雄大な室生の里にアート作品が点在する室生山上公園 芸術の森や、全面ガラス張りでオーシャンビューが楽しめる日立駅、雪見障子や丸窓から覗く庭園風景が見どころの雲龍院など、一人旅におすすめの、国内の穴場観光スポットをご紹介します。
1.室生山上公園 芸術の森(奈良)
室生(むろう)寺のすぐ近くに、雄大な室生の里の景観を取り込んだ屋外アートミュージアム「室生山上公園 芸術の森」があります。青い空と緑豊かな山々、敷地内を爽やかに吹いている風と軽やかに調和するモニュメントの数々は、写真映えもばっちり。
作品を展示する場所を考慮しながら彫刻を制作しているという、ダニ・カラヴァンの数々のモニュメントは、自然環境と溶け合い、公園全体が芸術性の高い一つの作品となっているとも言えます。敷地も広く訪れる人も多くない穴場スポットなので、自分のペースで自然の中のアート鑑賞を楽しんで。
室生山上公園 芸術の森への公共交通手段を利用したアクセス方法
近鉄大阪線「室生口大野駅」より、奈良交通路線バスに乗車し「室生寺バス停」下車(乗車時間14分)、室生寺バス停より徒歩約20分。
2.日立駅(茨城)
日立の新しい玄関口として、平成23年(2011年)4月にリニューアルされた駅舎。「記憶に残るデザイン」、「誰からも愛されるデザイン」を目標に、日立市出身の世界的建築家・妹島和代(せじま かずよ)氏がデザインを監修しました。海のすぐそばに建てられており、全面ガラス張りの駅舎内から望む景色が絶景として人気を集めています。
駅舎を見学した後は、併設する「シーバーズカフェ」を利用してみては。「リゾート地のような、非日常の空間でお食事ができるお店」がコンセプトで、店内の全席からオーシャンビューを楽しめます。
そしてカフェの椅子にはイームズやジャスパーなど、海外デザイナーズブランドのカラフルなアンティークチェアを使用。またコーヒーには茨城県ひたちなか市に本店を構えるサザコーヒーの豆を使用するなど、景色以外にも魅力たっぷりの素敵なカフェです。