー中にあらかじめ重曹水を用意しておき、掃除が始まったらすぐに網を浸ける、という方法がおすすめですよ。

④紙やすりで削る

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

網がかなりさびついてしまっている場合は、紙やすりを使って網を削りましょう。物理的に汚れを削るためほぼ確実に汚れを落とすことができます。網目の間の手入れには時間がかかりますので、根気強く掃除をしてください。

バーベキュー網の掃除を楽にする方法とは?

①油やお酢を網に塗る

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

網の手入れを楽にしたいのなら、バーベキューを始める前に網にお酢や油を引いておきましょう。キッチンペーパーなどにサラダ油や原液のままのお酢を染み込ませて、網に塗るだけです。肉や野菜、魚が焼き網にへばり付くのをブロックし、焦げやさびを予防してくれますよ。

お手入れが簡単になるだけでなく、具材の形が崩れなくなるのもポイントです。特に柔らかな魚介類を焼くときなどに嬉しいです。是非油やお酢を塗り、手入れを楽にしてくださいね。また油はこまめに塗ることをおすすめします。

②網を十分に熱してから具材を焼く

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=Photo by Jun OHWADA、BELCYより引用)

バーベキュー網の手入れを楽にしたいのなら、網を十分に熱してから具材を焼きましょう。火起こしができたらすぐにお肉や野菜が焼きたくなりますよね。しかし網が十分に温まっていないまま具材を乗せると、すぐに網にくっついてしまいます。15分ほど網を温め、全体が赤く染まるまで待ってください。

③食材にレモンを塗る

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

網に乗せる食材にレモン汁を塗ることで、汚れや焦げ付きを防ぐことができますよ。肉や魚介類にはタンパク質が含まれており、加熱することでタンパク質が固まります。その結果網と付着し、焦げの原因になるのです。しかしあらかじめレモンを塗っておけば、タンパク質の凝固を抑え、焦げを防止してくれますよ。

「レモンを塗ると酸っぱくなるなるのでは」と考える方もいるでしょう。しかしレモンの酸味は、熱を入れることで飛んでいきます。食材の味わいには影響がないので安心です。

④コンロにアルミホイルを敷いておく

焦げ・さび・油も一発でサヨナラ!バーベキュー網の上手な洗い方4選!
(画像=『BELCY』より引用)

コンロにアルミホイルを敷いておく、というお手入れ方法もおすすめです。炭に火を付ける前に、コンロの中にアルミを伸ばして敷きましょう。通常のアルミホイルでは破れてしまうので、バーベキュー用の厚いアルミホイルがおすすめですよ。バーベキューが終わったら丸めて捨てるだけなので、後始末も簡単です。