【11】ゼリーフライ

【埼玉】郷土料理のおすすめ21選!埼玉名物の食べ物特集
(画像=photo-ac.com トリップノートより引用)

【10】で紹介した「行田フライ」と並んで、行田市周辺で食べられている軽食。衣のついていないコロッケのようなもので、じゃがいもやネギ、にんじんに、おからを混ぜたものを小判形に整え揚げた料理です。ソースの香りが食欲をそそり、モチモチとした食感から子供から大人までに好まれています。”ゼリー” という名前の由来は、小判形(銭)であることから「ゼニ」が「ゼリー」になったという説が有力だそう。

行田市内のさまざまな場所で販売しており、こちらからゼリーフライを提供しているお店を確認できます。

【12】さといもコロッケ

【埼玉】郷土料理のおすすめ21選!埼玉名物の食べ物特集
(画像=photo-ac.com トリップノートより引用)

埼玉県狭山市の特産品である里芋を使用した「さといもコロッケ」。じゃがいもと違い、ねっとりした食感の里芋を使ったコロッケは、中のクリーミーさと、外のサクサク感がたまらないグルメです。

じつはスーパーなどの店頭で売られている里芋は小芋・孫芋が多く、親芋は見かけません。親芋とは最初に芽を出す部分のことで、硬くて苦味があるため捨てられることがほとんど。しかし親芋を捨てるのはもったいないからと生まれたのが「さといもコロッケ」。とてもエコなコロッケです。材料は、里芋のほか鶏のひき肉、玉ねぎが加わります。

狭山市で「さといもコロッケ」を販売しているお店はこちらで確認できます。狭山市を訪れた際にはぜひ食べ歩きのお供にいただいてみてください。

【13】中津川いも田楽

【埼玉】郷土料理のおすすめ21選!埼玉名物の食べ物特集
(画像=トリップノートより引用)

埼玉県秩父市大滝地区を中心に栽培されている、「中津川いも」を使用した田楽。中津川いもは小さく、皮が柔らかいので皮ごと食べられるのが特徴です。その上串に刺しても崩れません。

中津川いも田楽は、いもをよく洗い茹でて冷ましたものを串に刺し、タレをつけて香ばしく焼いたもの。タレには味噌やしょうゆ、砂糖、みりんなど加えて、えごまを使うのが大きな特徴です。一串には4個のいもを刺すようです。

【14】加須うどん

古くから小麦の生産が盛んな埼玉県加須(かぞ)市周辺でつくられ、食されているご当地うどん。江戸時代のなかば、加須市不動岡にある總願寺(そうがんじ)の門前にて、参拝客をうどんでもてなしたのが始まりと言われています。

加須うどんは手打ちならではのコシの強さと喉越しのよさが特徴。冷たいもりうどんを、冷たいつゆでいただくのが一般的ですが、各店舗が工夫を凝らした、独自のスタイルの加須うどんも提供されています。

こちらのページから、「加須うどんマップ」をダウンロードすることができます。

加須うどんのおすすめ店:久下屋脩兵衛(加須市)

【埼玉】郷土料理のおすすめ21選!埼玉名物の食べ物特集
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

加須市で加須うどんが食べられるお店の中でも、とくに人気のある「久下屋脩兵衛(くげやしゅうべえ)」。厳選した小麦を独自の配合でブレンドし、気温や湿度によっても調整するなど、素材にこだわった手打ちのうどんがいただけます。

メニューが豊富なのも特徴で、うどんとそばだけでも温冷あわせて50種類ほどあり、そのほか自慢の天ぷらなどの一品メニューもあります。

【15】豆腐ラーメン

埼玉県さいたま市のB級グルメ。「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」の第2回と第4回で優勝した実績をもち、メディアでもたびたび紹介される人気のご当地グルメです。醤油ベースのスープに麺、麺の上には豆腐とひき肉のあんかけがかけられたラーメン。ひと言で表すなら辛くない麻婆麺です。

豆腐ラーメンの発祥は、岩槻区にある「レストラン大手門」。従業員の賄いとして作っていた豆腐ラーメンが、いつしかお客さんにも提供されるようになったのだそうです。

豆腐ラーメンのおすすめ店:レストラン大手門(さいたま市)

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

豆腐ラーメンの発祥である「レストラン大手門」は、岩槻城址公園内にある「市民会館いわつき」の1階にあります。ラーメン店というわけではなく、なんだか懐かしい昭和レトロな雰囲気の食堂。

メニューは「トーフラーメン」をはじめ、トーフラーメンとのセットものや、チャーハン、カツ丼、生姜焼き定食などの食堂メニューが揃います。しかし多くのお客さんが注文するのはやっぱり「トーフラーメン」。さっぱり味のスープに中太ちぢれ麺のラーメンは、優しい味わいです。