【妊娠中のストレス】1.環境や身体に変化が起こる
まずは、妊娠すると自分の身体が目まぐるしく変化していくことに対応していかなくてはなりません。
妊娠を継続させ無事に赤ちゃんを出産するまで、女性のホルモンバランスはどんどん変わり、体調や気持ちが追いつかないことも多くあるでしょう。
さらに、体型を気にしたり美容に強い関心がある人は、妊娠による体の変化自体がストレスになることもあります。
さらに肌荒れや抜け毛、つわりや腹痛、食欲不振など、マイナートラブル自体がストレスとなって、妊婦を襲うことも少なくないでしょう。
妊娠も中盤に差し掛かるとお腹がどんどん大きくなり、身動き一つがストレスを感じることもあります。
特に大きな問題がない妊娠中でも、少し考えるだけでもどんどんストレスの原因は見つかりそうですよね。
【妊娠中のストレス】2.仕事や家事
最近では共稼ぎの夫婦が大半を占めますし、家事はまだまだ女の仕事という認識が多いですよね。
妊婦だったとしてもすぐに仕事を辞められるものでない場合もありますし、少し腹痛があるぐらいで休めなかったりもします。
仕事内容がきつく疲労を伴うものであったり、精神的な負担を余儀なくされる仕事内容の場合、ストレスとして悪影響がでてもおかしくありませんよね。
腹痛や頭痛はストレスで起こる場合もありますが、妊娠の影響からくるものもあります。どちらの原因で腹痛や頭痛が発症していたとしても、妊娠中は薬を飲むことすら躊躇しなければなりませんよね。
家事をおろそかにするつもりが無くても、普段の自分よりもマメに家事ができないことへイライラしたり、旦那さんの不理解があったりして、余計ストレスが溜まったりしてしまいます。
【妊娠中のストレス】3.生活が不規則になりがち
妊娠すると、思ったよりも生活リズムが狂う場合があります。
普段よりも整った生活リズムを意識するべきだと思いながらも、実際は、妊婦のマイナートラブルである腹痛や頭痛に悩まされてイライラしたり、寝不足になったり。
また、つわりにより食生活に乱れがでたり、胃が荒れて腹痛がしたり。
便秘や下痢を繰り返すことも妊婦のストレスになる原因のひとつだったりします。
ストレスというと、精神的な辛さや労力に対する疲れを想像するものですが、何もしなくても妊婦というだけでストレスを感じる要因はたくさんあるということになりますね。
これらのストレスは、旦那さんの理解を得ることが難しく、想像すらしてくれない現状が多いです。
妊婦は「幸せな気分に包まれているもの」という幻想が旦那さんの脳裏にある限り、妊娠中のストレスを軽減するのは困難であることを覚えておきましょう。
【妊娠中のストレス】4.旦那の態度や言動に対して
妊娠生活の中で意外な伏兵となるのが旦那さんの存在です。
妊婦とは、赤ちゃんを健康に育むという精神的なストレスや、それに伴う物理的なマイナートラブル、例えば腹痛や腰痛、頭痛などに耐えるという現状も抱えているものです。
それに対してろくに感謝もするわけでもなく、労をねぎらうわけでもない普段通りの旦那さんに、イライラすることは多いはず。
逆に、心配性で何かと口を挟んでくる旦那さんも、うっとおしいことこの上ない存在だったりもします。
とにかく、何をされても「イライラする存在なのが旦那」と言っても、過言ではないのではないでしょうか。