飲み会の挨拶の順番⑤締めの挨拶
お店の予約の時間をみながら、2時間が経ってしまう前におこなう挨拶が、順番としては締めの挨拶になります。
締めの挨拶は、飲み会を終了するために、まさに気持ちを締めるための挨拶になります。仕事の飲み会の場合には、2番目に役職が高い人に挨拶をお願いしておきましょう。
会社によっては締めの挨拶は1番高い役職の人がするという場合もあります。仕事の上司などに確認しながら、誰にどの挨拶をお願いするのかを決めておきましょう。
締めの挨拶では飲み会の締めの言葉と、一本締めや三本締め、万歳三唱などを行うことがあります。会社独自の締め方もあるかもしれませんね。新人さんがいるのであれば、事前に教えておいてあげるのもいいかもしれません。
飲み会での締めの挨拶の例文
締めの挨拶をする前のスピーチの例文としては「宴もたけなわではございますが、そろそろお時間も迫ってまいりました。ここで締めの挨拶としまして、ここで〇〇さん(社長・部長などの敬称)からお言葉をいただきたいと思います。みなさま一旦ご着席ください」と、締めの挨拶をする人を紹介しながら、着席を促しましょう。
飲み会での締めの挨拶の例文
本日は平成〇〇年度の〇〇の会(飲み会の名称)に参加いただきありがとうございました。昨年より、当社も景気が上向きになってきました。この勢いのまま成長ができるように、社員一丸となって邁進していきましょう。それでは、当社の前途を祝して、一本締めを行いたいと思います。みなさまご起立ください。
(一本締め)ありがとうございました」
飲み会の挨拶の順番⑥開会の挨拶
締めの挨拶が終わったら、閉会の挨拶をします。二次会がある場合には、二次会への誘導もする必要があります。閉会の挨拶は、幹事であるあなたがすることになります。
一本締めなどのあとに、また座り込んでしまうとなかなか移動できなくなってしまうので、締めの挨拶と閉会の挨拶はできるかぎり間を開けずに行いましょう。
閉会の挨拶の例文としては「それではこれで平成〇〇年度の〇〇の会(飲み会の名称)を終了させていただきます。このあと、二次会を〇〇(お店の名前)で行います。ご参加いただく方は、移動をお願いします。お忘れ物の無いように移動ください」
お店の都合もあるので、仕事の飲み会終了後はできるかぎり早めにお店から出ることができるように促してあげることも大切です。
忘れてはいけない、飲み会の挨拶の依頼
仕事での飲み会の挨拶の順番と例文をここまで紹介させていただきました。飲み会にどんな挨拶が必要か確認ができたら、次は飲み会の参加者を確認します。
飲み会の参加者が確定したら、その中から挨拶をお願いする人を決めていきます。
飲み会での挨拶をお願いする順番は、役職が高い人からになります。社長が参加するのであれば、社長から挨拶をお願いしていくのが通常です。
役職が高い人は、会社にみえることが少ないという人もいるかもしれません。できるかぎり早く参加者を確認して、挨拶をお願いできる準備をしておきましょう。