今注目の自転車旅★4つの旅先のおすすめスポットとレンタサイクルの利用ポイント

人混みを避けながら自由に旅を楽しむ方法として、今注目される「自転車旅」。調べてみると「レンタサイクル」は案外あちこちの旅先で借りることができます。自由度が高いだけでなく、行動範囲も広がり、旅の楽しみ方も無限大！ただしちょっとした注意ポイントも・・。筆者が実際に利用した旅先を、筆者の失敗談も交えながらご紹介します。

気軽に使えるレンタサイクル

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

「人混みを避けられる」「自由度が高い」など、今旅のツールとしても注目が集まる「自転車」。自転車といっても、本格的なスポーツタイプとなるとハードルが高いですが、旅先で「レンタサイクル」を利用するというならどうでしょう？基本的に自転車に乗れる人であれば借りることができますし、これなら気軽に利用できそうです。

車を使った旅なら、行きたい場所に直接行くことができます。でも新幹線や飛行機などを利用する場合、着いた先でどんな交通手段を使うかによって、自分が行ける範囲や一日の時間の使い方がガラッと変わってきますよね。これってけっこう大事なポイントだと思いませんか？

現地のバスなどの交通網が発達していれば、そちらを利用してもよいでしょう。でも地域によっては運行本数が少なかったり、行きたい場所をカバーしていない場合もあります。そんな時「レンタサイクル」があれば、比較的広範囲まで足を延ばすことができ、自由度もかなり高いといえます。

それでは筆者が実際にレンタサイクルを借りた4つの旅先とそこでのおすすめスポット、そして実際に使ってみて分かったことをお伝えしましょう。

【1】鎌倉（神奈川県）

自転車のレンタル先：「レンタルサイクル鎌倉駅前店（レンタサイクルくらりん）」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

いつもたくさんの人でにぎわう鎌倉。自転車は、JR鎌倉駅を出てすぐ右手にある「レンタルサイクル鎌倉駅前店」で借りることができます。

自転車で行くおすすめスポット

「報国寺」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

「報国寺」は美しい竹の庭があることで知られるお寺。抹茶と干菓子をいただきながら、竹の庭を眺めるひと時は格別です。人気のスポットなので、人の少ない朝の訪問がおすすめ！

「寿福寺」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

もともとここは源頼朝の父、義朝の屋敷があったとされる場所で、北条政子が夫頼朝の亡き後この地に「寿福寺」を創建しました。外門から山門まで延びる美しい石畳が有名で、まるで時が止まったかのような不思議な静けさに包まれています。奥の墓地には、北条政子と息子の源実朝の墓とされる五輪塔が建てられています。

「材木座海岸」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

もし天気がよければ、サイクリングがてら海まで足を延ばすのもいいかもしれませんね。筆者が訪れたのは1月。この時期は人も少なく海がきれいでした。砂浜を散歩しながら、桜貝を見つけるのも楽しい♪

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

鎌倉での自転車旅について

結論からいうと、鎌倉はレンタサイクル旅にとても向いている街だと思います。

鎌倉は小さなエリア内にたくさんの魅力がぎゅっと詰まった場所。でも見どころも多く、歩いてまわるには少しハードです。かといってバスや江ノ電にその都度乗り換えるのも大変！行きたい場所が広範囲ならなおさらですよね。

そんな時に大活躍してくれるのがレンタサイクル♪たくさんの人が集まる人気の鎌倉で、人混みを避けながら移動できるというのも大きなポイントでしょう。

【2】小田原(神奈川県)

自転車のレンタル先：「レンタサイクルぐるりん小田原」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

都心からのアクセスがよく気軽に足を延ばせる城下町、小田原。レンタサイクルはJR小田原駅東口近くにある、「市民交流センター」の「小田原駅東口駐車場」で借りることができます。

自転車で行くおすすめスポット

「小田原城(小田原城址公園）」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

小田原市のシンボル、小田原城。天守閣を中心に城址公園として整備されています。天守閣内には、小田原の歴史を伝える資料や美術工芸品が展示されており、最上階からは相模湾と小田原の街が一望できます。パネルや映像を使ったり、遊び心をとりいれたりと、見る人がより分かりやすいように工夫されているのが印象的です。

「報徳二宮神社」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

薪を背負って歩きながら本を読む「二宮金次郎」の像は有名ですよね。その金次郎こと「二宮尊徳」は小田原の出身。小田原城址公園の一角にある「報徳二宮神社」は、その二宮尊徳を御祭神として祀った神社です。

「きんじろうカフェ」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

この報徳二宮神社の境内にある「きんじろうカフェ」は、「金次郎×カフェ」という意外な組み合わせが楽しいお店。金次郎さんの姿が浮かんだ「カプチーノ（￥550）」なんて、ほかではなかなかお目にかかれません。

「Café小田原柑橘倶楽部」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

また「きんじろうカフェ」と隣り合う「Café小田原柑橘倶楽部」では、地元小田原のレモンやみかんを使ったメニューが楽しめるほか、お洒落なオリジナル商品を買うことができます。ノスタルジックなデザインで、お土産に買ったらきっと喜ばれそう♪

ふたつのカフェはオープンカフェになっており、緑豊かな境内でホッとくつろぐひと時は最高です。

「小田原宿なりわい交流館」

(画像=自由旅クリエイターにじねこMii　トリップノートより引用)

昭和初期の旧網問屋をリニューアルした建物で、無料のお休み処として利用することができます。交流館周辺には小田原かまぼこの店が点在しており、そこで買ったさつま揚げなどを持ち込んで食べることもできます。

また交流館の裏手を少し行くと、砂浜に出ることができます。海を眺めながら、のんびりとした時間を過ごすのもおすすめ！

小田原での自転車旅について

「小田原城」や「報徳二宮神社」はJR小田原駅からも近く、十分歩いていける距離です。筆者は小田原を訪れた日、市中心部から離れた「小田原漁港」まで自転車で足を延ばしたいと思っていました。でも突然の雨のため、足止めせざるを得ず、結局行くことができませんでした。

小田原に着いたのが昼頃だったので、十分な時間がなかったこともあります。でも天気予報をもう少し気にしていれば、空が安定しているうちに漁港まで行くこともできたのでは？と思います。

小田原はレンタサイクル旅を楽しめる街だと思います。ただ残念ながらこの時は自転車のよさを活かすことができませんでした。