【おりものの変化】妊娠超初期
妊娠超初期とは、最終月経の初日から数えて、受精して着床、妊娠したことをハッキリ確認できる次の月経予定日から一週間後ぐらいまでのことをいいます。
つまり、妊娠していいない時期、まだ卵子が卵巣の中にいて、精子が女性の身体にいないころから、排卵して精子と出会い受精後、無事に子宮に到達し、しっかりとお母さんの子宮に根付いた着床後、さらに一週間ほどしたころまでを妊娠超初期と呼んでいるようです。
一般的に、妊娠が確定できるようになるのが、生理予定日から一週間後ですよね。それまでにも女性の身体には目まぐるしい変化が起こっているわけですが、おりものにももちろん変化があるようです。
個人差が大きいので一概に言えませんが、ここではどんな変化があったかという例をご紹介しましょう。
おりものの分泌量が多い
卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が継続されるため、基本的におりものが通常よりも多めに感じることが多いのだそうです。
生理前になってなんだかおりものの量が普段よりも多いなと気になったら、妊娠していた、なんて人も多いんですって。
おりものの水分保持量が多い
排卵期のように伸びるおりものが出る人もいるし、そこまでではないけれど、サラサラの水っぽいおりものが出るという意見もあります。
普段の生理前もおりものの量が増えるものですが、妊娠超初期のおりものは質の違いを感じる人が多いのだそうです。
おりももの色が茶色になった
妊娠した人のおりものが全て茶色になるというわけではなくて、着床後に出血がみられることがあるのですが、その時の血がおりものに混じり、出てくることがあるのだそうです。
妊娠超初期の「茶色のおりもの」は、着床出血の可能性を疑うサインにはなりますが、痛みや違和感を感じたら病気の可能性もありますし、生理前の兆候かもしれません。
【おりものの変化】妊娠継続中
妊娠超初期を過ぎたら妊娠初期へと移行していくわけですが、おりものに変化はあるのでしょうか。
妊娠初期のおりものには、多少の血液が混ざることがあり、薄いピンクや血の色がまざったおりものがある場合がありますが、大体の場合はそんなに心配することはないのだそうです。
ただ、おりものに混ざる血の量が多かったり、回数が多い場合などは迷わずかかりつけ医師に相談してみましょう。
生理前のおりものとは質や色が違う
生理前のおりものは基本的にドロッとしたものが多いのですが、妊娠超初期のおりものは白っぽくてサラサラしたものが多いのだそう。
それ以降の妊娠継続中のおりものは、ミルクのような白色であったりクリーム色である場合が多いです。黄体ホルモンは妊娠約8カ月ほどまで継続して分泌されるため、おりものの量も通常よりは多い可能性が高いですね。
妊娠超初期にみられるおりもの以外の身体の変化はある?
妊娠前から産後の授乳期まで、ママと赤ちゃんに必要となるのが、水溶性のビタミンB群の一種である葉酸という成分です。特に妊娠初期は、形が作られたばかりの赤ちゃんのために、たくさんの葉酸を摂取することが必要になります。
なお、葉酸が不足することで、先天性の疾患をまねく危険があり、特に、「二分脊椎症」などの神経管閉鎖障害の発症リスクが高くなると言われています。また、授乳期においては、赤ちゃんの発育に遅れをおよぼすことが指摘されています。
過剰摂取による疾患は認められていませんので、妊娠を考えたときから摂取をして、体内の葉酸濃度を高めておきましょう。
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このように、妊娠超初期にみられる身体の変化は、おりもの以外にも色々あります。受精が成立し、子宮に受精卵が到達でき着床できると、妊娠が成立した後に分泌されるホルモンがあります。
着床後に分泌されるホルモンの影響
着床後の妊娠超初期には、大抵の人が無自覚で過ごすことが多いものです。それが、着床後に分泌されるhCG(絨毛性性腺刺激ホルモン)の量が多くなってくると、色々な症状が現れてくるようになります。
このhCG(絨毛性性腺刺激ホルモン)には、吐き気や苛立ち、眠気を感じることがあります。
さらに妊娠を継続されるために黄体ホルモンの分泌も続くため、消化器官の働きが弱くなったり、気分が悪くなったりするのだそう。
妊娠超初期にみられる兆候
妊娠超初期にみられる妊娠の兆候としては、
「気分の落ち込み」
「イライラ」
「眠気」
「便秘」
「胸の張り」
「風邪の引き始めのような症状」
などの症状がみられる場合もあります。
着床後にみられる体調の変化に気付く人もいれば、無自覚で妊娠発覚までなにも気づかない人もいます。