和歌山で神前式が挙げられる美しい神社を8つご紹介します。歴史と伝統を感じながら、厳かな雰囲気の中で人生の新たな門出を迎えませんか。世界遺産に指定されている神秘的な場所がたくさんあり、自然に包まれた特別なひとときを過ごしていただけます。また、白無垢や色打ち掛けが映える緑豊かな神社もございます。
歴史と自然が調和する街・和歌山には神社や仏閣も多数見られます。
それぞれ伝統やストーリー、豊かな自然があり結婚式が挙げられる場所もたくさんあります。
今回は、和風テイストの結婚式が挙げられる和歌山の神社をご紹介します。
和歌山では熊野古道や高野山など、自然の神様を祀るたくさんのスポットが「紀伊山地の霊場と参詣道」としてまとめて世界遺産に登録されており、その中にはご紹介するいくつかの神社も含まれています。
世界遺産で結婚式を行ったという、貴重な体験をするチャンスかもしれませんよ!
風情あふれる神社で、オリジナルウェディングを創り上げませんか。
和歌山市をはじめとする紀北地域の神社から、どんどん南に遷移する形で紹介していきます✳︎
玉津島神社
万葉集に登場した「和歌の浦」に位置する神社です。
小野小町や松尾芭蕉、豊臣秀吉も訪れた場所として知られています。
七五三、安産祈願、そして神前式など様々なシーンで地元の人たちに利用されています。
JR紀三井寺駅から徒歩では25分と、どちらかというと車を利用した方がアクセスしやすいかもしれませんね。
美しい和歌の浦の海に臨むロケーションで挙式をすることが出来る神社で、春は桜も綺麗ですよ♡
午前、午後と1日2回神前式が執り行われており、スケジュールに合わせた挙式が可能です。挙式のあとは大広間を貸し切って食事をすることもできます。
伊太祁曽神社
木の神様を祀っており、木材関係者や登山関連の方の参拝が多いのが特徴ですが、結婚式の開催にも力を入れている神社です。
1日1組限りで挙式が行われているので、ゆっくりと過ごすことが出来ます。
こちらの神社では、結婚式をより素敵にする二つの演出があります。
まずは、和歌山県の習慣である「餅まき」を実施していることです。 屋根の上などの高いところから袋に入ったお餅を地上に向かって放り投げ、参列者たちにゲットしてもらいます。たくさんの人が受け取れるブーケトスのようなイメージです。
これは結婚式や新築の上棟などのおめでたい時に行われるもので、周囲の人たちに富や幸せをお裾分けする意味があります。 伝統あるイベントですが、ゲームのように盛り上がることができるので参列者に喜んでもらえること間違いなしですよ!
次に、神社のある伊太祈曽駅から和歌山駅までを、和歌山電鉄の電車を借り切って 「寿号」 として運行することが可能なことです。
参拝者の交通手段に悩むことがなくなって非常に便利ですね! 車内は華やかな装飾が施され、晴れの日にぴったりな雰囲気になっています。
和歌山駅周辺で披露宴や会食を予定されている方にはぴったりです。 さらに、猫の駅長として有名なニタマ駅長やたま駅長代理 もお祝いに駆けつけてくれることがあるようです。
竈山神社
和歌山市内にある、赤ちゃんやお店の名付けで有名な神社です。ここでも神前式の受付が行われています。
年季の入った木造の神社で、心落ち着く空間です。
静かながら広々としており、家族や友人とのんびり挙式がしたい方におすすめです。
丹生都比売神社
和歌山市より少し南下した、伊都郡かつらぎ町にある神社です。
こちらは世界遺産の一部で、高野山の北西部に位置しています。
あらゆる災難を退け人々を幸福へと導く丹生都比売大神という女神が祀られており、結婚式にぴったりの由緒を持ちます。
春は桜、秋は紅葉など四季折々の美しさを楽しむ挙式ができるのもポイントです。
平日限定ではありますが前撮りも可能なので、豊かな自然をバックに二人の記念を残すことができます。
さらに、境内の小川にかかる小さな橋は、令和5年の12月に新しくなったばかり。
また、神前式は1日1組限定と、ゆったりとした空間で自然と伝統を味わっていただけるのもポイントです。
式当日のみならず1〜2週間ほど前にリハーサルが行われるので、作法や進行をしっかりと確認することも叶います。
闘鶏神社
和歌山県田辺市の中心部で神前式を挙げたい方におすすめの神社です。アクセスが非常に良く、紀伊田辺駅から徒歩圏内に位置しています。 紀伊田辺駅には京都や大阪から来る人たちが利用する特急が止まるので、県外からの参列者を呼びたい方に適しています。
熊野古道の一部として世界遺産に登録されている由緒正しき場所で、後ほど紹介する熊野の三つの大社の別宮(べつぐう)的存在とされています。
夏は縁日で賑わう田辺祭りが行われたり、野菜や雑貨を青空の下で販売する弁慶市の運営をするなど、地域で日頃から親しまれている場所です。
それでいて、イベントのない日はそれほど参拝客も多くないので、家族や友人だけでのんびりと式を執り行うことができるのがポイントです。
熊野本宮大社
和歌山が誇る世界遺産・熊野古道は熊野三山と呼ばれる三つの大社に詣ることを目的として作った古道です。
その熊野三山の一つが熊野本宮大社で、大社とは神社の中でも格式の高い場所のことを指しています。
こちらもその世界遺産の一部であり、通常の神社では味わえない神秘的な雰囲気の挙式が経験できるでしょう。
田辺市の中心部から外れた場所ではありますが、白浜空港や紀伊田辺駅からバスが利用できます。観光としても高い価値を持つ場所のため、参列者の皆様にも喜んでいただけると思いますよ!
また、神様の使いで三本の足を持つ八咫烏(ヤタガラス)のモチーフが境内のあちこちにあるのが特徴です。
八咫烏は日本サッカー協会のマークとしても使われているため、サッカーファンも多く訪れる大社なんですよ!
サッカー好きの彼やカップルにもおすすめの式場です。
熊野速玉大社
熊野本宮大社と同じ、熊野三山に数えられる神社でこちらも世界遺産の一部です。
JR新宮駅から徒歩15分と、熊野三山の中では最も電車で行きやすい場所に位置しています。
位置としては街中ですが、境内は緑が豊かで心晴れやかな気分になることができますよ。 日本伝統のしきたりに乗っ取った、厳かな神前式が執り行われます。
朱色を貴重とした色鮮やかな社殿が大半のため、白無垢が映えること間違いなしですよ!
前撮りにもおすすめのロケーションです。
熊野那智大社
本宮大社、速玉大社と同じ熊野三山で、世界遺産に含まれています。
高さ133メートルもの高さを誇る壮大な「那智の滝」が境内にあり、山の中の澄んだ空気を味わいながら挙式ができます。
大きな滝、紅葉、朱色の華やかな鳥居など前撮りにも適したロケーションです。
古くから「結宮(むすびのみや)」と呼ばれ人と人との縁をつなぐ神社として知られており、結婚式に相応しい由緒を持っています。
また、熊野三山は、三つそれぞれ過去、現在、未来を象徴しています。
現在を象徴しているのが那智大社で、現世の縁を結ぶという意味があります。熊野三山の中では最も結婚式らしいいわれで素敵ですね♡
まとめ
和歌山には、世界遺産や文化財として登録されている、由緒ある神社がたくさんあります。自然と伝統を感じられる、素敵なお式をしてくださいね♡
場合によってはお母さんやおばあちゃんと同じ神社での結婚式を叶えることができるかもしれません。
また、参列できるのは20人〜30人ほどで、家族や親戚一同が介してゆっくりと式をするのにぴったりです。
衣装については提携業者があったり、ご自身でお好きな衣装を探して着ることも可能なケースも多いので、神社や衣装業者にて相談してみてください。
二人の門出を彩る素敵な結婚式場を、ぜひ見つけてみてくださいね!