これまで「第3号被保険者」だった専業主婦。45歳からパートで「月15万円」稼ぐと、将来の年金額はどれだけ増える?「パートで働く・専業主婦のまま」の年金額を比較
これまで専業主婦(夫)として過ごしてきた人の中には、将来の年金額に不安を感じ、「今からでも年金を増やせるのだろうか?」と考える人もいるでしょう。子育てが一段落し、パートで働き始めることで年金を増やせるのなら、検討したいと考える人もいるかもしれません。   それでは、パートとして働くことで、将来の年金額はどの程度変わるのでしょうか? 45歳から月に15万円稼ぐケースを例に、公的年金の仕組みとともに解説します。

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国民年金と厚生年金の仕組みは?

日本の公的年金制度は、国民年金と厚生年金の2階建て構造になっています(会社によっては企業年金などが加わり、3階建てとなっている場合もあります)。
 
国民年金(基礎年金)は、20歳以上の全ての人が加入する年金で、加入期間によって受け取れる金額が変わります。最大である480ヶ月(40年間)保険料を納めた場合、年間81万6000円(2024年度)の年金を受給できます。
 
専業主婦や一定の収入以下のパート主婦の中には、「自分で国民年金の保険料を支払っていないが、将来きちんと年金を受け取れるのか?」と不安を感じる人もいるかもしれません。
 
配偶者の社会保険上の扶養に入っている場合は、第3号被保険者として扱われ、国民年金の保険料を支払った期間としてカウントされます。ただし、受け取れるのは国民年金(基礎年金)のみであり、年間約82万円では生活費として不安を感じる人も多いでしょう。
 
一方、会社員や公務員は、厚生年金にも加入しており、あわせて厚生年金を受給できます。厚生年金の受給額は、加入期間と収入に応じて決まる仕組みです。長く加入し、収入が高いほど受給額も増加します。
 

45歳から将来の年金を増やすためにはどうする?