信頼感を得る、美人なお辞儀
 そして「頭を上げるタイミングを失敗しない方法は、頭は下げますが、視界から相手の頭が消えない位置で止める」。この「ちょっとずるいお辞儀=『ずるお辞儀』」は、「目だけ上目使いで相手の上半身が見えるあたりで止めます」。この方法だと、常に相手から目を離さないしぐさになるのです。仕事に対する真摯な思いも相手に伝わりますし、隙を見せない態度から信頼感を得ることもできるでしょう。

◆美人なしぐさで、もっと自分が好きになる

『美人なしぐさ』
 本書には、立ち方や歩き方、目線の流れ、話し方、聴き方、写真の撮られ方まで、24時間使えるしぐさをレクチャー。正しいしぐさを身につけることで、心まで変わってくるようです。

 美人というのは、年代もスタイルも、顔の作りも無関係。あなたが作り上げるあなただけの美しさを、本書と一緒に磨いていきませんか。

<文/森美樹>

【森美樹】

小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx