【16】豚玉丼
「全国丼グランプリ」の豚丼部門において7年連続で金賞を受賞した「豚玉丼」。数々のメディアに紹介される人気のご当地グルメで、秩父市にある「たぬ金亭」の店主が独自に考案した、オリジナルの秩父新名物です。
丼の具材はとてもシンプルで、豚肉・温泉たまご・揚げ玉・青ネギ、そしてご飯のみ。しかしこれが絶妙の組み合わせだと大人気です。ご当地グルメだけあって秩父産の味噌にこだわっており、この味噌がおいしさの秘密なのだそう。
豚玉丼のおすすめ店:たぬ金亭(秩父市)
秩父鉄道「武州中川駅」から徒歩12分ほどの場所にある「たぬ金亭」。メディアに多く取り上げられるだけあって、ログハウス風の店内には芸能人のサインも飾られています。
定番の「豚玉丼」は小盛り・中盛り・大盛り・特盛り、さらにお子様用とサイズも豊富。さらに豚玉丼にトッピングをした3種類の「ご当地丼」を提供し、それぞれ「チチブ丼」「ながとろ丼」「ジンジャー丼」と名付けられています。
【17】うなぎ料理
埼玉県川越市のグルメといえば「うなぎ」です。肉を食べることが禁じられていた江戸時代、海がないこの辺りに住む人たちのタンパク源となっていたのが、近くの新河岸川や入間川で捕れるうなぎでした。現在はうなぎ漁は行われていませんが、江戸時代の食文化が脈々と受け継がれ、川越市には歴史あるうなぎ屋さんが多くあります。
うなぎ料理のおすすめ店①:川越いちのや(川越市)
天保3年(1832年)よりつづく鰻の老舗店。小江戸情緒を残した店構えの店内でいただけるのは、代々受け継がれてきた秘伝のタレで焼いた、柔らかく肉厚の蒲焼。食べ方はうな重のほか、ひつまぶしも提供しており、また川越には本店のほか、川越アトレにも店舗があります。
うなぎ料理のおすすめ店②:小川菊(川越市)
江戸時代後期に創業した、老舗のうなぎ専門店「小川菊(おがきく)」。江戸時代から変わらぬ製法と秘伝のたれで料理したうなぎを味わうことができます。建物は川越市内でも珍しい木造三階建の建物。大正時代に建造されたもので、市の都市景観重要建築物に指定されています。
人気の「うな重」は紀州備長炭でふっくらと焼き上げた一品。ふんわりと口の中でほどけるような柔らかいうなぎの食感と、香ばしい秘伝のたれとの相性が抜群です。
【18】さつまいもグルメ
埼玉県川越市といえば、うなぎと並んで名物となっているのが「さつまいも」です。その歴史は江戸時代にまで遡り、当時、川越藩や周辺では「川越いも」の生産が盛んでした。川越いもは舟で江戸に運ばれ、江戸に住む人たちの間で、川越いもは品質がよく美味しいと大評判!しだいに「さつまいもと言えば川越」と言われるようになりました。
現在はさつまいも農家は少なくなってしまいましたが、川越市内のさつまいも農家による「川越いも研究会」が結成されており、さつまいもの直売や、いも掘り体験などを実施しています。
さつまいもグルメのおすすめ店①:菓匠右門 一番街店(川越市)
菓匠右門(かしょううもん)が販売している「いも恋」は、川越の定番土産のひとつ。輪切りのさつまいもと粒あんを、山芋ともち粉を混ぜたモチモチの生地に包んだもので、包む作業は機械ではできないため、すべて人の手でやっているんだそうです。
川越市内にある店舗のなかで、蒸したて熱々の「いも恋」を味わえるお店がいくつかありますが、「一番街店」もそのひとつ。湯気に誘われるようにお客さんが並びます。
さつまいもグルメのおすすめ店②:川越けんぴ工房直売店(川越市)
「いも恋」を作っている「菓匠右門」の関連店のひとつです。こちらでは「いも恋」は販売しておらず、揚げたての「川越けんぴ」と「お芋のソフトクリーム」の専門店となっています。
「揚げたて芋けんぴ」は食べ歩き用とお土産用があり、川越散策がてら食べ歩くのもおすすめ!昔懐かしいおやつのイメージがある芋けんぴも、あか抜けたおしゃれなパッケージで販売しています。
【19】いがまんじゅう
埼玉県鴻巣市(旧川里町)が発祥とされ、県北東部の地域で昔から食べられているお菓子。もち米が高価なため、饅頭のまわりに赤飯をまぶしてボリュームを出したのが始まりという説や、ある農家のお嫁さんが、手間を省くために赤飯とまんじゅうを一度に蒸したところ、両方があわさったものが出来上がった、という説があります。
現在でもお祭りやお祝いの際に振る舞われる他、子供達のおやつとしても食べられています。鴻巣市をはじめ、羽生市や行田市、加須市などの和菓子屋さんで販売されており、お土産のひとつとして定着しています。
【20】炭酸まんじゅう
北埼玉や北関東で、昔から作られてきた郷土菓子。あまり手間がかからずに作れるため、忙しい農作業の合間に手軽に食べられるお菓子として発展してきました。お祝いやお祭りなどハレの日に振る舞われるお菓子としても親しまれています。「炭酸まんじゅう」という名前の由来は、重曹を使用して炭酸で生地を膨らませるから。道の駅や農産物直売所などで購入することができます。
【21】草加せんべい
埼玉県草加市のお土産といえば「草加せんべい」!草加市はかつて米の生産が盛んで、余った米を団子状に丸くして乾かし、保存していました。江戸時代に草加宿が栄えると、保存食だった団子状の米が、せんべいへと形を変え茶屋などで売られるように。
明治・大正と時代の流れとともにせんべいの認知度が上がり、天皇陛下に埼玉の名産品として献上されたことから、名物草加せんべいの名と味が世に広まっていったと言われています。
もうひとつ、草加せんべいといえば、おせんさんという女性の物語が有名です。草加が宿場町だった頃に、街道の茶屋で団子を売っていました。団子が売れのこり困っていると、通りすがりの侍にヤキモチにしてはどうか?と言われ、それを売りに出したところ評判になり、草加の名物に。
しかしこれは昭和時代に作られた俗説で、現在も草加せんべいにまつわる物語として、語り継がれています。
草加せんべいのおすすめ店:草加堂本店(草加市)
東武鉄道伊勢崎線「獨協大学前駅」から徒歩12分ほどの場所にある「草加堂本店」。シンプルなおせんべいからマヨペッパー、青のり、みそ味、ざらめなど驚くほどの種類があり、色々な味を楽しめます。迷った時は、8つの種類が1袋のセットになった商品もおすすめです。
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