【バーデンパークSOGI】は、紅葉でも有名な岐阜県の曽木町にあります。天然温泉をはじめ、とても充実した施設で、市民だけではなく旅行客の憩いの場。ファミリーや友達同士、年配の方まで、ゆったり楽しく過ごせます。

岐阜県土岐市の「曽木町」「曽木温泉」とは?

温泉プールやジムも魅力的!曽木温泉【バーデンパークSOGI】(岐阜県)
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

岐阜県の中でも愛知県との県境にある土岐市「曽木(そぎ)町」は、自然豊かでありながら、程よく道路や設備も整理されています。

町の中央にある 曽木公園 は、飛騨・美濃の【紅葉33選】に選ばれている紅葉の名所でもあり、毎年11月になると夜に紅葉がライトアップされ、公園内の池に映る姿は「逆さ紅葉」とも言われていて有名です。

また曽木町の特徴の1つが 天然の「曽木温泉」。岐阜といえば下呂温泉が有名ですが、全国的には知名度は低くとも、良い泉質の温泉は各地にあり、曽木温泉もその1つ。享保3年(1718年)に松平秀雲が著した『閑遊漫遊録』に記されていることから、江戸時代から知られている温泉であることが伺えます。

泉質などについては下記の通りです。

泉質:アルカリ性単純弱放射能温泉(低張性ーアルカリ性ー低温泉)
泉温:28.5℃
PH値:9.9
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、 関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、 痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

温泉だけじゃない!【バーデンパークSOGI】

【バーデンパークSOGI】は、そんな天然の曽木温泉の施設で、曽木公園の目の前にあります。

温泉プールやジムも魅力的!曽木温泉【バーデンパークSOGI】(岐阜県)
(画像=まき子 トリップノートより引用)

市街地からここまで来る道中は、とっても田舎で「こんなところに本当に温泉施設なんてあるの?!ボロくないの?!」と不安に思うかもしれませんが(笑)、本当にあるんです。そしてご安心ください、とても綺麗な施設です。

最初のオープンは2006年だったのですが、2013年は来客者数200万人を達成!そして、多くの人の来場による老朽化に伴い、2014年にリニューアルオープン しました。

温泉プールやジムも魅力的!曽木温泉【バーデンパークSOGI】(岐阜県)
(画像=まき子 トリップノートより引用)

曽木町のある土岐市は、日本全国NO.1の陶磁器の生産地なので、エントランスにも陶器を使ったオブジェが花を添えています。このようなオブジェは、あちこちで見られます。

豊富な施設でお子様からご年配の方まで楽しめます!

温泉プールやジムも魅力的!曽木温泉【バーデンパークSOGI】(岐阜県)
(画像=まき子 トリップノートより引用)

中に入ると、とても天井が高く開放感に溢れています。システムは近年あるような温泉複合施設と同じで、まず脱いだ靴を靴箱に入れ、その鍵を受付カウンターに預けるところから始まります。

様々な施設があるので温泉に入らなくてもOK!極端な言い方をすれば、お昼ご飯をここのレストランで食べるだけでも良いんです。ただ、温泉とレストラン以外の施設を使用する場合は総合利用となり、料金が加算されます。

お風呂(温泉)のみ:中学生以上 550円、小学生以上 270円、未就学児 無料
総合利用(温泉以外の施設利用):中学生以上 1,500円、小学生以上 750円、未就学児 無料

温泉以外には、温泉プール、トレーニングジム、エステがあります。温泉についても含め、それぞれの施設をご紹介いたします。

あっちもこっちも入りたくなっちゃう天然温泉のお風呂【もみじの湯】!

温泉での撮影は禁止されているので写真はありませんが、脱衣所は広々としたロッカーが整っており、とても清潔感があります。100円を入れると鍵がかかり、帰る時に鍵を戻せば100円が戻ってくるロッカーです。

浴場に入ると、まず目にするのはヒノキの大浴場。温度はそんなに熱くはなく、小さなお子様でも一緒に入られる優しい温度かと思います。

「麦飯石(ばくはんせき)」の石風呂

内湯には、「麦飯石(ばくはんせき)」という石風呂もあります。体をポカポカさせる遠赤外線のような効能があり、たくさんのミネラルも溶出しているそう。

「麦飯石」の効用については、1970年代にマルチ商法にも利用されたことがあったため、悪いイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、初めて麦飯石と対面した筆者の個人的な感想としては、本当に体がポカポカになり「効いてるわ〜」とジワジワくるような感じです。

土岐市ならではの陶磁器「壺湯」

露天風呂もとても広い敷地で、お風呂の種類もたくさん!陶磁器の生産量が日本全国ダントツNO.1 の、土岐市ならではの陶磁器を活用した「壺湯」がズラッと並び、薬風呂もあります。

たくさんのお風呂があるので、あっちも、こっちも!と廻っていると逆上せそうです(笑)。お風呂の様子は ホームページの写真 がわかりやすいと思います。

なお、タオルは余裕があればご持参ください。間に合わない場合は、タオル販売、有料レンタルも受付で行なっています。

子供も楽しめる!温泉のプール【バーデプール】

温泉プールやジムも魅力的!曽木温泉【バーデンパークSOGI】(岐阜県)
(画像=まき子 トリップノートより引用)

このような施設に行く場合、「自分はゆったり温泉に浸りたいのに、子供は温泉のお風呂だけではすぐに飽きちゃってもたない…」という方も多いのではないでしょうか。そんな方に嬉しいのが 温泉水を使った【バーデプール】!

入口やロッカーは「もみじの湯」と共有で、お風呂の扉とは別に、【バーデプール】の入口があります。

温泉プールやジムも魅力的!曽木温泉【バーデンパークSOGI】(岐阜県)
(画像=まき子 トリップノートより引用)

ホームページでは “ヨーロッパの洞窟をイメージした” と謳っていますが、薄暗いわけではなく、外から太陽の光が差し込む明るい空間です。プールの全体的な作りが、鍾乳洞のようにくねくね曲がっていたり細長い通りがあったりするので、その辺りが洞窟っぽいのかな、と思います。

先述の通り、プールを利用するには「総合利用料金1,500円」が必要です。また水着とスイミングキャップ も必要ですが、もし持ち合わせがなかったらレンタルも可能です。(キャップ100円、水着300円、バスタオルと合わせた3点セット500円)