全国一斉休校で食費負担増も

2020年2月28日、安部首相は新型コロナウィルスの感染拡大防止策の一環として、小中高校に対して全国一斉休校を要請しました。子どもたちが日頃、家にいることで家庭での食事の機会が多くなり、結果、食費が家計を直撃することになります。そのような家庭の負担を少しでも和らげようと、外食チェーンが立ち上がりました。

お役立ち外食チェーンのサービス内容とは?

期間限定ですが、次のような外食チェーンが支援サービスを実施しています。

ワタミ

居酒屋・宅食大手のワタミが実施しているのが、「子育て家族割」。その内容は、同社が運営している宅食サービス「ワタミの宅食」で、満3~18歳の子どもがいる子育て世帯を対象に、弁当を2食以上注文した場合、1食あたり390円に値引きするというものです。毎日違った献立の弁当が平日5日間届くという、宅食会社ならではのサービスといえるでしょう。申し込みはお届け週の前週水曜日までで、3月16日~4月24日まで実施します。

王将フードサービス

「餃子の王将」を運営する王将フードサービスでは、休校期間に合わせて3月9~31日まで、「お持ち帰り専用お子さま弁当」を発売します。子どもでも食べられるように、電子レンジ対応容器にご飯の丼と、別盛りで餃子2個、鶏のから揚げ2個、ウィンナー2個という子どもが好みそうなメニューを詰め込みました。これで250円+税という安さも目を引きます。

一蘭

天然とんこつラーメンの一蘭では3月8~31日の期間限定で、お子さまラーメンに抹茶杏仁豆腐を付けた「お子さまラーメンセット」を小学校6年生までの子ども客に無料で提供します。一蘭公式アプリに会員登録すれば、ラーメンを注文した大人1名に付き5名の子どもまで有効というかなり太っ腹なサービスです。

民間企業によるこのような支援策は、子どもがいる家庭の負担を軽減するだけでなく、助け合うことの大切さを子どもたちに学んでもらう上でも、有意義なサービスといえるのではないでしょうか。

提供・ANA Financial Journal

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