神奈川県相模原市上溝に鎮座する亀ヶ池八幡宮。神聖で研ぎ澄まされた雰囲気が漂っており、壮大な力に引き寄せられる気持ちになります。また、縁起とされる「亀」を名に持つことから、ハッピーなパワースポットとも言われています。さらには、ゴールド免許にちなんだ黄金の神社もあり!相模原市にあるパワースポット、亀ヶ池八幡宮の魅力をご紹介しましょう。
亀ヶ池神社の概要
創建、歴史
相模原市の上溝(かみみぞ)地区に鎮座している「亀ヶ池八幡宮」。創建は不詳と言われていますが、北相模で農業開拓の守護神とされている八幡菩薩が祀られてきました。
中世紀に入ると武士からの信仰が厚くなり、源頼朝の重臣・侍所別当(さむらいどころべっとう)の和田義盛が八幡宮の北にある横山城での戦いに向かう際に祈願したところ、戦いに勝利したという言い伝えもあります。
1339年に社殿が再建され、1649年には幕府の社領として七石の朱印を受けました。また神社の東側に亀が沢山住んでいたことから、1869年に「亀ヶ池八幡宮」と名づけられ現在に至ります。
ご祭神
『古事記』や『日本書紀』に登場する応神天皇(誉田別命 ほんだわけのみこと)を主祭神に、そして相殿には母親の神功皇后、さらに応神天皇と深い関わりの合った比売神(ひめがみ)の三柱をご祭神として祀っています。
また境内には天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)、素戔嗚尊(すさのをのみこと)、建御名方神(たけみなかたのかみ)、保食神(うけもちのかみ)、火産皇神(ほむすびのかみ)が合祀(ごうし)されています。
ご神徳
農耕・狩猟・風・食物・養蚕・補色の神様などが祀られている亀ヶ池八幡宮では、それぞれの御祭神にちなんで子宝安産、必勝開運などをはじめ、国家安泰や繁栄、五穀豊穣、商売繁盛、水難除けなど様々なご神徳があるといわれています。
神聖なる空気が漂う亀ヶ池神社の境内案内
こちらが亀ヶ池八幡宮の大鳥居。神聖な空気に包まれます。境内では、参拝順路が案内されています。
鳥居をくぐると、右手に神楽殿、そして左手には手水舎が現れます。心と体を清め、参拝に挑みます。
御神門から本殿にアクセスしますが、撮影は神聖な場所のため禁止。170坪もある内庭の奥に、本殿が鎮座します。厳粛な空気が漂う中での本殿へのお参りは、身が引き締まります
社殿は総檜ででき、権現造(ごんげんづくり)。拝殿は正面大切妻入り母屋造り。荘厳な調和がとれた、大変美しい神秘的な作りになっています。
鎮座800年を記念して作られた「亀ヶ池」
社殿の西側には、鎮座800年を記念して作られた亀ヶ池があります。美しい日本庭園の中に清らかな水をためた神池の亀ヶ池。平成27年6月に増設され、今では亀ヶ池八幡宮を代表するスポットとなっています。
目指せゴールド免許!交通安全の神様が鎮座する「ゴールド神社」
亀ヶ池八幡宮にはなんと!ゴールド神社と呼ばれる、金色に輝く神々しい境内社があります。金色の神社の色は、ゴールド免許を意識したデザイン。こちらには、八幡大神様の分霊が祀られています。
このゴールド神社では、交通安全や車のお祓いなどを行ってくれます。祈願を行い、無事故無違反、そしてゴールド免許を目指してみてはいかがでしょうか?