仕事の飲み会の幹事は考えなくてはいけないことが多いので大変なイメージがありますよね。みんなのスケジュールを合わせて、お店を決めてやることは満載です。そんな飲み会で忘れてはいけないのが飲み会の挨拶です。今回は飲み会の挨拶の順番とやり方について解説していきます。
飲み会は挨拶で始まり、挨拶で終わる
会社勤めの人は、なんだかんだで飲み会に参加する機会も増えますよね。ただ参加するだけであれば気楽ですが、新人が幹事をやることに決まっている場合や、飲み会の幹事を持ち回りでやることになっているという場合には、ちょっと大変ですね。
飲み会の幹事になったらお店の手配から、席順、飲み会の案内状の作成などやることが満載です。
飲み会の幹事に決まって一番大変なのがお店選びですよね。どんな雰囲気のお店を選ぶかで、あなたのセンスが問われてしまいます。
しかしお店選びに神経を集中しすぎて、うっかり挨拶の依頼を忘れることがないようにしましょう。当日になって依頼をするのは、社会人としてはNGです。せっかく良いお店を選ぶことができても、挨拶の依頼を忘れていただけで、あなたの評価が落ちてしまうこともあります。
まずはお店を決めて、挨拶の依頼をするという順番で幹事の仕事をこなしていきましょう。
飲み会の挨拶の順番①開会の挨拶
飲み会を始めるときには、順番の一番最初になるのが開会の挨拶です。開会の挨拶は幹事が行います。あなたが幹事であれば、あなたが開会の挨拶をすることになります。
順番としては一番の挨拶になるので、少し緊張をしてしまうかもしれませんが、落ち着いて大きな声で開会の挨拶をするようにしましょう。
開会の挨拶は、「これからの飲み会が始まりますよ」ということがわかればいいものなので、長々と話す必要はありません。
みんなが席に着いたことを促したり、みんなが席に着いたのを見計らって、挨拶をスタートさせてください。元気に、楽しい飲み会が始まることを宣言するのがポイントになります。
飲み会での開会の挨拶の例文
飲み会での開会の挨拶は一言でも構いません。
「みなさま、席に着かれたでしょうか?それではこれより平成〇〇年度の〇〇の会(飲み会の名称)を行います」
みんなを見回して、声が届いているかを確認しながら開催を宣言していきます。席にまだ着いていない人がいるときには、「そろそろお時間となりますので、ご着席ください」と着席を促します。
仕事の都合で役職が上の人の到着が遅れていた場合、その方に連絡をして先に初めておいていいと言われた場合には、その旨をみんなに伝えて飲み会を始めます。
上司が先に初めておいてと言わない場合でも、お店の予約の都合もあるので、何時に到着するかわからないと言われた場合には、「先に飲み会を始めてもいいでしょうか」と打診をしましょう。
「〇〇部長が仕事で遅くなるそうですが、先に会を始めておいてよいとのことです。〇〇部長には到着し次第ご挨拶をいただくことにして、これより平成〇〇年度の〇〇の会(飲み会の名称)を行います」
と飲み会をスタートさせましょう。
飲み会の挨拶の順番②はじめの挨拶
開会の挨拶が終わったら、次の挨拶の順番ははじめの挨拶になります。はじめの挨拶には、飲み会の出席者の中で一番高い役職の方にお願いをしておきましょう。
一番高い役職の方なので、仕事の飲み会の場合は社長が行うことが多いですね。挨拶の依頼の順番は一番最初に行くようにします。
社長によっては、はじめの挨拶ではなく絞めの挨拶にしてほしいと言われることもあります。その場合には締めの挨拶をお願いする予定だった人に、はじめの挨拶を依頼する必要があります。
社長の意向であれば、絞めの挨拶をする人も嫌だとは言えないですよね。社長の意向を最優先にする必要も出てくるので、一番最初に挨拶の依頼をするようにしましょう。