静岡県で支援制度のあるおすすめ自治体3選

静岡県で田舎暮らし!静岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住したい』より引用)

静岡県は、各自治体がさまざまな移住や定住のための支援制度をもうけています。次に充実した支援制度のある自治体を3つご紹介しましょう。

伊豆の国市

静岡県で田舎暮らし!静岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住したい』より引用)

伊豆の国市は伊豆半島の付け根にある街です。東西を山に囲まれ、中心には狩野川が流れ、田園風景と豊かな自然が広がっています。スーパーやコンビニ、病院、公園など、生活に必要なものは市内にそろっています。市内に伊豆箱根鉄道の駅が5つあり、終点の三島駅は東海道新幹線の停車駅なので、電車でのアクセスは抜群です。

また、伊豆縦貫自動車道、東名高速道路や新東名高速道路を利用することで、東京圏への通勤や、箱根や伊豆の山・海へ遊びに行くこともできます。イチゴやミニトマトなどの新鮮な農産物を直売所で買うことができます。カヌーやハイキング、サイクリングなどのアクティビティで楽しむこともできます。伊豆長岡温泉、大仁温泉、奈古谷温泉、畑毛温泉と、さまざまな泉質の温泉が楽しめるのも魅力的ですね。

ではさっそく支援制度をいくつかみてみましょう。

●「移住・就業支援金」として、東京23区に住んでいる人または東京圏に住んでいて東京23区へ通勤する人が、伊豆の国市に移住する場合で、就職や起業など一定の条件を満たした場合に最大100万円を支給します。また、2022年4月1日以降に移住した人を対象に子育て加算制度が創設され、18歳未満の子ども1人につき30万円が加算されます。

●0歳から中学3年生までの子どもを対象に、病気やけが等で医療機関に受診または入院した場合、保険診療分の医療費と入院時食事療養費を助成します。

●「新生活応援補助金」として、2020年4月1日以降に、ともに40歳未満の夫婦(若年世帯)または小学生以下の子どものいる家族(子育て世帯)が静岡県外から伊豆の国市に移住、定住しようとする場合に、住居費または引越費用の一部を交付します。若年世帯の場合は10万円、子育て世帯の場合は20万円を一律で交付します。

●「伊豆の国市特定創業支援事業」として、市内での起業を予定している個人に対し、創業支援事業計画に基づき支援を行います。 また、特定創業支援事業に指定された「伊豆の国創業塾」を受講し、市内で創業する人に対しては、創業に要する費用の一部を補助します

●市内の事業者に発注して行う住宅の新築やリフォーム工事を助成します。新築は40万円、リフォーム工事は20万円を上限とし、工事経費の15%を市内登録商店で利用できる商品券で支給します。

富士宮市

静岡県で田舎暮らし!静岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住したい』より引用)

富士宮市は市域内の高低差が3741mあり、日本一高低差のある市です。冬は山梨県境付近で雪が見られますが、逆に市街地で雪が降るのは非常にまれです。中心市街地周辺は富士山がはっきりと望めますが、標高が低いために比較的温暖で、年間の平均気温は16.5 度です。

市の約半分が富士箱根伊豆国立公園の区域内で、市北部には朝霧高原が広がり、その周辺には日本の滝百選の白糸の滝、音止めの滝、ダイヤモンド富士のスポットとして知られる田貫湖といった自然観光地があります。富士宮やきそば、ニジマスや乳製品などが有名です。農産物では米とお茶の栽培が盛んですが、近ごろでは新規就農して有機野菜を栽培する若者の移住も増えていて、独自のネットワークを作っています。

では、支援制度をいくつかみてみましょう。

●「富士宮市移住定住奨励金」として、県外から移住した若者世帯(40歳以下)が住宅を取得または一戸建て住宅を賃貸した場合、最大180万円を支援します。

●「富士宮市移住者首都圏通勤支援助成金」として、首都圏から移住した世帯で移住後も首都圏に通勤する場合、JR新富士駅周辺の月極駐車場の賃借料を最大10万円補助します。

●中学校3年生までの子どもの医療費を助成します。 自己負担は通院1回500円(月4回まで、5回目以降無料)で入院は無料です。

●首都圏で働いている人に、テレワーク体験で宿泊費をサポートする「お試しテレワーク補助金」があります。地方へのテレワーク移住に興味はあるけど、環境や生活の変化に対応できるかが不安で移住に踏み切れない人は、移住後の生活を体験できるので検討してみてはいかがでしょう。

●「結婚したいけど、経済的な不安がある」人へ、希望の実現の後押しとなるよう、結婚新生活支援事業を実施しています。新たに結婚した夫婦の年齢がいずれも39歳以下、世帯所得が400万円未満の世帯に対し、新生活を始めるのに必要な住居費と引越費用を助成し、新生活のスタートを応援します。

焼津市

静岡県で田舎暮らし!静岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住したい』より引用)

焼津市は、焼津港、小川港、大井川港の3つの港をもつ漁業の街です。なかでも、焼津港は国内有数の遠洋漁業の拠点として特定第三種漁港に指定されています。水揚げされる特産物は、カツオやマグロ、アジ、サバ、サクラエビなど種類も豊富です。
焼津市は、年間平均気温16.5度、冬季の降雪もまれな過ごしやすい気候です。温暖な気候と大井川の豊かな水源を活かして、米やトマト、イチゴ、山間部ではお茶やミカンを栽培しています。
焼津市は子育てや医療のサポートが充実している街です。子育て支援センターや総合病院があり、特に焼津市立総合病院は地域周産期母子医療センターに指定され、地域の周産期医療の中核を担っています。
また、焼津市は観光資源が多く、静岡県外から訪れる人が多いことも特徴です。

では、支援制度をいくつかみてみましょう。

●「子育て世帯移住定住応援事業」・・・焼津市外に在住する、夫婦がともに40歳以下または中学生以下の子がいる世帯が、以下のいずれかに該当する住宅取得を行った場合に補助金を交付します。 ①土地区画整理事業の一般保留地を購入し、住宅を新築した場合、上限100万円を交付 ②中古住宅を購入した場合、基本額20万円、加算額を合わせて最大60万円を交付

●「子ども医療費助成制度」として、子どもが病気やけがをしたときに、安心して治療を受けられるように子ども医療費助成を行っています。焼津市では、2017年度から高校生まで入院や通院医療費を無料化しました。

●中心市街地空き店舗等改修事業を実施する人に対し、補助対象経費の2分の1を補助します。ただし、50万円(営業しようとする業種が主として小売業の場合は60万円)が上限です。

●首都圏などに進学した学生がUIターン就職するための情報や、田舎暮らしを希望する人へ、焼津のさまざまな情報を知らせる移住定住総合支援サイト「やいづライフ」を開設しています。UIターン経験者の声や各種支援制度、地域のイベント情報など、移住や定住に役立つ情報を発信しています。

まとめ

静岡県で田舎暮らし!静岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住したい』より引用)

穏やかな気候と豊かな自然に恵まれ、移住先としての人気が高い静岡県。各自治体の支援制度が充実していることも魅力の1つですね。テレワークや2拠点移住をする人も増えてきているようです。首都圏からのアクセスも良いので、何回か希望の地域に足を運んで、実際の生活をイメージしながらシミュレーションしてみましょう。


提供・移住したい

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