天気や暑さ寒さに左右されずに楽しめるお出かけスポットである「水族館」。可愛らしい魚や海の生き物を見ているととても癒されますね。今回は癒しの効果が大きいと科学的にも実証されているクラゲが、世界一展示され、ギネス世界記録にも認定された「クラゲドリーム館」をご紹介します。
クラゲドリーム館とは?
クラゲドリーム館とは、山形県鶴岡市にある水族館の愛称で、正式名称を「加茂水族館」と言います。とても小さな水族館で一時は閉館の危機に陥りましたが、クラゲの展示を開始し、飼育方法を工夫したことでクラゲ展示種類数が世界一の水族館となり、平成24年にはギネス世界記録に認定され、今ではとても人気のある水族館になりました。
クラゲドリーム館という名前の通り、50種類以上のクラゲをはじめ、庄内沖に生息する約140種類の魚や海の生き物を展示しています。
展示は「庄内の淡水魚」から
館内に入って最初の展示は「庄内の淡水魚」。ヤマメやイワナといった私たちにも馴染みのある魚が展示されています。
ちょっとめずらしい「アカハライモリ」も。顔がとてもキュートですね。
庄内沿岸の魚を紹介する水槽では、「マダイ」や「スズキ」が泳いでおり、不謹慎ながらも?「美味しそう」と思ってしまったり…!?
随所に「面白解説」があるのも魅力。
水族館というと、魚を見て、「キレイ」と感じて、魚の名前を確認して、「ふーん」で終わってしまうこと、多いのではないでしょうか。このクラゲドリーム館内では随所に「面白解説」があるのが魅力です。
ギンブナの驚くべき生殖実態がユーモアあるイラストで丁寧に解説されていたり。
ヒラメとカレイの区別の仕方を解説してくれていたり。
庄内地方では鱈が昔からよく獲れていたため、鱈の解説が詳しいのですが、鱈の部位ごとのオススメの食べ方もパネルに書かれていたり(材料や作り方まで書いてある!)。
キッズだけでなく大人も楽しめる「キッズコーナー」
小さなお子様向けに、触れて海の生き物たちを感じることができるコーナーもあります。
こちらは貝やヒトデ、ナマコを触ることができるコーナー。
こちらは魚の皮膚を触ることができるコーナーです。
アザラシの赤ちゃんの産毛やアシカの体毛を触ることができます。アザラシの赤ちゃんの産毛はフワッフワ!