「あの人は美人だよね」。私達は何を基準にして美人を決めているのでしょう。目が大きく手鼻筋がとおっていて……。いくらパーツが整っていても美人と評されない人もいます。その差を解明したのが、『美人なしぐさ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。5万部突破のベストセラーの著者、中井信之さんはポージングディレクター。俳優やモデルとしても活躍し、イメージコンサルタントも務めています。

◆美人に見える基本「HKKの法則」
本書によると、美人に見えるしぐさの要は『HKKの法則』にあるといいます。つまり「H(ヒネル)、K(カサネル)、K(カタムケル)しぐさのこと。たとえば、何かを物を取るときに体をヒネル、対面で話をするときに手をカサネル、話しに頷くときに頭をカタムケル。どれも特別なしぐさではありません。とはいえ、女性らしい曲線をさりげなくアピールできますよね。
ちなみに「ヒネル(H)=アクティブ、カサネル(K)=ゴージャス、カタムケル(K)=ソフト」といった3種類のイメージを作り出すと本書。自分が目指す美人に近づくために、この3つのしぐさを参考にしてみましょう。
◆今すぐ使える、簡単で完璧な美人しぐさ
仕事やプライベートで、あくまでさりげなく雰囲気をグレードアップする方法があるとしたら、知りたいですよね。女性は二の腕の太さや形を気にしがちですが、実は美人に二の腕は関係ありません。大切なのは一の腕、いわゆる「ひじから手首までの間」です。
