6.蔵の町・河崎(三重)

「蔵の町・河崎」は江戸時代ごろに発達した、勢田川沿いにある問屋街。「伊勢の台所」として親しまれ、古い町家や商人の蔵など、当時の面影をのこすレトロな町並みが広がっています。

蔵を改装したカフェ「茶房 河崎蔵」の入口でくつろぐ看板猫の野良猫。

現在は古い蔵を再利用したお洒落なカフェやアンティークショップ、和菓子屋などがならび、勢田川を眺めながらのんびりと町並みの散策が楽しめます。一人旅だからこそ、自分のペースでゆったり町歩きを堪能してみては。

蔵の町・河崎への公共交通手段を利用したアクセス方法

近鉄山田線・JR参宮線「伊勢市駅」より徒歩約5分。

7.碌山美術館(長野)

安曇野出身の明治時代の彫刻家、荻原守衛(碌山)の美術館。碌山はロダンに強い影響を受け、日本近代彫刻の扉を開いたと言われています。重要文化財に認定された『女』をはじめとする彫刻作品や、絵画やデッサンなども展示されているほか、碌山と交友のあった高村光太郎、中原悌二郎らの作品も鑑賞することができます。

美術館のシンボルである、レンガ造りの碌山館(本館)は登録有形文化財に指定。敷地内は緑溢れる、とても素敵な空間です。

碌山美術館への公共交通手段を利用したアクセス方法

JR大糸線「穂高駅」より徒歩7分。

8.醒井宿(滋賀)

滋賀県米原市にある醒井(さめがい)は、中山道61番目の宿場として古くから栄えた集落で、醒井宿とも呼ばれています。町の中を清流・地蔵川が流れ、川に沿って民家が建ち並ぶ風景は、昔ながらの宿場町の名残りを感じさせる、情緒ある町並みとなっています。

清流に揺らめく姿が可憐

地蔵川には、梅花藻(ばいかも)という植物が生育していることでも有名です。毎年5月中旬から8月下旬まで、梅に似た白く小さな花を咲かせ、たくさんの観光客が鑑賞に訪れます。静かな集落には、飲食店や和菓子店も点在しており、名物のマス料理や甘味、名水コーヒーも味わえますよ。

醒井宿への公共交通手段を利用したアクセス方法

JR東海道本線 「醒ヶ井駅」から徒歩約10分。