国営ひたち海浜公園やふなばしアンデルセン公園などの屋外スポットや、横浜・八景島シーパラダイスなどのテーマパーク、筑波宇宙センターや鉄道博物館などの屋内スポットまで、関東の家族旅行で行きたいおすすめスポットをご紹介します。
1.国営ひたち海浜公園(茨城)
広大な花畑がフォトジェニックすぎると、インスタグラムをはじめとするSNSで話題の公園。園内には四季折々の花が咲き、とくに春のネモフィラと秋のコキアが見頃を迎える時期には大勢の観光客で賑わいます。
ネモフィラが咲くのは4月下旬〜5月中旬にかけて。ひたちなか市内で一番標高の高い「みはらしの丘」辺り一面が、美しい青色で彩られます。
そして8月中旬〜9月中旬頃には綺麗な緑色をしたコキアが出現。コキアは9月下旬頃からだんだんと紅葉しはじめ、緑と赤のグラデーションも見応えがあります。そして10月中旬頃にはみはらしの丘一面が真っ赤に染まります。また夏には「みはらしの里」などに黄色いひまわりの絨毯がひろがり、冬は水仙が咲き誇ります。
園内を周遊(1周約40分)するシーサイドトレインや遊園地、様々に楽しめる開放感のある芝生広場、松林の中に9つのカラフルな卵が置かれた「たまごの森」、そして夏には水遊び広場もオープン。子どもも思いっきり楽しめます。
2.横浜・八景島シーパラダイス(神奈川)
4つのテーマ別水族館「アクアリゾーツ」と、絶叫マシーンも楽しめる「プレジャーランド」からなるエンターテイメント施設。
700種類・約12万もの生き物が展示されている「アクアリゾーツ」は、海中を歩いているような感覚になるエスカレーター「アクアチューブ」や、アーチ状の水槽をイルカが自由に泳ぎ回る「ドルフィンファンタジー」など、海の生物を間近で見られるつくりが見どころ。生き物との触れ合いやエサやり体験などもできるので、家族でのお出かけにおすすめです。
またプレジャーランドでは、海にせり出したジェットコースターをはじめ、本物の海にボートに乗って繰り出すアトラクションなど、大興奮間違いなしのアトラクションが揃っています。
3.鴨川シーワールド(千葉)
外房エリアでも絶大な人気を誇るスポット。昭和45年(1970年)に開業し、1万1,000点を超える海や川の生き物を飼育・展示しています。
とくに見ておきたいのが、海の動物たちのパフォーマンス。毎日、ベルーガ・イルカ・シャチ・アシカの計4種類の動物のパフォーマンスが開催されているので、計画的に見てまわりたいですね。中でも”海のカナリア”と呼ばれる可愛らしいベルーガと、大迫力のシャチのパフォーマンスは必見です。
4.三鷹の森ジブリ美術館(東京)
スタジオジブリ作品が好きなファミリーにはたまらないスポット。2001年10月のオープン以来、人気が衰えることがなく、東京を代表する観光スポットのひとつになっています。大きなトトロが出迎えてくれる入口をはいれば、そこはジブリの世界。
館内にはスタジオジブリの作品について紹介するコーナーや、映画が完成するまでの流れが分かる展示などがあります。さらに『となりのトトロ』に出てくるネコバスや『天空の城ラピュタ』のロボット兵のモニュメントなど、楽しい展示もたくさんあるので、隅々までチェックしてみて。
またカフェ「麦わらぼうし」やショップ「マンマユート」がありますが、やはり混雑必至。カフェの混雑をさけるには、午前中に入店するのも手です。
5.東京スカイツリー(東京)
2012年の春に開業した「東京スカイツリー」は、2つの展望台をもつ高さ634mのタワーです。
世界の電波塔の中では一番の高さを誇る地上350m、345m、340mの3層構造からなり、展望デッキでは360度広がる大パノラマの景色を楽しめます。
追加料金を支払えば445mの展望デッキ「天望回廊(てんぼうかいろう)」への入場もでき、雲より高い展望台からの景色を楽しむことができます。展望デッキには、絶景を眺めながら食事ができるカフェやレストランも。
そのほかユニークな展示が話題の「すみだ水族館」やプラネタリウム「天空」など様々な施設が揃っており、家族で丸一日楽しめます。
6.東武ワールドスクウェア(栃木)
48の世界遺産を含む、102の世界の有名な建物を25分の1のサイズで再現したテーマパークです。園内は「現代日本ゾーン」「アメリカゾーン」「エジプトゾーン」「ヨーロッパゾーン」「アジアゾーン」「日本ゾーン」の6つのゾーンにわかれており、じつは日本の建物も展示されているんですよ。
日本ゾーンでは日本の歴史的な建物、そして現代日本ゾーンでは、東京の建物を中心として展示。建物だけを撮影した写真をみると、実際にそこを訪れたのかと勘違いするほど精巧です。
7.ふなばしアンデルセン公園(千葉)
旅行口コミサイトの”日本の人気テーマパーク”で堂々の3位に輝いたことのある公園。
東京ドーム6個分もの広大な敷地は5つのゾーンに分かれており、日本最大級のフィールドアスレチックや、びしょ濡れになって遊べる水の広場、大きな風車がフォトジェニックなメルヘンの丘など、個性豊かな施設が揃い一日を通して楽しめます。公園なので飲食物の持ち込みが自由なのも、家族連れには嬉しいですね。
また12月~2月に開花するスイセンや、特殊な処理をした球根を使って12月下旬から1月にかけて咲くチューリップなど、冬でも花を楽しめます。
8.箱根彫刻の森美術館(神奈川)
自然の中で彫刻に接する機会をもってもらおうと、昭和44年(1969年)に開館した、国内初の野外美術館です。箱根の山々が望める7万平方メートルの緑豊かな広大な庭園には、約120点の名作を常設展示。また屋外だけではなく、ピカソ館をはじめとする5つの室内展示場に、天然温泉の足湯もあります。
彫刻の森美術館を象徴する塔「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」は、高さ18メートル、内径8メートルの塔です。全面にステンドグラスがはめ込まれた空間は、外からの光をうけて幻想的な世界を見せてくれます。
家族旅行におすすめなのは、プレイスカルプチャー(遊戯彫刻)という、子どもたちが中に入って遊べる造形作品。遊びの中で、自然に色彩や光の生み出す美しさや、造形の面白さを発見することを目的としているそうです。
9.川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(神奈川)
長年、川崎市多摩区に住んでいた藤子・F・不二雄先生の作品を展示する博物館。『ドラえもん』『パーマン』『キテレツ大百科』などのキャラクターに会える、遊び心あふれる展示が人気で、チケットは完全日時指定制、入館時間は1日4回と決まっています。3階の屋外に広がるはらっぱでは、藤子・F・不二雄先生が生み出した様々なキャラクターと出会うことができます。
また、はらっぱの隅には木々に囲まれたギフトコーナー藤子屋があり、ちょっとしたお土産や小腹を満たすのに最適な「どら焼き」や「アンキパンラスク」など、ミュージアム限定商品が販売されています。
そして屋上庭園を眺めながら食事ができる、開放感たっぷりのミュージアムカフェでは、キャラクターにちなんだメニューが豊富に揃います。キャラクターが描かれたラテは、どのキャラクターが運ばれてくるのかお楽しみに。また、オリジナルグッズがずらりと並ぶミュージアムショップも見逃せません。
10.群馬サファリパーク(群馬)
昭和54年(1979年)に開園した「群馬サファリパーク」。約100種1,000頭羽の動物を野生に近い形で飼育し、自家用車などの車や定期的に運行されているサファリバスで園内をまわることができます。
アフリカゾーン、アジアゾーン、アメリカゾーンなどのエリアに分かれており、ウォーキングサファリゾーンでは普通の動物園のように歩いて動物たちの観察を楽しめます。園内には遊園地も併設しているので、子どもも大喜び!一日中過ごしても飽きないスポットです。
11.伊香保グリーン牧場(群馬)
伊香保温泉すぐ近く、榛名山麓の40万㎡もの広大な敷地で450頭余りの動物を飼育する観光牧場。日本一の規模を誇るシープドッグショーは、訓練された牧羊犬が100頭ほどのひつじの群れを上手にコントロールしており、迫力満点です。
そのほか、ひつじと散歩したり、エサやり、乗馬など動物とのふれあいなど家族連れに嬉しいプログラムも。また自家製のソフトクリームやバーベキューなどグルメも楽しめます。
12.東京ドイツ村(千葉)
千葉県袖ケ浦市にある花と緑のテーマパーク。ドイツの田園風景をイメージした園内には、本格的なパターゴルフ場やアーチェリー、芝そりゲレンデなどのアミューズメントがあり、家族で思いきり楽しめます。
またフラワースポットも充実しており、関東最大級25,000㎡の広大な面積を誇る「芝桜の丘」には、25万株の美しいピンク色の芝桜が咲き誇ります。見頃は3月下旬~4月下旬。そのほか梅雨の時期には紫陽花、そして冬にはイルミネーションが好評です。
13.恩賜上野動物園(東京)
1882年(明治15年)に開園した歴史ある動物園です。2017年6月にパンダの赤ちゃん”シャンシャン”が誕生し、街全体がパンダフィーバーに包まれました。東園の「バードソング」または西園の「カフェカメレオン」ではとっても可愛い”竹皮パンダ弁当”をいただけるので、お子さんとぜひ味わってみて。
パンダ以外にもホッキョクグマやゾウ、キリンなどの大きな動物をはじめ500種あまりの動物が飼育され、動物園の入場者数で日本一を獲得しています。可愛い動物たちに癒される、家族連れにおすすめのスポットです。
14.よこはま動物園ズーラシア(神奈川)
世界中の野生動物を、8つのゾーンにわけて展示、飼育、繁殖させている、国内でも最大級の動物園。
生息環境展示や世界の気候帯・地域別にゾーン(アジアの熱帯林、亜寒帯の森、オセアニアの草原、中央アジアの高地、日本の山里、アマゾンの密林、アフリカの熱帯雨林、アフリカのサバンナ)をわけることで、世界旅行ができる動物園として人気を集めています。
ライオンやキリン、ゾウと言った定番種はもちろん、マレーバク、オカピ、テングザルなど貴重な個体も所有しており、見どころいっぱい!
またズーラシアは、動物園としてだけでなく子どもの遊び場として「公園」の機能も併せ持っています。園内では「わくわく広場」「サバンナの遊び場」「みんなのはらっぱ」の3つのエリアにアスレチック遊具が設置してあり、体を思い切り使って遊べます。
15.マザー牧場(千葉)
房総半島の西にある花と動物のテーマパーク。広い園内には、羊や牛、馬、カピバラなど約1,200頭の動物たちが暮らしています。
こぶたのレースやアヒルの大行進、マザー牧場名物のひつじの大行進など、動物たちを身近に感じることができるプログラムもたくさん開催。そのほか体験工房で自家製アイスを作ったり、農園で収穫体験したり、ジンギスカンレストランでのお食事と一日を通して楽しめます。
また、牧場だけでなく遊園地も併設されているのも嬉しいポイント。展望が素晴らしい観覧車や、大人も迷う巨大迷路が人気です。年齢や身長制限のないアトラクションも多いので、小さなお子さんから家族みんなで遊べます。
16.アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城)
日本トップクラスの規模を誇る水族館で、約580万種6万8,000点の生き物を展示しています。飼育するサメの数は50種類以上と、日本一!そしてマンボウ専用の水槽も日本一の大きさです。
施設内は9つのゾーンにわかれており、オリジナルのお土産が買えるショップやフードコートも。そして7階には展望ホールがあり、鹿嶋の臨海工業地域や日光連山を眺めることができます。
17.江戸ワンダーランド日光江戸村(栃木)
江戸の町並みを再現した歴史体験テーマパークです。敷地内は街道、宿場町、商家街、武家屋敷、忍者の里の5つのエリアにわかれており、本格的すぎる建物の様子にタイムスリップしたような気分になるはず。
大人も子どもも町娘やお姫様、町人、殿様などの衣装に着替えて散策することができるほか、様々な体験施設があり、家族みんなで非日常を楽しめます。