積立 nisa,33333 円
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAは、運用益が非課税になる少額からの投資制度です。年間に投資できる投資枠は40万円ですが、月3万3,333円の積立をした場合、12ヵ月の年間投資額は39万9,996円で4円余ります。年の途中から始めた場合も非課税枠が余るでしょう。非課税枠を使い切るためにはどうしたら良いのでしょうか?非課税枠を使い切るメリットやデメリットも併せて確認しましょう。

この記事で分かること
  • つみたてNISAの積立頻度は「毎月」で3万3,333円や3万3,000円が一般的
  • つみたてNISAの投資枠40万円を使い切るにはボーナス設定や増額設定を利用
  • ボーナス設定や増額設定ができるおすすめ証券会社は楽天証券
  • つみたてNISAで年間40万円を超えて投資した分は非課税対象から外れてしまう
  • 月3万3,333円を超えて投資したいなら、つみたてNISAより一般NISA

つみたてNISAのおすすめ証券会社
2022年3月時点
1 2 3 4 5
会社名 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 auカブコム証券 松井証券
取扱銘柄数 180本 178本 152本 164本 173本
売買手数料 無料 無料 無料 無料 無料
最低投資金額 100円 100円 100円 100円 100円
ポイント還元 楽天ポイント Tポイント マネックスポイント Pontaポイント 松井証券ポイント
クレジット
カード決済
ポイント還元率
1%(※1) 0.5%(※2) 1.1% 1%(※3) 非対応
積立コース 毎月
毎日
毎月
毎週
毎日
毎月
毎日
毎月 毎月
ココがおすすめ 楽天ポイント
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豊富な
商品ラインナップ
マネックスポイント
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現物株式の取引手数料が
最大5%割引
サポートが手厚い
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※1.2022年9月より1%または0.2%
※2.三井住友カードの一般カード。一部のカードは1%または2%
※3.2022年3月28日より。対象au回線契約者は最大5%

つみたてNISA(積立NISA)で積立できる最大金額は3万3,333円?頻度は毎月・毎週・毎日のどれがいい?

1.積立 nisa,33333 円
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAの積立頻度は毎月や毎日などから選べ、頻度によって投資できる上限額が変わります。頻度をどのように選び、金額をどう決めれば良いでしょうか。

つみたてNISA(積立NISA)とは?

つみたてNISAとは、長期・積立・分散投資を少額から非課税で利用できる制度です。投資で得た分配金や売買益が投資してから最長20年間、非課税になります。

つみたてNISAの詳細
対象の人 日本在住で20歳以上(口座開設する年の1月1日現在)の人
(2023年1月以降は18歳位以上)
投資の対象商品 長期・分散・積立投資に適する投資信託・ETF(上場投資信託)
非課税の対象 投資信託・ETFの分配金や売買益
投資できる期間 2018年~2042年
投資できる金額 年40万円
非課税の期間 最長20年間
買付方法 積立投資のみ
出典:金融庁ウェブサイト、2022年4月12日時点

投資できる商品は、長期・分散・積立投資に適した投資信託とETFに限定されます。投資初心者でも商品選びでの失敗が少ないようなラインアップです。

つみたてNISAで投資できるのは2042年までです。例えば、2023年につみたてNISAを始めれば、2023年から2042年までの20年間に、毎年40万円まで投資できます。つみたてNISAを始めるタイミングがその年の1月でも12月でも、年間の40万円という非課税枠は変わりません。

現在、つみたてNISAは2042年までの制度とされていますので、投資信託の購入を行うことができるのは2042年までです。
2042年中に購入した投資信託についても20年間(2061年まで)非課税で保有することができます。 引用:金融庁『つみたてNISAの概要』

利用できる金融機関は1つだけで、年に一度だけ別の金融機関への変更が可能です。

つみたてNISA(積立NISA)の積立頻度

つみたてNISAの積立頻度は「毎月」が一般的です。金融機関によっては、毎月以外に毎週や毎日などを選べます。

「毎日」を選べる金融機関は、ネット証券が多いでしょう。利用したい積立頻度があれば、それを利用できる金融機関にNISA口座を開設します。

なお、クレジットカード決済による積立を選ぶ場合は、「毎月」に限定される金融機関が一般的です。

つみたてNISA(積立NISA)の毎月・毎週・毎日の上限額

つみたてNISAの年間投資枠40万円をほぼ使い切る場合、金額はいくらになるのでしょうか。

頻度を毎月、毎週、毎日の場合の上限額を次の表にまとめました。

つみたてNISAの頻度と上限額
積立頻度 積立上限額 上限額時の
年間投資額
毎月 3万3,333円 39万9,996円(12ヵ月分)
毎週 7,692円 39万9,984円(52週分)
毎日 1,640円前後
(年間の営業日数による)
39万9,840円
(2021年の年間営業日数245日、
積立金額1,632円の場合)

毎月の場合は、3万3,3333円を12ヵ月積み立てることになり年間40万円弱になります。毎週の場合は、年間は52週あるため上限額は7,692円です。

毎日の場合は、日数(営業日数)が年によって異なりますので、上限額も営業日数によって変わります。2021年の例では、年間営業日数245日で、上限額は1,632円でした。

つみたてNISA(積立NISA)の積立頻度は毎月・毎週・毎日のどれがいい?

つみたてNISAの積立頻度は毎月、毎週、毎日のうち、どれが良いのでしょうか。リターン(運用益)と投資信託の取得単価から考えてみます。

・「毎月」「毎週」「毎日」でのリターンの違い

毎日と毎月で積み立てた場合のリターンを比較してみましょう。マネックス証券による毎日・毎月の投信シミュレーション結果からデータを引用しています。

投資信託「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を毎月月末2万円と毎日1,000円、それぞれ15年間積み立てた投資元本とリターンの結果が次です。

2.積立 nisa,33333 円
(※マネックス証券のウェブサイトを参照して筆者作成)

投資元本に対するリターンの比率は、毎月2万円が79.44%、毎日1,000円が79.59%と、長期投資では毎日と毎月の頻度の差がほとんどないことが分かります。

別の投資信託「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を同様に毎月2万円と毎日1,000円、15年間積み立てた結果は以下の図です。

3.積立 nisa,33333 円
(※マネックス証券のウェブサイトを参照して筆者作成)

こちらの投資元本に対するリターンの比率は、毎月2万円が136.67%、毎日1,000円が136.81%とほぼ変わりませんでした。

長期投資では、毎日と毎月の積立のリターンがほぼ同じことから、毎週でも大きな差はないと考えられます。頻度が違っても、リターンはほぼ同じです。

・「毎月」「毎週」「毎日」での平均購入単価の違い

投資信託の積立では、投資信託の平均購入単価が低ければ、プラスのリターンを得る可能性が高まります。

日経平均を毎月、毎週、毎月で2012年4月末から5年間投資した場合の平均購入単価のグラフが次です。

5年間で日経平均は、上下を繰り返して上昇していきました。毎月、毎日、毎週での平均購入単価の動きはほぼ同じであることが分かります。頻度が違っても、平均購入単価はほぼ同じになるといえるでしょう。

・積立頻度はリターンや平均購入単価にほとんど影響しない

積立頻度の違いによるリターンや平均購入単価を確認しましたが、結果はほとんど違いがないことが分かりました。

長期投資が前提なら、積立頻度はリターンの差にあまり影響しない
※引用:マネックス証券『投信積立の頻度「毎日」と「毎月」どっちが有利?』

毎月、毎週、毎日といった頻度を選ぶ際には、自分の好みや利用しやすさで決めれば良いでしょう。

・一般的な積立頻度は「毎月」

つみたてNISAの積立頻度のうち、多くの金融機関で対応しているのは「毎月」です。毎月のみの金融機関もあります。

積立頻度が毎月の金融機関例
金融機関の種類 金融機関名 積立頻度
銀行 三菱UFJ銀行 毎月
イオン銀行 毎月
対面証券 野村證券 毎月
三菱UFJ銀行イオン銀行野村證券のウェブサイトを参照して筆者作成、2022年4月13日時点
毎月積み立てしている人が一般的です。頻度に迷ったら「毎月」を選ぶのが無難でしょう。
松本雄一(金融ライター)

金融機関ごとの積立頻度と1回あたりの積立上限金額を比較

金融機関によって頻度と上限金額が異なります。頻度、積立単位、上限金額を比較してまとめました。

金融機関による積立頻度、積立単位、最高積立金額の比較 > 1,000円単位 1,000円単位
金融機関
種別
金融機関名 積立頻度 積立単位 積立上限金額
ネット証券 楽天証券 毎月、毎日 100円以上
1円単位
毎月:3万3,333円
毎日:年間営業日数による
SBI証券 毎月、毎週、毎日 100円以上
1円単位
毎月:3万3,333円
毎週:7,692円
毎日:1,619円
松井証券 毎月 100円以上
1円単位
3万3,333円
マネックス証券 毎月、毎日 100円以上
1円単位
3万3,333円
(毎日積立でも月額指定)
LINE証券 毎月 1,000円以上
1円単位
3万3,333円
対面証券 野村證券 毎月 1,000円以上
1,000円単位
3万3,000円
大和証券 毎日、毎週、毎月、隔月、
3,4,6ヵ月ごと
100円以上
1円単位
3万3,333円
三菱UFJ銀行 毎月 1,000円以上 3万3,333円
銀行 ゆうちょ銀行 毎月 1,000円以上 3万3,000円
イオン銀行 毎月 1,000円以上 3万3,000円
楽天証券SBI証券松井証券マネックス証券LINE証券野村證券大和証券三菱UFJ銀行ゆうちょ銀行イオン銀行のウェブサイトを参照して筆者作成、2022年4月13日時点

・ネット証券の多くは上限金額が3万3,333円

多くのネット証券は100円以上1円単位で金額を設定できます。毎月の積み立ての場合は、上限金額が3万3,333円です。3万3,333円を毎月積み立てると、年間金額は39万9,996円になります。

・金融機関によっては上限金額3万3,000円

金融機関によっては、金額の設定が1,000円単位です。1,000円単位での毎月の上限額は3万3,000円であり、年間金額は39万6,000円となります。

つみたてNISAの投資枠は40万円です。3万3,000円を毎月積み立てると投資枠は、年間4,000円分が余ります。

つみたてNISA(積立NISA)で毎月3万3,333円だと投資枠が4円余る…余った4円はどうする?

5.積立 nisa,33333 円
(画像=fuelle編集部)

毎月3万3,333円を12ヵ月積み立てると年間金額は39万9,996円です。つみたてNISAの年間投資枠は40万円のため、4円分が余ります。残りの投資枠を使い切る方法は以下の通りです。

積立頻度によって投資枠の余る金額が変わる

頻度によって年間40万円の投資枠の余りに違いがあります。

積立単位が1円の場合、毎月3万3,333円を投資すると年間39万9,996円の金額になり、投資枠の余りは4円です。

毎週7,692円を年間52週投資すると年間39万9,984円です。投資枠の余りは16円です。

毎日積み立てる場合は、年間の営業日数によって回数が変わります。2021年の場合は、年間営業日数245日で金額1,632円に設定すると、年間39万9,840円となり、投資枠の余りは160円でした。

年の途中から3万3,333円の設定をすると投資枠が余る

つみたてNISAを年の途中からスタートする場合には、毎月3万3,333円では、投資枠が多く余ります。

例えば、4月から開始した場合に、12月まで3万3,333円を投資すると、9ヵ月分の積み立てです。年間金額は29万9,997円で、投資枠は10万円ほど余ります。

年の途中から設定するなら、毎日や毎週の積み立てでも同様に投資枠が余るでしょう。

投資枠が多く余る場合、それを使い切ることを検討するほうが、つみたてNISAの非課税メリットを最大限活用できるためおすすめです。
松本雄一(金融ライター)

つみたてNISA(積立NISA)の投資枠40万円を使い切る方法

投資枠40万円を使い切る方法は、ボーナス設定、増額設定、使い切り設定の3つです。

金融機関によって、それらの設定を利用できるかが異なります。

・「ボーナス設定」で特定の月の金額を上乗せする

ボーナス設定とは?
年2回程度のボーナス月に追加で増額する設定です。ボーナス設定を利用すれば、毎月の金額に加えて、ボーナス月の金額が追加されます。

例えば、ボーナスが予定される6月と12月に金額を上乗せしたい場合に利用可能です。

投資枠の余り分をボーナス設定することで、投資枠の少しの余りでも使い切れます。

・「増額設定」で毎回の金額を増額する

増額設定とは?
毎回の投資額を増額する設定です。年間の投資枠に余裕があって、その年の投資額を増やしたい場合に利用できます。

ボーナス設定と増額設定の違いは、ボーナス設定は特定の月の金額を増額するのに対して、増額設定は年内における全ての投資額の増額です。

例えば、つみたてNISAの毎月積み立てを7月から開始した場合の増額設定を考えてみましょう。7月から開始した年の投資月数は6ヵ月(7月~12月)です。通常の金額3万3,333円に加えて増額設定を3万3,333円にすると、毎月の投資額は6万6,666円になります。6ヵ月の投資額合計は39万9,996円です。

増額設定は、年の途中から積み立てを開始する場合など、投資枠を使い切るのに便利です。

なお、金融機関によってはボーナス設定を増額設定と表記するところもあります。

・投資枠「使い切り設定」で積立額を自動調整する

投資枠使い切り設定とは?
積立額がNISA投資枠を超える場合に、投資額を投資枠ちょうどに自動調整する機能です。

例えば、毎月の積立に加えてボーナス設定した場合に、年間投資額が40万円を超える設定になったとします。その場合でも、投資枠使い切り設定を利用すれば、積立額を投資枠に収まるでしょう。

投資枠使い切り設定には、SBI証券の「NISA枠ぎりぎり注文」やマネックス証券の「NISA非課税投資枠使い切り設定」があります。

SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)

マネックス証券の詳細はこちら(公式サイト)

つみたてNISA(積立NISA)の投資枠40万円を使い切る必要はある?使い切るメリットは?

6.積立 nisa,33333 円
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAの投資枠40万円は使い切ったほうが良いのでしょうか。使い切るメリットなども含めて考えてみましょう。

投資額が大きいほうが非課税メリットを最大化できる

つみたてNISAの投資枠を使い切って投資すれば、非課税メリットを最大化できます。

毎月の投資額を、3万3,333円、1万円、1,000円の3通りで、利回り3%で20年間投資した場合のシミュレーションをしてみましょう。

7.積立 nisa,33333 円

毎月3万3,333円を20年間投資した場合、投資元本800万円でリターン294.3万円、その合計の運用成果は1,094.3万円です。

毎月1万円を20年間投資した場合は、投資元本240万円でリターン88.3万円、運用成果328.3万円となります。

毎月1,000円を20年間投資した場合、投資元本24万円でリターン8.8万円、運用成果32.8万円です。

このように、つみたてNISAの投資枠を使い切ったほうが、高い運用成果を期待できます。

投資枠を使い切ったほうが非課税メリットを最大化できるでしょう。

つみたてNISAの非課税メリットは、通常20.315%のリターンに対する課税が免除されることです。年利3%で20年間積み立てしたシミュレーションの節税効果は以下になります。

・毎月3万3,333円を投資した場合:節税額59.8万円(リターン294.3万円に対して)
・毎月1万円を投資した場合:節税額17.9万円(リターン88.3万円に対して)
・毎月1,000円を投資した場合:節税額1.8万円(リターン8.8万円に対して)

余った投資枠は翌年に持ち越せない

つみたてNISAの投資枠40万円は、使い切らない分は翌年に持ち越せません。

例えば、2022年の投資枠40万円のうち、30万円分を使うと10万円分が余ります。余った10万円分は翌年に持ち越せず、翌年の投資枠は再び40万円です。

その年に使用しなかったNISA買付可能額を翌年に繰り越すことはできません。
引用:楽天証券『つみたてNISA取引ルール』

投資枠が余っても翌年に持ち越せないため、投資資金に余裕があれば使い切ったほうが良いでしょう。

投資枠は無理して使い切らなくてもいい

つみたてNISAの投資枠が余っても、余りが少なければ運用成果への影響が少ないため、必ずしも使い切る必要はありません。

例えば、投資枠のうち39万9,996円分を使うと4円分が余ります。しかし、4円分では少額すぎますので、使い切らなくてもほとんど影響がないでしょう。

投資は余剰資金を利用するものです。余剰資金が少ない場合など、無理して投資資金を捻出する必要はありません。
つみたてNISAは、自分の家計を考慮したうえで、無理をせずに利用しましょう。
松本雄一(金融ライター)

つみたてNISA(積立NISA)の投資枠40万円を使い切れるおすすめ証券会社

8.積立 nisa,33333 円
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAで投資枠40万円を使い切るには、ボーナス設定、増額設定、使い切り設定などを利用できる証券会社を選びましょう。

40万円を使い切れるおすすめ証券会社
証券会社 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 auカブコム証券
積立頻度 毎月
毎日
毎月
毎週
毎日
毎月
毎日
毎月
ボーナス設定
増額設定
使い切り設定
最低積立金額 100円 100円 100円 100円
積立設定単位 1円 1円 1円 1円
銘柄数 181 179 152 164
ポイント還元 楽天ポイント
楽天証券ポイント
Tポイント
Pontaポイント
dポイント
マネックスポイント Pontaポイント
公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト
楽天証券SBI証券マネックス証券auカブコム証券のウェブサイトを確認して筆者作成、2022年4月14日時点

これらのおすすめ証券会社4社は、少額の100円以上1円単位で積立でき、つみたてNISA対象銘柄が150以上あることが共通しています。4社のそれぞれの特徴を確認しましょう。

楽天証券……「毎月」「毎日」の積立頻度と増額設定に対応

9.積立 nisa,33333 円
(画像=楽天証券より引用)

楽天証券は、2021年のNISA新規口座開設数が業界最多の人気ネット証券です。

つみたてNISAの頻度を「毎月」「毎日」から選べ、増額設定にも対応しています。年の途中から積み立てを始めても投資枠40万円を使い切れるでしょう。

ただし使い切り設定に対応してないため、投資枠40万円を使い切る場合には、年間投資額をきちんと計算して設定を行う必要があります。

楽天証券のおすすめポイントは、楽天クレジットカードによる毎月積立で楽天ポイントがたまることです。楽天クレジットカードを保有していて、楽天経済圏をよく利用する人には楽天証券がおすすめでしょう。

楽天証券のつみたてNISAに関する口コミ

【投資信託の種類が豊富で手数料も安い】

★★★★★

長いスパンで積立をするならば、楽天証券のつみたてNISAが良いです。投資信託の種類が豊富です。また、楽天カードで積み立てれば楽天ポイントが貯まり、ポイントを投資信託の購入にあてられる点も気に入っています。

40代・男性

【ポイントが利用可能】

★★★★☆

「楽天ポイント」を使って取引を行うことできる点に満足しています。普段の買い物などで貯めたポイントが使えるので他社よりもずっとお得感があります。

20代・女性

【ポイントがざくざくたまります!】

★★★★☆

証券口座を開設するにあたり動画や本で勉強したところ、楽天証券を優良としているものが多かったので開設してみました。楽天のクレジットカードで月3万円積立投資すると、1%の300ポイント加算され、お得だと思います。

20代 ・女性

出典:fuelle編集部がクラウドワークスで調査

楽天証券の詳細はこちら(公式サイト)

SBI証券……「毎月」「毎週」「毎日」の積立頻度などの柔軟な設定に対応

10.積立 nisa,33333 円
(画像=SBI証券より引用)

SBI証券は、充実した商品ラインアップや低い手数料など、国内トップレベルの人気ネット証券です。

SBI証券のつみたてNISAの特徴は、ボーナス設定と使い切り設定(NISA枠ぎりぎり注文)を利用でき、投資枠40万円を使い切りやすいことでしょう。対応する頻度が「毎月」「毎週」「毎日」と最多で、設定の柔軟性が高いことも特徴です。

たまるポイントの種類が多く、Tポイント、Pontaポイント、dポイントから、たまるポイントを選べます。

SBI証券のデメリットは、増額設定に対応していないため、年の途中から投資を開始する場合に枠を使い切るには、ボーナス月の積立金額が大きくなることです。

SBI証券では、三井住友カードによる毎月積立でVポイントがたまります。三井住友カードを保有しているならSBI証券のつみたてNISAがおすすめです。

SBI証券のつみたてNISAに関する口コミ

【初心者でも使いやすい】

★★★★★

大手のネット証券会社なのでセキュリティ面も安心です。取り扱い商品数もトップクラスなので、自分のスタイルにあった投資ができるのも魅力です。またアプリでの操作も可能で、使いやすいです。少額対応もしていて初心者の方でもチャレンジしやすいと思います。

30代・女性

【投資信託の種類が多い】

★★★★★

SBI証券のつみたてNISAのメリットは、手数料が安く投資信託の種類も豊富なので、選択肢が広がる点です。サポート体制がとても充実している点も魅力的です。何かあってもすぐに対応してくれます。

40代・男性

【初心者にもわかりやすい】

★★★★☆

国内、海外のインデックスファンドが多くあり、初心者にもわかりやすいです。アプリではランキング形式での商品紹介がありますし、毎日購入の設定も可能です。現在の評価額も簡単に見ることができます。信託報酬も低いものが多く、商品で困ることはないでしょう。

40代・男性

出典:fuelle編集部がクラウドワークスで調査

SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)

マネックス証券……「毎月」「毎日」の積立頻度と使い切り設定に対応

11.積立 nisa,33333 円
(画像=マネックス証券より引用)

マネックス証券は、豊富な米国株などの取扱商品やツール・投資情報が充実する主要ネット証券です。

マネックス証券のつみたてNISAは、「毎月」と「毎日」から頻度を選べます。ボーナス設定と使い切り設定に対応していますので、投資枠を使い切るのに便利です。

たまったマネックスポイントの使い道が多く、Amazonギフト券やdポイントなどに交換できるのはもちろんのこと、Coincheckにて暗号資産(仮想通貨)への交換もできます。

マネックス証券のデメリットは、増額設定に対応していないことです。年の途中から積み立てる場合、投資枠を使い切るにはボーナス設定が利用できますが、ボーナス月の金額が多くなってしまいます。

マネックスカードでの積立時のポイント還元率は1.1%と主要ネット証券で最大です。他のネット証券のカード決済のポイント還元率0.5~1.0%程度よりも還元率が高く、マネックスカードを保有しているならマネックス証券のつみたてNISAがおすすめでしょう。

マネックス証券のつみたてNISAに関する口コミ

【豊富な商品ラインナップ】

★★★★★

マネックス証券は、つみたてNISAの取り扱い商品が150件以上あるので、自分に合った商品がきっと見つかります。ツールでランキングやパフォーマンスも見られるので、投資の知識が少ない人には役立つと思います。年間上限額の40万円を使い切り設定すると、限度枠を無駄にすることなく運用できます。ネット証券なので利用料を安く抑えることができるので、おすすめです。

40代 ・男性

【ポイント制度が素晴らしい】

★★★★★

マネックス証券では独自のポイントプログラムである「マネックスポイント」を貯めることができます。ポイントが貯まれば「Amazonギフト券と交換・dポイントと交換・Tポイントと交換・JALやANAのマイルと交換・日本赤十字社やReadyforへの寄付・株式売買手数料に充当・仮想通貨との交換」など非常に多くの使い方ができるので便利で嬉しいです。

20代・女性

【初心者向き】

★★★★☆

投資信託の取り扱い本数が多く、自分にニーズにあった商品を選べます。説明も丁寧なのでどんな商品かも理解しやすいです。引落手数料が無料なので入金額に悩むこともありません。また使用しているとマネックスポイントがたまってAmazonギフト券などに交換できるのもメリットです。非常にわかりやすく初心者の方にも向いています。

50代・男性

出典:fuelle編集部がクラウドワークスで調査

マネックス証券の詳細はこちら(公式サイト)

auカブコム証券……ボーナス設定に対応し株式取引手数料の優遇サービスあり

12.積立 nisa,33333 円
(画像= auカブコム証券より引用)

auカブコム証券は、三菱UFJグループのネット証券であり、充実のツールが特徴です。

auカブコム証券のつみたてNISAは、積立頻度が毎月のみですが、年2回までのボーナス設定(auカブコム証券のウェブサイト上は「増額指定」)に対応しているため、投資枠を使い切るのに問題はないでしょう。

つみたてNISA(一般NISAも含む)の口座を保有すると、国内株式の取引手数料が最大5%割引される「NISA割」が適用されます。NISA割では、国内現物株式のワンショット手数料、国内現物・信用取引の1日定額手数料が割引対象です。つみたてNISAとは別に、お得に株式を取引したい人にとってうれしいサービスになります。

デメリットとしては、頻度が毎月のみで、毎回の増額設定や使い切り設定に対応しておらず、設定の自由度が低いことです。しかし、設定の自由度が低いことは、迷うことなく設定できるというメリットにもなります。

au PAYカード決済による投資信託の積立は、2022年3月から開始されました。クレカ積立によりPontaポイントが1%還元されます。au PAYカードを保有しているなら、auカブコム証券のつみたてNISAがおすすめです。

auカブコム証券のつみたてNISAに関する口コミ

【はじめての人に優しい】

★★★★★

auカブコム証券のつみたてNISAの良い点は、毎月100円から積立可能、取り扱い商品の豊富さ、安い手数料だと思います。少額で始められるので、初心者の方にとてもおすすめです。取り扱い商品の数も豊富にあり、購入手数料や信託報酬も安い商品がそろっているのでこちらで積立ておけば充分です。

20代・女性

【投資初心者にオススメ】

★★★★★

auカブコム証券は少額から投資することが可能なので、気軽に投資をはじめることができます。リアルに投資のシステムを学ぶのに丁度よいので、投資初心者にオススメです。シミュレーションのツールが使いやすいので、リスクを回避しながら投資を学ぶことができます。ゲーム感覚で投資できるので、楽しみながら資産を増やすことができます。

40代・男性

【無理なく投資が出来る】

★★★★☆

100円から無理なく投資が可能で、失敗しても低リスクなので安心して出来ます。積み立ての頻度が多ければ安くなり、Pontaカードポイントも貯まるので、節約しながら投資をしたい人にはオススメしたいです。分からないことは気軽にチャットに聞いたりも出来るので、迷うことが無くなりますね。

30代・男性

出典:fuelle編集部がクラウドワークスで調査

auカブコム証券の詳細はこちら(公式サイト)

つみたてNISA(積立NISA)の投資枠40万円を使い切る設定方法を楽天証券とSBI証券の場合で解説

13.積立 nisa,33333 円
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAの投資枠40万円を使い切る設定は証券会社によって異なります。大手ネット証券の楽天証券とSBI証券の設定を例に確認しましょう。

楽天証券で投資枠40万円を使い切る設定

既に積立設定があれば、設定を変更する商品を一旦解除してから、再度設定します。

設定が初めての人は、「既に積立設定がある場合は設定を一旦解除する」をスキップして、次の「投資枠を使い切るようにボーナス設定を利用して積立設定する」へ進んでください。

・既に積立設定がある場合は設定を一旦解除する

(1)楽天証券のPCサイトにログインし、「NISA・つみたてNISA」タブを選択し、「積立設定」を選択します。

14.積立 nisa,33333 円
(画像=楽天証券より引用)

(2)金額を増やす商品の設定を一旦解除するため、右側の「解除」ボタンをクリックします。

15.積立 nisa,33333 円
(画像=楽天証券より引用)

(3)解除の確認画面が表示されます。内容を確認して、取引暗証番号を入力してから「解除」ボタンをクリックしましょう。

(4)変更を予定する全ての商品を解除したら、次の「投資枠を使い切るようにボーナス設定を利用して積立設定する」へ進みます。

・投資枠を使い切るようにボーナス設定を利用

(1)楽天証券のPCサイトにログインし、「NISA・つみたてNISA」タブを選択します。

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(画像=楽天証券より引用)

(2)「ファンドを探す」を選択し、ファンド名を入力して、商品を検索します。

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(画像=楽天証券より引用)

(3)注文の画面で引落方法と頻度「毎月」を指定します。

楽天カードクレジット決済では、ボーナス設定を利用できません。40万円全て使い切るには、引き落とし方法「証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)」を選びます。

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(画像=楽天証券より引用)

(4)ボーナス設定は「する」を選び、「ボーナス設定金額」と「ボーナス設定指定月1・2」を指定します。

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(画像=楽天証券より引用)

(5)金額を指定します。通常は増額設定「設定しない」を選びます。もし、年の途中から開始する場合は増額設定「設定する」を選んで、毎月増額する金額を指定してください。

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(画像=楽天証券より引用)

(6)設定を終えたら、目論見書を確認します。

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(画像=楽天証券より引用)

(7)注文内容を確認して、「取引暗証番号」を入力して「注文する」をクリックすれば設定完了です。

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(画像=楽天証券より引用)

楽天証券の詳細はこちら(公式サイト)

SBI証券で投資枠40万円を使い切る設定

既に積立設定があれば、設定を変更する商品を一旦削除してから、再度設定します。

積立設定が初めての人は、「既に積立設定がある場合は設定を一旦削除する」をスキップして、次の「投資枠を使い切るようにボーナス設定を利用して設定する」へ進んでください。

・既に積立設定がある場合は設定を一旦削除する

(1) SBI証券のPCサイトにログインし、「NISA つみたてNISA」タブを選択し、「つみたてNISA積立設定」をクリックします。

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(画像=SBI証券より引用)

(2)積立している商品の一覧が表示されます。右端の「削除」にチェックを入れて「次へ」をクリックしましょう。

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(画像=SBI証券より引用)

(3)確認画面が表示されます。内容を確認して「取引パスワード」を入力し、「設定する」をクリックします。

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(画像=SBI証券より引用)

(4)変更を予定する全ての商品を削除したら、次の「投資枠を使い切るようにボーナス設定を利用して積立設定する」へ進みます。

・投資枠を使い切るようにボーナス設定を利用して積立設定する

(1)SBI証券のPCサイトにログインし、「投信」タブを選択し、投資信託を探すボックスにファンド名などを入力して積み立てる商品を検索します。

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(画像=SBI証券より引用)

(2)商品の画面を表示したら「つみたてNISA買付」をクリックします。

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(画像=SBI証券より引用)

(3)積立コースは「毎月」、申込設定日に積み立てる日、設定金額に積立額を指定し、ボーナス月の設定の「追加」をクリックします。

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(画像=SBI証券より引用)

(4)ボーナス月の設定が表示されます。ボーナス設定の金額、申込設定日1と2を指定して「適用する」をクリックしましょう。

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(画像=SBI証券より引用)

(5)ボーナス設定が反映されます。分配金再投資などで投資額が投資枠を超える可能性がある場合には「NISAぎりぎり注文」を「設定する」にしましょう。

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(画像=SBI証券より引用)

(6)設定したら「次へ」をクリックします。

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(画像=SBI証券より引用)

(7)目論見書の確認画面が表示されます。目論見書を確認して「確認画面へ」をクリックしましょう。

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(画像=SBI証券より引用)

(8)設定内容の確認画面が表示されます。内容を確認して、「取引パスワード」を入力し、「設定する」をクリックすれば設定完了です。

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(画像=SBI証券より引用)

SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)

つみたてNISA(積立NISA)の投資枠40万円を超えたらどうなる?

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(画像=fuelle編集部)

投資枠40万円を超えて投資した場合には、つみたてNISAでの非課税対象にならないのでしょうか。

積立額が意図せずに投資枠上限を超える場合がある

積立設定で金額、ボーナス設定、増額設定などを計算して、投資額が投資枠40万円以下だと思っていても、投資枠の上限を超える場合があります。

投資信託の分配金が支払われて、分配金再投資が有効になっていると、分配金が投資枠を使って再投資されてしまいます。

これを避けるには、使い切り設定を利用するか、分配金再投資を無効にして分配金をつみたてNISAとは別に投資する方法があります。

投資枠を超えた分は課税口座での買付か買付不可のどちらか

投資枠40万円を超えて注文された分は、課税口座(特定口座・一般口座)で買い付けられるか、買い付けできないかのどちらかです。その処理は金融機関によって異なるでしょう。

楽天証券では、積立と分配金再投資ともに投資枠上限を超えた場合には、課税口座で買い付けられます。

SBI証券とauカブコム証券では、分配金再投資の時点で投資枠を超えていると課税口座(特定口座・一般口座)で買い付けられ、発注時に投資枠を超えていると買い付けできません。

非課税投資枠である40万ちょうどの設定をされている場合、年途中に分配金による再投資が実施されますと、12月に積立額が非課税投資枠を超えることとなり、この分の積立がエラーとなります。
※引用:auカブコム証券『つみたてNISAで積立を設定しています。分配金の再投資により、非課税投資枠の40万円を超えてしまう場合、どうなりますか。』

月額3万3,333円以上を投資したいならつみたてNISA(積立NISA)よりも一般NISA

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(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAの上限額は月当たり3万3,333円ですが、さらに非課税で投資したい人は、一般NISAを選べます。

つみたてNISA(積立NISA)と一般NISAの違いは投資枠や非課税の期間

一般NISAへの変更を検討するにあたり、つみたてNISAと一般NISAの違いを把握しておきましょう。

つみたてNISAと一般NISAの比較
NISA種類 つみたてNISA 一般NISA
投資可能期間 2018年~ 2014年~2023年
対象の人 日本在住で20歳以上
(口座開設する年の1月1日現在)
(2023年1月以降は18歳位以上)
投資の対象商品 長期・分散・積立投資に適する
投資信託・ETF(上場投資信託)
株式、投資信託、ETFなど
非課税の対象 分配金や売買益 配当金・分配金や売買益
投資できる金額 毎年40万円 毎年120万円
非課税の期間 最長20年間 最長5年間
買付方法 積立投資のみ 通常買付・積立投資
出典:金融庁ウェブサイト、2022年4月16日時点

・投資枠の違い
つみたてNISAの投資枠40万円は、一般NISAに変更すると年間120万円まで投資枠が増えます。一般NISAへ変更すれば、投資枠は3倍です。非課税で投資できる金額が大きく増えます。

・非課税期の違い
つみたてNISAの非課税期間20年間は、一般NISAに変更すると5年間へと大幅に短くなります。

長期投資を予定していて、つみたてNISAの非課税期間20年を優先したいなら、つみたてNISAのまま変更しないほうが良いでしょう。
松本雄一(金融ライター)

・購入できる商品の違い
つみたてNISAの対象商品は長期・積立・分散投資に適した投資信託・ETF(上場投資信託)に限られますが、一般NISAでは株式(国内・海外)やほとんどの投資信託・ETFへの投資ができます。

株式などにも非課税で投資したいなら、一般NISAへの変更を検討したいところです。

つみたてNISA(積立NISA)がおすすめの人

つみたてNISAがおすすめの人は、少額からの積立投資を始めたい人やほったらかし投資をしたい人です。

・少額から投信積立を始めたい人
年間40万円までの投資枠に収まる程度の少額から投信積立を始めるなら、つみたてNISAがおすすめです。

一般NISAよりも非課税で投資できる期間が長いため、年間40万までの投資なら、つみたてNISAは長期で非課税投資ができます。

・ほったらかし投資をしたい人
長期で積み立てる「ほったらかし投資」は、投資に時間を掛けられない人などに向いている投資方法です。ほったらかし投資は、一度の設定をすれば、あまり手はかからず、長期になるほど良い運用成績を得られる期待が高くなります。

一般NISAがおすすめの人

一般NISAがおすすめの人は、月3万3,333円を超えて投資したい人や投信以外の株式・REITなどに投資したい人です。

・月3万3,333円を超えて投資したい人
つみたてNISAの投資枠は40万のため、月額で投資できるのは3万3,333円までです。それを超える非課税の投資をしたいなら、一般NISAを選びましょう。

一般NISAで積立投資するなら年間120万円、月額では10万円の非課税での投資ができます。積立投資だけでなく、通常買付したい人も、一括投資ができる一般NISAがおすすめです。

・投信以外の株式やREIT(不動産投資信託)などに投資したい人
つみたてNISAの対象商品は長期・積立・分散投資に適した投資信託とETFのみです。株式やREIT(不動産投資信託)、長期・積立・分散投資向きとはいえないハイリスクな投資信託やETFなどに投資したいなら一般NISAを選びましょう。

2024年からは2階建の新NISAがスタート してつみたてNISA(積立NISA)も期間が延長

もしつみたてNISAではなく一般NISAを検討しているなら、2024年から一般NISAが新NISAへ切り替わることを知っておきましょう。

現行の一般NISAは2023年末で終わり、2024年からは新NISAとして制度変更が予定されています。新NISAでは、投資枠が1階と2階の2階建てです。

より多くの方々に長期・積立・分散投資を始めるきっかけとしてもらうため、2024年以降、一般NISAの非課税対象および非課税投資枠が見直され、2階建ての新しいNISAに変わります。 ※引用:金融庁『新しいNISAの概要』

投資枠の1階部分は20万円分、2階部分は102万円分で、合計して122万円まで年間投資が可能です。

新NISAでの1階部分はつみたてNISAと同様になります。対象商品は長期・積立・分散投資に適した投資信託・ETFに限定され、買付方法は積立のみ利用可能です。2階部分は今までの一般NISAと同様の対象商品で、通常買付もできます。

新NISAでの1階部分は、積立投資が必須です。新NISAでは、積立投資の利用が促進されるでしょう。

つみたてNISAで投資できる期間は、2037年までの予定でした。しかし、新NISAの変更に伴って、つみたてNISAで投資できる期間が5年間延長されて2042年までになります。

つみたてNISA(積立NISA)のメリット

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(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAをこれからスタートする人は、メリットを把握しておきましょう。

リターン(分配金や売買益)が非課税

つみたてNISAはリターンが非課税です。投資信託の分配金や売買益は通常20.315%の税率ですが、これが0%になるメリットは大きいでしょう。

毎月3万3,333円を20年間投資した場合の節税額のシミュレーションをします。投資元本は800万円です。利回りは3%と6%の2通りで計算してみます。

利回り3%の場合:運用成果1,094.3万円(うちリターン294.3万円)
利回り6%の場合:運用成果1,540.1万円(うちリターン740.1万円)

つみたてNISAを利用すればリターンは非課税です。しかし、同じ積立投資を課税口座でしていた場合の課税額は以下のようになります。

利回り3%の場合の課税額:59.8万円(≒リターン294.3万円×0.20315)
利回り6%の場合の課税額:150.3万円(≒リターン740.1万円×0.20315)

つみたてNISAを利用して投資をすれば、これらの金額を節税できます。

長期・積立・分散投資に適した投資信託・ETFに厳選されて商品を選びやすい

つみたてNISAの対象商品は、長期・積立・分散投資に適した投資信託・ETFに限定されます。

対象商品数は221本(2022年4月7日時点)です。長期投資に適した商品に厳選されています。 国内株式だけで数千銘柄ある株式などと比べて、商品が選びやすいこともメリットの一つです。

積立投資でほったらかしにできる

つみたてNISAは長期投資を推進する制度です。商品は長期保有するのが一般的であり、積立設定のあとは「ほったらかし」にできます。

ただし、一度設定したら長期で放置するのではありません。少なくとも年に一度程度は、運用する商品と投資額を見直すことをおすすめします。

長期運用するほど元本割れしにくい

インデックス型投資信託の値動きの元になる株価指数は、短期では上昇や下落を繰り返します。短期では、元本割れして含み損を抱えることがあるでしょう。

数十年という長期では、世界一の経済大国である米国の株価指数は、右肩上がりに上昇しています。米国の代表的な株価指数の1つ、S&P500指数のチャートが次です。

S&P500指数 チャート

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(画像=Google Financeより引用)

長期での右肩上がりの株価指数の動きが今後も継続すると考えた場合、米国株を主体とした投資信託に投資することで、長期運用するほど元本割れしにくいといえるでしょう。

つみたてNISA(積立NISA)のデメリット

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(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAを利用するならデメリットも把握しておきましょう。デメリットには損益通算・繰越控除できないことや投資信託の手数料があります。

つみたてNISA(積立NISA)での損失は損益通算や繰越控除できない

つみたてNISAで発生した損失は、損益通算や繰越控除できないことがデメリットです。

損益通算とは?
複数の口座を利用する場合に年間の利益と損失を相殺することです。損益通算により年間のトータルの利益が減り、税金を減額できます。
繰越控除とは?
年間の損失を翌年以降に繰り越して、翌年以降(最長3年間)の利益から控除できることです。利益が出た年に控除すれば、税金を減額できます。

つみたてNISAを利用せず、課税口座で投資信託などへ投資した場合は、損益通算や繰越控除が可能です。

投資信託の手数料がかかる

投資信託への投資には手数料の負担がありますので、手数料を把握しておきましょう。

つみたてNISAでの投資信託の買付手数料は無料です。把握しておきたい手数料は、主に「信託報酬」となります。保有している間に負担する運用コストです。

信託報酬は、投資信託の商品によって異なります。対象商品の信託報酬は幅広く、年0.1%から1.6%程度です。投資信託の内容と信託報酬を理解して商品を選択しましょう。

一部の投資信託では、解約(売却)時に「信託財産留保額」という解約手数料のような手数料負担があります。商品選びの際には、信託財産留保額も確認しておいたほうが良いでしょう。

よくあるQ&A

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(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAの投資額や積立頻度、投資枠などに関して、よくある質問をまとめました。

つみたてNISAで設定できる1回あたりの上限金額は?
年間投資額は40万円が上限です。1回あたりの上限額は、以下となります。

積立頻度:毎月、上限額3万3,333円/月
積立頻度:毎週、上限額7,692円/週
積立頻度:毎日、上限額1,640円前後/日
(年間の営業日数による)

これらの金額を積み立てた場合の投資額は以下です。

積立頻度:毎月、上限額39万9,996円(最高積立金額12ヵ月分)
積立頻度:毎週、上限額39万9,984円(最高積立金額52週分)
積立頻度:毎日、上限額39万9,840円
(2021年の年間営業日数245日、積立金額
1,632円の場合)

積立頻度は毎月・毎週・毎日どれがいい?
つみたてNISAの頻度が違っても、シミュレーションの結果では将来のリターンは大きく変わりません。毎月・毎週・毎日を選ぶ際には、自分が利用しやすい頻度を選べば良いでしょう。

なお、クレジットカード決済の場合は、積立頻度が毎月に限定される金融機関が一般的です。クレジットカード決済によるポイント取得を優先したいなら、毎月が良いでしょう。

余った投資枠はどう使い切る?
上限額を設定しても投資枠が余る場合には、ボーナス設定、増額設定、使い切り設定を活用します。

年2回程度のボーナス月の投資額を増額するならボーナス設定を、毎回の投資額を増額するなら増額設定を、分配金再投資などで買付金額が投資枠を超える可能性がある場合には使い切り設定を利用して、投資枠を使い切ります。

つみたてNISAの投資枠40万円を使い切るメリットは?
投資枠を使い切るメリットは、投資額が大きいほうが非課税メリットを最大化できることです。投資枠が余っても翌年に繰り越せませんので、投資枠は使い切ったほうが良いでしょう。

ただし、投資は余裕資金で行うものです。つみたてNISAは、無理をしないで投資額を出せる範囲で、投資枠を使うようにしましょう。

つみたてNISAの投資枠40万円を使い切れるおすすめ証券会社は?
投資枠を使い切るのにおすすめの証券会社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券の主要ネット証券です。100円から1円単位で設定ができます。対象の投資信託のラインアップは充実しており、投資枠を使い切る設定が利用可能です。

楽天証券で投資枠40万円を使い切る方法は?
楽天証券ではボーナス設定を利用して投資枠40万円を使い切れます。ボーナス設定の月を2回指定して、投資枠を使い切るための投資額を指定しましょう。年の途中からの場合は、増額設定を利用して毎回の投資額を増額すれば、投資枠を使い切れます。

つみたてNISAの投資枠40万円を超えたらどうなる?
注文が投資枠40万円を超えると、課税口座(特定口座・一般口座)で買い付けられるか、買い付け自体が行われません。どちらになるかは金融機関により異なります。可能であれば、金融機関のウェブサイトで確認しておくと良いでしょう。

月3万3,333円を超えて投資したい場合はどうする?
月額3万3,333円より多くの投資をしたい場合には、一般NISAを検討しましょう。一般NISAなら年間120万円、積立の場合は月10万円まで投資可能です。

つみたてNISAと一般NISAの変更は年に一度だけできます。2024年から一般NISAは、新NISAへと切り替わる予定です。

つみたてNISA(積立NISA)はこつこつ継続が大切

つみたてNISAでは、資金に余裕があれば、月3万3,333円の投資で投資枠40万円を使い切ることで非課税メリットを最大化できます。投資枠を使い切るためには、金融機関が提供しているボーナス設定や増額設定などを利用しましょう。

つみたてNISAの投資額より多く投資したいなら、一般NISAへの変更もできます。どちらにしても投資を継続することが大切です。
松本雄一(金融ライター)

松本雄一
執筆・松本雄一
群馬大学工学部情報工学科卒業。外資系コンピューター会社にて、ITサービス・トランジションやセキュリティ対策に携わり独立。
自らの投資経験をもとに、株式・投資信託や証券会社などの情報を発信。金融アドバイザーとして、これまでに300件以上の金融記事の執筆を手掛けている。興味のある分野はフィンテックや新しい金融商品など。
群馬大学工学部情報工学科卒業。外資系コンピューター会社にて、ITサービス・トランジションやセキュリティ対策に携わり独立。
自らの投資経験をもとに、株式・投資信託や証券会社などの情報を発信。金融アドバイザーとして、これまでに300件以上の金融記事の執筆を手掛けている。興味のある分野はフィンテックや新しい金融商品など。

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