男の子の名前として、流行にとらわれず名付けられる「そうすけ」は、人気の名前のひとつになっています。では、「そうすけ」という名前の由来やそこに込められる思い、そして「そうすけ」という名前に使われる漢字には、どんな組み合わせがあるのでしょうか?

「そうすけ」のイメージ

「そうすけ」の名前の漢字340選|由来や込められた思いは?
(画像= unsplash.com/photos/lfEX-fEN3zY、『Lovely』より引用)

男の子の名前として、「そうすけ」はとても親しみ深く、男の子らしい名前として定着していますよね。特に「そう」という響きは「爽」をはじめ、爽やかな風を感じられるようなイメージがあり、爽やかでかっこいい男の子の名前をイメージする方も多いです。

一般的に「そうすけ」という名前を名付ける上でひらがなで名付けられることは少なく、その名前に漢字が当てはめられることがほとんど。その場合、「そう」「すけ」と分けて漢字を当てはめて名付けられることが多いですね。

「そう」と読む漢字には多くの種類があり、冒頭でご紹介した「爽」をはじめ、「宗」「想」など、漢字の意味としても素敵なものが非常に多いです。

また、古来から日本では男性名の後ろに「すけ」という漢字を使った名前のものが多く、「すけ」と後ろに付けるだけで男の子らしい名前になりますよね。その「すけ」という名前もかなり一般的なので、そこに当てはめられる漢字は膨大に存在します。

では、「そうすけ」という名前に使われる漢字にはどのような種類があるのでしょうか?以下で、「そう」の部分で使われることの多い漢字別に、漢字の取り合わせをご紹介していきます。

「すけ」の漢字にはどんな意味が込められる?

男の子の名前として定番の「すけ」が付く名前には様々なバリエーションがあります。特に、「すけ」という読みで使われることの多い漢字の種類と、その意味についてこちらで軽くご紹介していきます。

「そうすけ」と名付ける以上、「そう」と読む漢字についてはもちろん、「すけ」と読む漢字としてどれを選ぶかについても、注目してみてくださいね。

介:たくましく人を助けられる子に育ってほしい
丞:人を助けられる、頼られる子に育ってほしい
亮:明るく積極的な、人々の前に立つ人に育ってほしい
佑:人を思いやることができる優しい子に育ってほしい
助:人のために行動ができる子に育ってほしい
友:友人に頼られる子、慕われる子に育ってほしい
右:人を思いやり、賢く行動できる子に育ってほしい
将:周囲から頼られるリーダーになってほしい
奨:人を助け、導くことができる人に育ってほしい
甫:心の広い、男らしい子に育ってほしい
祐:人や運に恵まれ、豊かな人生を歩んでほしい
輔:人のために行動できる、優しい子に育ってほしい
資:豊かで実りのある人生を歩んでほしい
佐:人に信頼され、縁に恵まれた人生を送ってほしい
理:賢く、筋の通った考え方ができる子に育ってほしい
翼:鳥のように大きく羽ばたき、自由に生きてほしい
裕:豊かで広い心の持ち主になってほしい
典:礼儀正しく、真面目な子に育ってほしい
允:正直に、まっすぐと生きてほしい
哉:自分の思うことをはっきりと言える子に育ってほしい

このように、「すけ」と読むことができる漢字の定番だけでみても多くの種類があります。素敵な願いを込めて漢字を選んでみてください。また、名付ける上で字画数の良し悪しについても注目したいところです。

特に男の子の場合は、生涯苗字が変わらない方が多いので、苗字と名前の組み合わせで見た字画数についても確認した上で名前を付けてあげましょう。画数の良し悪しについては、こちらの記事で良し悪しをご紹介しています。

しっかりしているイメージの『宗』を使った名前

「そうすけ」の名前の漢字340選|由来や込められた思いは?
(画像= unsplash.com/photos/TtsKN6qSf9A、『Lovely』より引用)

人名に使われる「そう」と読む漢字として、「宗」はかなり一般的ですね。「宗」という漢字は、先祖や神様を祀る場所や建築物を意味する象形文字として生まれました。「宗教」などの言葉でも広く知られている比較的簡単な漢字です。

名前に「宗」を取り入れる場合、その先祖や神様を祀る、というイメージから神様や優れた先人のように、素晴らしい人物になってほしい、今も慕われている先祖のように家族や家を大事にする心優しい人物になってほしい、という願いを込めることができます。

実際に「宗」という漢字を使った「そうすけ」という名前の種類についてご覧ください。

宗介、宗丞、宗亮、宗佑、宗助
宗友、宗右、宗将、宗奨、宗甫
宗祐、宗輔、宗資、宗涼、宗理
宗翼、宗裕、宗典、宗允、宗哉

画数が少ない分、字面がすっきりと見えるのも「宗」を使った「そうすけ」の良いところです。同じく「心優しい男の子に育ってほしい」という願いを込めて使うことができる「佑」「裕」などの漢字を合わせることで、その名前の願いをさらに込めることができます。