瀬戸内海にそびえたつ大鳥居の景観の美しさでも知られる嚴島神社や、縁結び祈願で有名な出雲大社、レトロな雰囲気の街並みが魅力の倉敷美観地区など、中国地方の女子一人旅におすすめの観光スポットをご紹介します。

1.嚴島神社(広島)

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by Yuuuuiさん、『トリップノート』より引用)

1996年12月に世界遺産に登録されました。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by Oliveさん、『トリップノート』より引用)

海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。

2.出雲大社(島根)

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by いちねさん、『トリップノート』より引用)

縁結びの神・福の神として名高い出雲大社。日本最古の歴史書『古事記』に記されているほど歴史がある社で、旧暦10月の神在月には全国の神々が集まる場所とされています。

ご祭神は、縁結びの神様「大国主神(おおくにぬしのかみ)」。男女の縁だけではなく、この世のあらゆる縁を司る神様とされています。参拝が良いご縁につながるように、女子一人旅で心静かにお参りしてみましょう。

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by Riokaさん、『トリップノート』より引用)

出雲大社は本殿をお参りした後、反時計回りに進んで各ご社殿を周るというのが正式な参拝順序。お参りの作法は「二礼、四拍手、一礼」です。昔は高貴な人の前では手を打って敬意を表したため、古くからの祭式が残る出雲大社では、拍手の回数が多いそうです。

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by いちねさん、『トリップノート』より引用)

立派な造りに圧倒されてしまう御本殿は、大社造と呼ばれる日本最古の神社建築様式で建てられたもの。1952年に国宝に指定されています。

3.倉敷美観地区(岡山)

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by うぇいちゃんさん、『トリップノート』より引用)

倉敷は江戸時代に代官所が置かれ天領地として栄えた商業の町。その時代の面影を今にのこすのが「倉敷美観地区」です。塗屋造りの町家や白壁土蔵造りの建物が並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような散策が楽しめます。

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by こーへーさん、『トリップノート』より引用)

現在は観光地化されており、レストランやカフェ、美術館、お土産屋さんなどが並び、女子一人旅のテンションが上がるような楽しいスポットが揃っています。またデニム発祥の地にちなんだ「デニムストリート」も見どころ。

4.玉造温泉(島根)

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=『トリップノート』より引用)

山陰屈指の美肌の湯と言われる温泉で、温泉総選挙2016において”環境大臣賞、うる肌部門第1位”を受賞しました。町を流れる玉湯川の両側に数多くの温泉宿が立ち並ぶ温泉街で、日帰り温泉施設や足湯もあり、立ち寄りでも十分に温泉気分を満喫できます。

あちらこちらに縁結びスポットが点在し、女性を中心に人気の温泉地です。

5.足立美術館(島根)

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by kenkenp@さん、『トリップノート』より引用)

5万坪の日本庭園を有する美術館。米国の日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』の庭園ランキングで長年一位を獲得し、また『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』においても三つ星を獲得しています。背景となる山や空といった借景とともに、まるで額縁に入れられた日本画のような風景を鑑賞できる庭園です。

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by sunoteさん、『トリップノート』より引用)

美術館としては横山大観の作品を130点収蔵しており、本館2階の「横山大観特別展示室」では常時20点ほどを展示。そのほか近代日本画、河井寛次郎らの陶芸、童画などを収蔵・展示しています。女子一人旅でのんびり、自分のペースで庭園と芸術鑑賞を楽しんでみて。

6.島根県立美術館(島根)

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=『トリップノート』より引用)

宍道湖岬に立つ、水との調和をテーマにした美術館。国内外の絵画をはじめ、版画、工芸、写真、彫刻などを展示しています。

なめらかな曲線が印象的な建築は、大阪万博の「エキスポタワー」や「九州国立博物館」などを手がけた建築家・菊竹清訓(きくたけきよのり)氏によるものです。この曲線美が美しい建築は、湖に寄り添って建つようなやさしいイメージを来訪者に与えます。

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by ta03z14さん、『トリップノート』より引用)

無料で開放しているロビーは全面ガラス張りになっており、”日本の夕日百選”にも選定されている宍道湖の夕日を眺める絶好のスポット。また野外彫刻作品の「宍道湖うさぎ」では、宍道湖側から数えて2番目のうさぎに、西を向きながら触ると幸運が訪れるという噂があります。

7.鞆の浦(広島)

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=『トリップノート』より引用)

古くから”潮待ちの港”として栄え、江戸時代の趣ある建物や港湾施設がのこるノスタルジックな港町。「桝屋清右衛門宅」をはじめとする坂本龍馬ゆかりのスポットや、映画、ドラマのロケ地にも使用されるシンボルの「常夜燈」、そして瀬戸内海国立公園を代表する景勝地「仙酔島」など見どころが満載です。

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=太子堂から望む鞆の浦がすばらしい、『トリップノート』より引用)

またスタジオジブリの宮崎駿監督が『崖の上のポニョ』の構想段階にたびたび鞆の浦を訪れており、映画中には鞆の浦の風景を彷彿とさせる場面も。特にジブリ好きの女子の一人旅にはピッタリなスポットです。

8.犬島(岡山)

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、荒神明香「S邸/コンタクトレンズ」、『トリップノート』より引用)

宝伝港からフェリーで約10分で到着する、岡山市唯一の有人島です。周囲4kmの小さな島で、かつては銅の精錬所と花崗岩の採石場があり、隆盛をきわめてきた歴史があります。当時の遺構が独特の雰囲気と景観を醸し出していますが、現在はアートの島として、3年に1回開催される「瀬戸内国際芸術祭」の舞台のひとつとなっています。

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、『トリップノート』より引用)

そんなアートの島を象徴するのが、大正時代に閉鎖された製錬所を美術館として蘇らせた「犬島精錬所美術館」。そして犬島「家プロジェクト」では島内の空き家などを活用し、現代アートを展示するなどの活動を行なっています。

9.竹原町並み保存地区

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=『トリップノート』より引用)

広島県竹原市は江戸時代後期、塩田の町として栄えました。当時は全国で80%のシェアを持つほど。竹原で採れた塩は、大阪や江戸まで運ばれていたそうです。また、塩田と同時に町を繁栄させたのは酒造。「町並み保存地区」には、塩田や酒造で財を成した邸宅がそのままの形で残っています。

江戸時代のメインストリートとして賑わった本町通りを歩くと、まるでタイムスリップしたかのような気分。着物や浴衣が似合う町並みは、女子一人旅にもピッタリです。またこの地区は、NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』のロケ地として使われたことでも知られています。

10.千光寺公園(広島)

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=『トリップノート』より引用)

千光寺山の山頂にある都市公園。山頂まではロープウェイで行くことができ、車窓から尾道の美しい街並みを眺めることができます。

【中国地方】女子一人旅におすすめの観光スポット12選
(画像=出典:tripnote.jp、photo by えりえりをさん、『トリップノート』より引用)

公園内には、赤い本堂で知られる「千光寺」をはじめ、尾道市街から瀬戸内海を一望できる「千光寺山頂上展望台」、尾道ゆかりの作家や詩人の作品が刻まれた石碑が遊歩道にならぶ「文学のこみち」など多くの見どころがあります。

桜の名所としても有名ですが、4月下旬からの藤の季節には美しい藤棚が見られることでも知られています。

11.大原美術館(岡山)

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(画像=『トリップノート』より引用)

昭和5年(1930年)に倉敷の実業家・大原孫三郎が開館した美術館で、西洋美術、近代美術を展示する私立美術館としては日本最初のもの。

本館・分館・工芸・東洋館の4館からなり、本館では有名なエル・グレコの『受胎告知』やモネ、ピカソ、ゴーギャンなど世界の名画を楽しめます。ユニークなアイテムもそろうミュージアムショップでは、女子一人旅の良い思い出になるグッズも見つかるかも。

提供・トリップノート



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