花山法皇が華厳寺で巡礼を終えた際、先ほど紹介したご詠歌の他に衣(笈摺)と杖も奉納されました。本堂から続く廊下を行った先にある笈摺堂には、満願を達成した巡礼者の方たちの衣や笠、杖などが数多く奉納されています。
また周りには色とりどりの折り鶴が。こちらは「おいずる」という言葉が「おりづる」と似ているからだそう。この一つ一つの折り鶴にも、巡礼者の方たちの思いが込められているのでしょうね。
愛らしいたぬきがいっぱい!「満願堂」
笈摺堂のある廊下を抜け、その奥にある階段を上った先には満願堂があります。
満願達成のご報告とお礼を兼ねて、ぜひ足を運んでいただきたいお堂です。そして注目したいのがお堂周囲に溢れる沢山のたぬきの石像。満願を達成した人は、他の人より抜きんでている=「他抜き(たぬき)」ということで、置かれているのだそう。
ユニークなたぬきたちを見ていると、思わず笑顔に。達成感と共に、ほっこりした気持ちで満願達成の喜びを感じましょう。
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選