静岡県での田舎暮らしのメリットデメリット

静岡県で田舎暮らし!静岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住したい』より引用)

静岡県に移住する際には、事前にメリットとデメリットを把握しておくことが大切です。夢やあこがれだけで移住してしまい、思わぬ後悔をすることもあります。すでに移住している人の声から聞こえてくる点も参考にしながら、今一度メリットやデメリットについて確認しておきましょう。

メリット

まず、静岡県での田舎暮らしをする場合のメリットをご紹介しましょう。

温暖な気候で過ごしやすい

なんといっても静岡県の良い所は、1年を通じて気候がよく、夏は気温が高くても蒸し暑くなく、冬は雪が降ることがごくまれで温暖で過ごしやすいことでしょう。冬期の光熱費も大幅に抑えられますね。ただし、気候には地域差があり、標高の高い富士山麓や伊豆半島の天城山付近などは雪が降ることが多く、冬は厳しい寒さとなるため、過ごしやすさを求めるなら、冬の積雪状況を把握して移住する地域を決めることも大切です。
また、温暖な気候と合わせ、優しく穏やかな人柄の人が多いことも、魅力のひとつです。落ち着いた雰囲気と生活を好む県民性は、温厚な人間関係を築きやすいのではないでしょうか。

関東・関西などの首都圏へアクセスしやすく通勤にも便利

日本のほぼ中心に位置するので、東京や名古屋、大阪へのアクセスが良いことも魅力です。熱海駅、三島駅、新富士駅、静岡駅、掛川駅、浜松駅に新幹線の駅があります。東京駅から静岡駅まではひかり号を利用すると1時間10分で着きます。名古屋には約2時間、大阪には2~3時間で着けます。

東京の会社まで通勤したり、東京の大学まで通学したりする人も多いです。車で移動するなら、高速道路の利用で東京・名古屋まで約2時間、大阪へも4時間ほどでアクセスできます。また、牧之原市には富士山静岡空港があり、新千歳、福岡、鹿児島、那覇、上海、杭州、寧波、台北、ソウルまで行くことができます。

豊かな自然に恵まれている

静岡県は、富士山や駿河湾、天竜川、日本平など、海や山、川、湖の豊かな自然に恵まれています。
世界文化遺産に登録された富士山をはじめ、国立公園や県立自然公園など大規模な公園や観光スポットが数多くあります。休日には家族でキャンプやトレッキング、マリンスポーツ、釣りなども楽しめます。自然を身近に感じられる環境で、子育てにも最適ですね。また、自然に育まれた食材も豊富で、新鮮な海の幸など、おいしいものもいっぱいです。

デメリット

魅力の多い静岡県での田舎暮らしですが、デメリットについても把握しておくことが大切です。以下は、静岡県へ移住することで考えられるデメリットです。

移動には車が必要なことが多い

終電、終バスの時刻が比較的早く、公共交通機関のアクセスも不便で、タクシーもなかなかつかまらないので、移動手段には車を持っていないとかなり不便です。
特に移住先の近くでの通勤ではない場合や、少し距離があるお店に行くときは、車が必要になります。車移動が基本になるので、移住の際は車が1家に1台は必要で、可能であれば1人1台車を持つことを考えておいた方がいいかもしれません。ただし、保険やガソリン代、駐車場代などの維持費がかかることも考慮に入れておきましょう。

南海トラフ巨大地震が来るといわれている

南海トラフ巨大地震は、駿河湾から宮崎県日向灘沖にかけての南海トラフに沿って起こるプレート境界型の地震です。広い範囲で震度7の揺れが予想され、津波も早い所では数分で襲ってくると想定されています。
静岡県だけに限ったことではありませんが、移住先には、地震対策や津波の備えをしている地域や建物を探すことが大切になってくると思います。