不動明王が祀られているご利益のあるお寺は?

不動明王が祀られた霊験あらたかなご利益のあるお寺①瀧谷不動尊

不動明王のご利益とは?真言の効果とお不動さんが祀られているお寺は?
(画像=『BELCY』より引用)

1つ目にご紹介する、不動明王が祀られているご利益のあるお寺は「瀧谷不動尊」です。緑豊かな町である大阪の富田林に位置しているこちらのお寺は、お不動様と脇侍の矜羯羅(こんがら)童子と制吒迦(せいたか)童子を祀っており、弘法大師こと空海が国家の安全と国民の幸せを祈念するために開かれたお寺です。

厄除け・商売繁盛などといった不動明王の定番のご利益から眼病平癒・交通安全などの瀧谷不動尊ならではの最強のご利益があると言われており、毎月28日のご縁日では不動明王のご利益に感謝する人々で賑わっています。境内では、子どもの健やかな成長や厄除けを願う護摩祈祷をおこなっています。

瀧谷不動尊(滝谷不動明王寺)

住所 〒584-0058大阪府富田林彼方1762
電話番号 0721-34-0028
営業時間 8:30~16:30
定休日 無休
アクセス 近鉄長野線「滝谷不動駅」(徒歩約15分)

不動明王が祀られた霊験あらたかなご利益のあるお寺②高幡不動尊

2つ目にご紹介する、不動明王が祀られているご利益のあるお寺は「高幡不動尊」です。正式名称が「高幡山明王院金剛寺」というこちらのお寺は、古来から「関東三大不動」の1つに数えられており、地元の人々からも身近なお不動さんとして親しまれている霊験あらたかなお寺です。

「高幡不動尊」におけるご利益は、主に家内安産・商売繁盛・身体安全・厄災除けなどから、工事安全や旅行安全、学業・就職成就などといった、実に様々なご利益があるとされています。不動明王の強大なパワーや加護をいつでも身に着けられるように、境内で購入できる御守りも様々なバリエーションがあります。

また「高幡不動尊」の大日堂には、新撰組の近藤勇・土方歳三の石碑と銅像が設置されています。奥殿には、土方の書簡をはじめとした、新撰組に関する多くの資料が展示されています。そのため、新撰組ファンにも人気の高いお寺です。

高幡不動尊(高幡不動尊金剛寺)

住所 〒191-0031東京都日野市高幡733
電話番号 042-591-0032
営業時間 24時間営業
定休日 無休
アクセス 京王線・多摩都市モノレール「高幡不動駅」(徒歩厄5分)

不動明王が祀られた霊験あらたかなご利益のあるお寺③米子不動尊

3つ目にご紹介する、不動明王が祀られているご利益のあるお寺は「米子不動尊」です。奈良時代の僧・行基によって開山された、信州最古の不動尊霊場であるこちらのお寺は、「日本三大不動尊」の1つであり、古くから地元の人々の間では「米子のお不動さん」という名前で親しまれている霊験あらたかなお寺です。

「米子不動尊」のご利益は主に、家内安全・無病息災・五穀豊穣・厄除け・商売繁盛があり、日本全国からこのお不動様が持つ最強のご利益を頂きに人々が訪れています。古くから知られている熊野信仰・算額修験道の聖地でもあります。

米子不動尊(本坊米子瀧山不動寺)

住所 〒382-0023長野県須坂市大字米子1057
電話番号 026-245-0972
営業時間 24時間営業
定休日 無休
アクセス 長野電鉄長野線「日野駅」(車で県道349号線経由約19分)

不動明王が祀られた霊験あらたかなご利益のあるお寺④大本山成田山新勝寺

4つ目にご紹介する、不動明王が祀られているご利益のあるお寺は「大本山成田山新勝寺」です。平安時代に、寛朝大僧正によって開かれた成田山に鎮座するの霊験あらたかなお寺です。平安時代から変わらず受け継がれてきた「御護摩」は特に有名です。主なご利益は、心願成就・家内安全・交通安全・開運成就など様々です。

大本山成田山新勝寺

住所 〒286-0023千葉県成田市成田1
電話番号 0476-22-2111
営業時間 24時間営業【祈祷受付時間】6:00~19:00
定休日 無休
アクセス JR成田線「成田駅」(徒歩約14分)

不動明王をお参りする時の方法・マナーとは?

山門をくぐる時などは敷居を踏まないように注意!

神様や仏様の最強パワーやご利益を頂く時に、多くの人々が行うのが「参拝」です。しかし、霊験あらたかな神社とお寺ではそれぞれ正しい参拝方法が異なっているということは知っていましたか?ここでは、不動明王をはじめとした数々の仏様を祀るお寺を参拝する時に知っておきたい知識・マナーについてご紹介します。

まず知っておきたいマナーは「山門をくぐる時は敷居を踏まないようにすること」があります。お寺に入る時に、最初にくぐる門のことを「山門」といい、人間が住む世界と仏様の世界との境界線や結界の役割を持つ門なのです。原則山門をくぐる時には、門の手前でお辞儀もしくは手を合わせてから入りましょう。

門の手前でお辞儀や手を合わせることで、仏様に「参拝に参りました」という挨拶になります。また、門の敷居はまさに「結界の境目」であり、敷居を踏むことは仏様に対して失礼な行為とされているため、くぐる時には敷居をまたいで入るようにしましょう。

お祈りの際は音を鳴らさない

お寺へ参拝に訪れた際にしておきたいのが「お祈り」。仏様へお願いをする人も多いですが、お祈りの際には「手を叩いて音を鳴らさない」というマナーがあります。神社は「2礼2拍手1礼」といった、音を鳴らすのがマナーですが、お寺でお祈りする時に音を鳴らすのはマナー違反なのです!基本的には以下のような手順です。

お寺でお祈りする時の手順(※手順は諸説あります)

帽子を脱いで、軽くお辞儀をします。

賽銭箱にお賽銭を入れます。

鈴があるお寺であれば、鈴を鳴らします。

両手を静かに合わせて、深くお辞儀をします。

できれば唱え言葉を唱えます。

お祈りをします。

最後にもう一度深くお辞儀をします。

宗教や宗派・お経に合わせた唱え言葉を唱えること

お寺で参拝する時のポイントとなるのが「唱え言葉」です。「唱え言葉」とは、参拝の時に仏様に「お力をかしてください」とお願いする時の言葉です。一般的に良く知られているもので、浄土宗の「南無阿弥陀仏」や日蓮宗の「南無妙法蓮華経」などです。不動明王をはじめ、宗派やお経によって唱える内容が異なっているのです。

唱え言葉では、本尊の名前に「南無(なむ)」という、仏教用語で「心から信じます」という誓いの言葉を付けて唱えます。「唱え言葉がわからない…」という場合は、唱え言葉がなくても問題ありませんが、知っている場合は宗派に合わせた唱え言葉を唱えた方がよいといわれています。

不動明王の強力なご利益を頂きに行こう!

いかがでしたでしょうか?お不動さん・お不動様こと不動明王は、全ての人々を救済する熱血系な仏様なのです。何か大きな選択をせまられた時や、勝負ごとなどにおいて絶対に負けたくない時などは、是非とも不動明王の力やご利益をお借りしましょう!お不動さんの最強パワーなら、どんな困難にも立ち向かえることでしょう。

神社の参拝方法とは異なる点も多いですが、知っておけば不動明王をはじめとした数々の仏様の加護を受けることができるでしょう。

提供・BELCY

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